【レトロ電柱】京成津田沼「わいがや通り」商店街で見つけたレトロ電柱 ー京成津田沼⑵
レトロ電柱の名前もそろそろ浸透してきた頃かな…と勝手にレトロ電柱を布教している女子大生なのだが、今回は見つけた時にテンションが上がったレトロ電柱。テンションが上がったということは、つまり、かなり保存状態が良いという事!千葉の京成津田沼駅周辺にもレトロ電柱があるようだ。
京成津田沼駅・わいがや通り
千葉県習志野市にある「京成津田沼駅」。京成本線が通る駅は、かつては栄えていたのだろうという雰囲気を残し、今は少し寂しい街になっている。
京成本線だけでなく、新京成線も通り、利用客は多いはずなのだが、駅周辺の風景は昭和でストップしているかのような。それがまた良いのだが…
京成津田沼駅を南に進むと、両側にアーケードがある商店街。かろうじてついているアーケードも、ヨボヨボのように見える。寿命はそんなに長く無さそうだ。
しかも商店街の看板がない。かなりの距離がある商店街だから、名前がついているはずだが…
調べてみると、「ワイがや通り」というらしい。京成津田沼駅南口から国道14号線までの500メートルほどの道。旧津田沼町のメインストリートとして栄えた津田沼商店街の賑わいを取り戻そうとの想いで、つけられた名前だとか。
確かに、商店街の中心にある元銭湯だった「みはし湯」ではイベントも開催されているみたいで、地域で盛り上げようとしているようだ。
商店街のアーケードの具合がとても気になるが、後世に残して欲しい商店街だと感じた。また別の記事で詳しく書く。
ノーマルなレトロ電柱
ワイがや通りを歩いていると、左右の商店に気を取られがちだが、一軒、茂みに囲まれた家が気になった。もじゃハウスを見つけると、周辺で良いものが見つかったりする。
と思っていると、その隣にはノーマルタイプのレトロ電柱が!読みが当たった時の嬉しさは半端ない。
一般的にどこにでもあったようなレトロ電柱だが、かなり保存状態は良い。
なぜなら、上部にはしっかりと傘が確認できるからだ。大抵のレトロ電柱は、上部は傘は見当たらないし、上部はそもそも無くなっている場合が多い。望遠レンズでよく観察すると、滲んだ錆がとても味わい深い。
レトロ電柱がある通りを進むと、菊田公園があった。菊田公園もかなり大きい公園だったが、もしかしたらこのあたりにまだ探したらあるのではないかと淡い期待を抱いてしまう。追加で調査をしたい。
(訪問日:2020年6月)
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