東武野田線梅郷駅を探索。かつての宿場町、”うめさとストアー”が気になる

東武野田線「梅郷駅」へ!特に商店街は地図上で見当たらず、古い建物はあまり期待してなかったけど、街道沿いの宿場町だったことを歩いていて知った。
東武野田線「梅郷駅」周辺
千葉県野田市山崎。東武鉄道野田線「梅郷駅」へ。

明治44年開業。橋上駅舎で周辺も近代的な街並み。
ホームページに駅名の由来が書いてある。
明治22年、市制町村制が施行された時に、旧山崎村、桜台村、今上村、花井新田、択根新田の5ヵ村が合併して新村を設置しました。
村名を「梅の五弁」になぞらえて、「その花の香ばしく後に堅実に実を結ぶ」に因んだ佳名です。
5つの村が合併してできた地名であることが分かった。
西口を降りてすぐにマツモトキヨシ、スーパーの「おっ母さん食品館梅郷駅前店」。

あとはコンビニがあるくらいで、個人商店などはあまり見当たらない。

「うめさとセンター」??
雪印メグミルクを扱っている遠藤商店。現在は閉まっているようだ。

牛が描かれた立体的な看板が可愛い。

その向かい側は広大な自転車置き場…明らかに最近区画整理された雰囲気。

2012年のストリートビューを見ると、やはり…
集合店舗…
2番目の建物に、「郷セ」と書いてあるのが気になった。なんだろう?
梅郷セ?昔は市場的な場所だったのかな?
よく見たら建物の横に、「うめさとセンター」と書いてあった!
2015年以降に解体されている。
詳しく知っている方がいたら教えてください!
向かい側には菓子工房「エルドール」。営業中。

分岐にあるのは精肉店「肉のコバヤシ」。

次から次へとお客さんが入っていた。地元では有名なお店なのかもしれない。
そしてグーグルマップでこの分岐を眺めていると、西側が「旧野田道」、北西側が「流山街道」、北が「日光東往還」と書いてある。街道が分岐する重要な地点だったのかもしれない。
流山街道沿い
流山街道を南へ歩き、駅へ戻る事にした。交差点の近くに蕎麦屋「やぶ栄」、自転車屋、電気屋があった。

新しい道だなと思っていたら、交差点西の道は最近新たに親切された道であることがわかった。2012年頃は丁字路…
交差点の近くにある「崗商店」も古そうだけど閉まっている。

古そうと思った理由は、隣に蔵があるから。

酒屋なので酒蔵として利用しているのかな?店舗の建物と繋がっているように見える。

オシャレな持ち送りがちらっと見える。

窓の方にも違うデザインがあった。

梅郷駅周辺に蔵が残っているとは思っていなかったので、思わぬ遭遇に嬉しさと驚き。自分で歩くって大事だなと改めて思う。

そして交差点に建っているのが「日光東往還 山崎宿」の石碑。

福寿院の辺りが昔の高札場の跡地らしいが、全く面影はなし。宿場町だったということも気づけないくらい綺麗な街並み…

説明看板が設置されているのは救いかな…

山崎宿は、日光東往還最初の宿場町で、野田市内には他に中里宿、関宿宿があった。そして昔の絵図には街道の中央に常夜燈があり、昭和初期に復元した常夜燈は老朽化のため、南部梅郷公民館に移設保存したという。
今度見に行きたいな!

駅前に残る古い民家。軒先に陶製の表札が残っていた。

宿場町だったと言われても今は全く面影がないが、自分の足で歩いて良かったと思う。うめさとセンターにも出会えたし…!昔の情報を知っている方がいたらぜひコメントください~
(訪問日:2021年7月)
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梅郷駅周辺に在住のものです。
うめさとセンターは確か雀荘だった覚えがあります。
この辺りも再開発ですっかり変わってしまいました。
30年以上の昔、駅前に魚屋とパン屋、病院があった覚えがあります。