武田菱?家紋入りの小さな石蹴り、じゃんけん柄のおはじき -戦前の骨董品
ボトルディギングのコーナーです!今回も、拾った昭和のお宝を紹介します。
家紋入り?と思われる石蹴りは個人的に初!なので嬉しさ満点です。
武田菱?石蹴り
自分でもよく見つけたな~と思う雑多な場所で拾った、水色の石蹴り。少し欠けてしまっているのが残念だけど、よくよく見たら中央に模様が…
写真では少し分かりづらいかもしれないが…
ひし形を四つひし形に組み合わせた、武田菱という家紋が描かれている気がする。戦国武将・武田氏の家紋として知られており、馴染み深い方も多いのではないでしょうか。
人物などの石蹴りは持っているが、家紋が描かれているものは初。当時の著名人が描かれていることが多いので、武田菱の家紋も、昭和初期頃の子供たちにとっては憧れの絵柄だったのかもしれない。とても興味深い。
半分に割れてしまっている石蹴りは、中央に花柄のようなデザイン。可愛いけど割れているのが残念。
こちらの気泡たっぷりな瓶は、食紅の瓶だと思われる。こちらも口が欠けてしまっているが、同じ形の瓶をネットでよく見かける。
個性的なおはじき
石蹴り以外にも個性的なおはじきを入手。青色のおはじきは、じゃんけんのパーのイラストが描かれているようだ。
おはじきを使ってじゃんけんのゲーム遊びをしていたのかな?
hiroimonoさんの記事「ジャンケンおはじき」に似ているものが載っている。アルファベットのエンボス入りおはじきが、1910年代とのことなので、このジャンケンおはじきも同じ時代のものかな?
パー以外にも、チョキやグーのおはじきもいつか見てみたい。
深い緑色のおはじきは、宝石のような輝き。エメラルドみたい。
白をベースに黄緑やピンク色の色味が入ったマーブル模様のおはじき。欠けて中身が見えるようになっている。
そして、こちらは私の宝箱…1年前から集め始めたレトロなおはじきやビー玉類は、箱に入りきらないほどに…
1つ1つ違った顔を持っていて、見ていて飽きない。
100年近く前のものとは思えない美しい輝きに満ちた宝箱です。
(訪問日:2021年9月)
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