ボトルディギング!クリーム瓶、みやこ染め、吸い飲み…お宝ザクザク
今回は、ボトルディギングのコーナーです~
今回はまさか拾えないでしょ!と思っていた都会で拾ったガラス瓶たち。どれも美しいです…
ある日のボトルディギング
ある日のボトルディギング。ボトルディギングは、その名のとおり瓶を拾う趣味。以前詳しく書いているのでまだ読んでいない方は先に読んでくださいね~!↓
ボトルディギング第1回目!レトロ瓶の世界へようこそ
そして今回も大漁に拾いました~ほとんど表面採取なので掘ってはいないです。
この日は、瓶を拾う気持ちなどあまりなく、落ちていないでしょと思っていた街。しかし意外と探してみると落ちているんですね~びっくり。S&Bのコショウ瓶は敢えて紹介しなくても分かる方が多いと思うので割愛する。
割れないように細心の注意を払いつつ帰宅。まだ完全に汚れが落ちていませんがひとまず洗ったものを紹介します。
割れた瓶の底は、渦巻き模様になっていて美しいなと思ったので一応持ち帰り。お酒の瓶だったのかな~
今回は、おはじきやビー玉といった小さなガラスが0!普段であればたくさん落ちているのに、逆に瓶が多いというのは珍しい。解体されるときに生き残った強運の瓶たち。持っているだけで運気が上がりそう笑
小さなクリーム瓶(ハート)
縦3㎝の白いクリーム瓶。
洗う前に、緑に変色したクリームが多分当時のまま残っていた。瓶も小さいので容量は少なめ。
だが、デザインが可愛い。中央に♡が描かれており、縁はレースのようなデザイン。きっと昭和初期の乙女心をくすぐった商品だったのでは。今の私たちが見ても可愛いと思う瓶って素敵…!
コロンビヤクリーム瓶
直径6㎝。平らな水色の瓶は、靴クリームの容器。
裏面に「コロンビヤ」と書いてある。
コロンブスの靴クリームは現在も発売している商品。コロンブスと書いてあるのは見かけるが、こちらは「コロンビヤ」。似ているようで違うような…
もしかしたら名前を似せている競合他社の商品だったのかな?
市川駅前の商店街に、高級靴クリーム「コロンブス」の広告看板が残っていた。
市川「ゆうゆうロード商店街」と再開発で消えた「南口アーケード街」 -市川⑸
コロンビヤからコロンブス?名前が途中で変わったのかな~
またわかったら追記します。
みやこ染めの瓶
縦4㎝。何の変哲もない瓶かと思っていたら、よく見ると「みやこ染め」とエンボスが入っている!
反対側には目盛り付き。
染料である、みやこ染め。桂屋で現在も販売している老舗商品。昔は瓶にラベルが貼ってあったのだと思われる。以前、みやこ染めの瓶を拾ったことがあるが、それよりは新しいタイプ。
以前のはコルク栓、今回は蓋が付いていたのでは。
染物が一般家庭で行われない現在、みやこ染めに対する親近感も昔と今では全然違うのだろうな~
茶色の瓶、薬品系?
茶色系の瓶たち。4本ある。
左手前の小さな、色もガラスも薄い瓶は一体どのように使われていたのだろう?軽すぎて壊れてしまいそうな脆さ。
実験とかで使う使い切りの瓶では?という指摘をもらったが、その場所にいくつか残っていたので日常的に使うものだったのかな~謎。
右奥の瓶はよく見ると、いびつな形。
そして気泡が入っていて古い瓶だとわかる。茶色系で古い瓶は薬品系かな?
色々なガラス瓶を見て来たので、どの瓶が古いかを見分けられるようになってきた。半年間の成長を感じる。
気泡たっぷり水色の瓶
8.5㎝、エンボス無の水色の瓶。
エンボスが入っていないのでどういう用途だったのかは不明。だが、ガラスの表面が波打っているように見える。これも古いガラスの特徴。
光に透かすととても綺麗。裏面にはPのマーク入り。
佃煮の瓶?
縦9㎝の瓶。口が広いので佃煮などを入れる瓶だと思われる。
大きな気泡が入っているので古いと思う。以前拾ったのも同じような形だったが、今回のは色が良い!
謎の瓶
こちらは謎の瓶。表面のガラスが厚いのでしっかりとしているように見えるが、表面が歪んでいるように見える。
口が長いのでジュース系の瓶かと思ったけど文字などが書いておらず分からない。
吸い飲み瓶
解体するときに什器から逃れたのが奇跡的なこちら。私は本物を見るの初めて!
ガラス製の吸い飲み。寝ながら水などを飲むことができる。先端の部分に口をつけるのでプラスチックのカバーが残っている。
調べるともしかして戦前につくられたもの?現在はプラスチック製となっているのでオールガラスは珍しいな~
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