【レトロ電柱の種類】レトロ電柱の華やかタイプ・ノーマルタイプ

「レトロ電柱」の種類について。
街中で見かけるレトロ電柱を見ては、美しい~などどテンションが上がる私だが、色々な電柱を見てきてレトロ電柱の種類がだんだんとわかってきた。
この記事では、レトロ電柱ってなんぞや?って思っている人にレトロ電柱の種類について紹介したい。
レトロ電柱って?
「レトロ電柱」って私が勝手に名付けた名前ではなく、、ウェブで検索していて発見したもの。私が最初にレトロ電柱に興味を持ち始めたきっかけは、松戸の平潟遊郭にあるレトロ電柱だった。
松戸「平潟遊郭」のレトロ電柱10本と遊廓史。平潟遊郭散歩②~総集編~【レトロ電柱沼】
そもそも電柱なのか?正式な名称があるのではないか?と思って検索したけれど、レトロ電柱と呼んでいる人が多かったため、レトロ電柱と認識することにした。インスタでもハッシュタグがあるくらい認知はされているみたい。電柱ではなく、コンクリート街灯などと呼んでいる方もいる。
今まで、現在の電柱とはちょっと違う電柱をすべてひとくくりにレトロ電柱と適当に呼んでいたけど、それぞれ特徴を発見したため、わかりやすいように区別することにする。(勝手に命名します💦)

レトロ電柱には、花街でよく見かける「花街タイプ」と、至る所で見かける「ノーマルタイプ」がある。両者の特徴について見ていこう。(フリーハンドで描いたイラストのため、あまり上手ではないですがご了承ください)
追記:花街でよく見かけるものの、花街だけに存在した電柱ではないことがわかってきた。どうやら、商店街など街の中心部には街灯として広く一般的に使われていたらしく、昔の写真を見ると至るところに設置されているのがわかる。飾り、デザイン性があり、種類も様々。そういった類を私は勝手に華やかタイプと呼ぶようにしよう。
華やかタイプ
私がレトロ電柱に興味を持つきっかけになったのもこのタイプ。
花街関係の場所でよく見かける、洒落たデザインが特徴的だ。花街以外にも多く存在していたはず。

下部は曲線だったり、丸く膨らんでいたり。
松戸の平潟遊郭で現存するレトロ電柱を過去の写真から見比べると、キューブ型の部分に横に伸びる装飾がついていたことがわかる。船橋のレトロ電柱と形が少し似ている。
以前書いた船橋のレトロ電柱も、華やかタイプだと思われる。装飾が他の場所ではあまり見かけない珍しいものだ。

地域によって異なるデザインで、探すのが楽しい。上部のデザインも、かなり凝っているものが多い。どのような意味合いがあるのかは定かではないが、デザインに込められた想いを解明したい。また、花街に関係があるレトロ電柱なのか、それとも全国に普及していたものなのかも含めて詳しい調査を進める。
ノーマルタイプ
こちらは至る所で見かけるノーマルなタイプの電柱。柱に特にデザイン性はない。

上部に丸い傘が残っているものは珍しく、取り外されているか、少し残っているものもある。
住宅街や神社、古い建築の傍にそっと保存されている。
地域に関係なく色々なところで利用されていたものと思われる。プレートなどもついていないものが多い。量産されていたのだろうか。
私が最初にレトロ電柱について調べようと思った時、あまりにも情報が無くて困った経験がある。レトロ電柱という、当たり前にありすぎて気づきにくい存在にスポットライトを当てて、記録していきたいと思う。
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