【ボトルディギング】車型?戦前の菓子容器「ペロペロ」を発見!
ボトルディギングのコーナーです!
今回のお宝は、超レアです!!ボトルディギング界隈の方ならきっと、ペロペロを拾うことがどれほど珍しいか共感されるのではないかと思います。
初めて手にしたお宝、しかも形も珍しいです。
レアなお宝!車型のペロペロ?
今回はたくさんの収穫がありました!持ち帰るのも大変なほど。でも小ぶりのものが多いですね。
そして今回一番のお宝がこちら!まさか、普通に土の上に落ちているとは。
あまりにも風景と馴染みすぎていて見逃すところだった…!
拾った時の私のテンションは言葉では言い表せないだろう。
えっ、まさか、えっこれは?!
ガラス製のペロペロではないか?!と自分の目を疑った。まあ、一部割れているのですが、完品だったらどれほどの値段がついたのでしょうね。
ペロペロ、というのは大正~昭和初期にかけて流行った舐める菓子容器。中に駄菓子が入っていて、その駄菓子を舐めて食べていたことから、ペロペロと呼ばれていたそうだ。駄菓子は、固形状の水あめが入っていたらしい。
舐め終わった後は、ままごととしても遊べるように、ミニチュアのガラス製のカップやお皿など様々なデザインがあったという。しかし、食べ終わった後は捨てられることが前提なので現存するものは少なく、市場に出回らない品。
マニアの方のコレクションを紹介しているサライjpの記事「『ペロペロ』『あめや瓶』『ニッキ水瓶』|ブーム到来で数万円!?不揃いが愛しい「レトロガラス」の魅力【その2】」にペロペロの写真が掲載されているのでぜひ見てほしい。
マニアの方のペロペロコレクションの写真に、私が今回拾ったものと似ているものが映っている。私のものは一部破損してしまっているが、同じ形だとしたらトラック?
オークションの値段を調べていたら、過去の事例で58件入札があり、結果51,001円で落札…恐るべしペロペロ。
戦前の石蹴り、ビー玉、駒など
その他、今回の収集品。
破片…侮るべからず。
旧字体の「醫院」の文字が入ったガラス破片です。什器で粉々になったのだと思われるが、病院名が入った薬瓶って完品で拾ったことが無い。
下の二つは、何かの瓶の蓋の取っ手かな?
左が「KN」、右が「麗人」とある。
麗人(れいじん)、美しい女性・美人のことを指すそうだ。化粧水の瓶か何かの商品名かな~
こちらは、マーブル模様のガラス製の独楽。取っ手の部分が斜めになっているのが手作り感満載で良いな。
オールガラスのラムネ瓶。ずっしりと重い。底面に「M」のマーク入り。
これは口がへにゃっと曲がっている瓶。
ビー玉やおはじきもこんなに大量に!もちろん新しいのもたくさん混じっているのですが…
渦を巻いたビー玉。こういうのをへそビー玉、と呼んでいるのを見たことがある。
こちらも戦前の古いおはじき。1と2のエンボス入り?
こちらは、打って変わって、ワッフルのような網目状のおはじき。
中心が窪んでいるおはじきも。現在のおはじきには見られない特徴ですね!
ボトルディギングを始めてから1年弱。ペロペロという最大の収穫を体験できて大満足でした。
(訪問日:2021年11月)
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おめでとうございます❗️
その時の興奮した様子を拝見したかったです。笑
完品の姿もかなり気になった次第です。
網の目状のおはじき、懐かしいです。子供の頃、特に遊んだ記憶はないのですが、なぜかコレクションのビー玉入れに混じって入っていましたね~。