駄菓子屋「岩崎玩具店」。雑多な店内に童心に帰ってしまうお店 -小見川⑵
小見川の「高木パン店」に立ち寄った際、近くに駄菓子屋があることを偶然知った。
店内に入ってみると、そこは私が求めていた、昔ながらの駄菓子屋さんが広がっていたのだった。
小見川の駄菓子屋さん
千葉県香取市小見川86。前回紹介した、黒部川沿いの「高木パン店」の同じ並びにあるのが、今回の「岩崎玩具店」。
今はひっそりとしているが、昔は商店街として賑わったであろう面影が残っている。
高木パン店で買い物をして帰ろうとしたら、同じく神社前に駐車していた家族連れが、駄菓子を手にして帰ってきたので、近くに駄菓子屋があることを知ったのだった。
黄色のテント屋根。注意深く見ていないと、ここが玩具店だということを気づかないだろう。
半分シャッターが閉まっており、不安な気持ちで店内へ…
昭和感溢れる「岩崎玩具店」の店内
入ってびっくり!
懐かしい匂いに包まれた。駄菓子だけでなく、子供向けの玩具などが雑多に並んでいる。
素晴らしい…昭和で時が止まったかのような店内。小見川は素敵なお店がたくさん残っているんだな。
入り口の天井まで模型の箱が積まれている。整理整頓されて綺麗な店内よりも雑多な方が、見つける楽しさがあるのでワクワクする。
そして、このシールやカードが懐かしい!1枚30円でよく買ったな~
眺めてさらに驚く。私が小さい頃、10年以上前の品物が多数。AKB48が全盛期だったころ、私も駄菓子屋へ行って集めていました!
モーニング娘は、20年近く前のものなのでは?カバーはボロボロだけど、カードは今も販売しているので気になる方はぜひ!
童心に帰ってしまう駄菓子屋さん
昭和23年(1948)に創業したという「岩崎玩具店」。
店名の通り、昔は玩具店。何でも扱っていたそうだが、今は時代の流れに合わせて駄菓子をメインに扱っているという。
小見川に住む子供たちが放課後になると訪れる駄菓子屋さんのようで、小見川の人が少し羨ましい。
私が子供の時に通っていた駄菓子屋さんは2軒とも閉店してしまった。だから、今も営業している駄菓子屋さんを大事に記録していきたいと思っている。
今はコンビニやスーパー、どこでも手軽に駄菓子も買うことが出来る時代。だけど、駄菓子屋の存在価値は大人が思っている以上に、子供にとっては価値が大きいと思う。
店主に周辺の商店街の話を伺ったが、どのお店も閉店してしまって寂しくなったと話していた。
このお店もいつまで続くか…駄菓子マニアの方はここを取材していないようで、情報が少ない。今回記録できて良かった。
家族のお土産用に駄菓子を購入。
夕陽が店内をオレンジ色に染めていて、なんだか切なくなった。
人工的なレトロではなく、本物の昭和がまだ残っている。今残っているものを大切にしていきたい。
小見川、近々リベンジするぞ!お楽しみに~
(訪問日:2021年5月)
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岩崎玩具店、良いですね。
「動揺してブレている?」明里さんのリアルな思いが表れていて、微笑ましいです。
数枚目の片隅にある「点数券付月給あそび」が気になり検索して見ました!
突っ込み処満載な一品です、ぜひ見て下さいませ。
私も欲しいです((´∀`))
コメント嬉しいです~!!点数券付月給あそび、見逃してました笑
時間が無くてお菓子しか買わなかったのですが、今度はおもちゃ類も購入してみたいですね~ぜひ行ってみて下さい!