成田線「小見川駅」。開業当時の駅舎が残る駅前通り商店街 -小見川⑷

香取市小見川へ!あまり知名度は高くないかもしれませんが、かつては城下町、利根川水運の恩恵を受け、発展した街で花街の歴史もあります。
まだ観光地化されていないけれど、素敵な建物や歴史が多く存在する小見川の魅力をたっぷりとお伝えしたいと思い、たくさんの記事にまとめました!
成田線「小見川駅」へ
千葉県香取市小見川1259−2。成田線「小見川駅」へ到着。
あまり近づいて見なかったが、駅舎もレトロで良い感じ!昭和6年(1931)に開業した当時のままらしい。

しかし、最近行われたという駅前整備によって障害物が増え、駅舎の写真が撮りづらい…
2012年のストリートビューを見ると、駅前の風景が全く別の場所かと思うくらい違う。
駅正面にあった千葉交タクシーは無くなり、
なんと、アーチも存在したようだ。「水郷おみがわ 歓迎」と書いてある。
現在の様子
整備に伴って設置されたと思われるのは、佐藤尚中先生の記念像。ロータリーにあった。小見川出身の優れた外科医であり、現在邸宅跡が内浜公園として整備されているという。

邸宅跡については後の記事で紹介予定。
小見川駅前通り商店会
駅前の交差点を右折すると、駅前通り。(2012年)
右手の建物はダンス洋品、婦人服のお店だったようだ。閉店している。

その向かいには「田村時計店」が存在した。
隣にも昭和感漂う建物…駅前通りは衰退している様子。

2012年のストリートビューでは営業中だった。文具店?駄菓子屋?こういうお店を見ると行ったことが無いのに懐かしく感じる…
写真を撮っていなかったが、隣の仁木書店駅前店は営業中だった。

屋根部分が心配な建物、現在も氷店として営業中のようだ。

氷店って今時珍しい…!「配達中」の看板が出ている。
後で通った時は、ブロックの氷をおじさんが氷をカットしていた。貴重な光景を見たな~

たけだ靴店の隣にはタバコ専門店。1997年創業。2019年頃は営業していた。

西側の駅前通り商店会
引き返し、駅前の交差点から左折した商店街の街並みへ。金子屋はお食事処だったようだ。

隣の片岡菓子舗は営業中。

東側よりも西側の方がまだお店が営業中。

左手にはうなぎ川僚。定食も充実しているらしい。

向いにある「関玩具店」。節句人形や子供乗物、オモチャなど昔ながらの雰囲気が素敵!

夏だったので花火が販売されている様子。

向井には「ザ丸忠」。閉店しているが、どんなお店だったのだろう。

左手には節句人形専門店「人形のまるきょう」。節句人形のお店が多いのは地域性なのかな?

その隣にあった魚平鮮魚店と食堂は最近改装されたようだ。海鮮丼が美味しいらしく口コミの評価も高い。今度はここでランチを頂きたいな~
「高岡すずめ店」は水郷名物の「すずめ焼き(川魚の佃煮、焼き物)が購入できるお店。お土産に買えばよかったな…

建物も昔と変わらず素晴らしい雰囲気。
商店街のお店はこの辺りで途切れ、新田橋へ。

小見川の探索はつづきます。
(訪問日:2021年7月)
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