「クアパレス」習志野の老舗銭湯「富士見湯」はベルサイユ宮殿?にリニューアル?! -習志野駅⑶
「クアパレス」という銭湯を知っているだろうか?最近は珍しい場所が好きな方が記事に書いていたりして、有名なスポットとなっているようだが、かつてはいたって普通の銭湯だった。
驚異の変身を遂げた習志野駅近くの銭湯「クアパレス」をご紹介。
新京成電鉄「習志野駅」から銭湯へ
千葉県船橋市薬円台4丁目。銭湯の最寄り駅である新京成電鉄「習志野駅」のホームには、何やら怪しげな?看板がある。
「お風呂とサウナのレジャーランド…ベルサイゆ」とても興味が湧く!
習志野駅東口から商店街を抜けて、南の方へ進む。すると、県営二宮団地が見えてくる。
団地の向かい側には昔ながらの店舗が並ぶ。パン屋とエステティックサロン。
スナックや居酒屋などもあり、静かな団地の風景がどこか懐かしい。
県営二宮団地の建物も老朽化が進んでいるようだ。
習志野駅からほど近い場所だが、夕焼けと団地の風景に癒される。
県営二宮団地3号棟の角を曲がると、防衛相宿舎などもある。
さらに見えてきたのが古そうな外観の建物。
角にある大きな窓は一体?元は違うお店だろう。
この辺りも団地の前に商店街とかが広がっていたのかな。
クアパレス 習志野
既に駐車場が埋まっているこちらが「クアパレス」!銭湯に見えないくらい派手な外観…
まるでヨーロッパのお城のような…この建物を初めて見た人はまさか銭湯だとは思わないだろうな。
女性やライオンの石膏像がたっている。細かいところまでこだわりが強い。
建物の横側。ステンドグラス風の窓が綺麗。銭湯の石鹸などの匂いが漂ってくるので確かに銭湯だ。
かつては銭湯の煙突も建物の裏に建っていたが、最近取り壊されたようだ。そのせいか、ますます銭湯らしさが…
倉庫と思われる2階建ての建物もヨーロッパ調。
水色の外観が華やかだ。銭湯の方はピンク色だったので対照的。
期待通り、銭湯の建物内にも想像以上の世界が広がっている。外観で圧倒されるのはまだ早い。詳しく書いている記事があったので紹介しておく。
【ベルサイ湯】宮殿スタイルの銭湯「クアパレス」がゴージャス過ぎてビビった! タトゥーOKで入浴料金430円! 千葉県船橋市
私が特にお気に入りの場所が、お風呂上りの化粧室。大きな鏡がたくさん並んでいて、そこで髪を乾かすなんて姫様気分。女性は一度は憧れるのではないな~
私はこうした銭湯の世界観もとても好き!
夜のクアパレス(富士見湯)
夜のクアパレス。なんとライトアップされてさらに輝く。15時から開店なのだが、すぐに満車になるほど平日でも多くの方で賑わっている。地元の方が通っているのだろうか。
銭湯離れが進んでいるとされている現代において、ここまで人気のある街の銭湯っていうのも珍しいのではないか…新型コロナウイルスの影響もあまり受けていなそうなくらい人気だ。
昼は目立たなかったが、オレンジ色の照明がおしゃれ。
玄関だけ切り取ったら、風俗店?と思ってしまうような派手さがあるが…正真正銘の銭湯。「富士見湯」として創業、1990年に思い切ってイメチェンをしたとか。
趣味をここまで爆発させながら圧倒的人気を誇る銭湯って事例他にあるだろうか。
シャンデリアも凄く美しい…
リニューアルされてから30年が経つが、全く色褪せることなく綺麗な状態で保存されている。
今回は内部の取材許可を得ていないのでここまでだが、いつか内部も紹介したい。
ギリシャ旅行気分が手軽に味わえるクアパレス…船橋市が誇る銭湯だ。
銭湯というより、エステスパと表示されているのも粋がある。
銭湯からちょっと離れた場所にも、クアパレスの看板があるが全然銭湯に見えない…
地元の方で連日にぎわっているので、タイミングを見計らっていきたいものだ。
かつては「富士見湯」。今は「クアパレス」。
名前は変わり、外観は西洋風になったが、地元の方からは大人気な銭湯だ。
外観も派手だが、内部はさらにテンションが上がる装飾品ばかり。気になる方はぜひ一度訪れて欲しい。
クアパレスのゴージャス過ぎる内装
地域新聞の取材で詳しくお話を伺ったので、まだ読んでいない方はこちらをぜひ↓
【船橋市】まるでベルサイユ宮殿!豪華な銭湯「クアパレス」の知られざる歴史と本当の人気の秘密とは
その時に載せられなかった写真も含めて今回はより多くの方に魅力を伝えたいと思いブログの方にも写真を載せます。良かったらご覧ください~
外観、玄関からも銭湯とは思えないゴージャスな雰囲気。初めてだと圧倒されてしまうかもしれませんが、フロントでお金を払っていざ浴室へ!
フロントの傍には巨大テレビとソファー。ジュースも購入できるのでここで一休みできます。
男性側の脱衣所から。男性のお客さんの方が多いため、男性側の浴室の方が広いそうです。
なんと中央には大きな金色のライオン…!びっくり。
男性の方にもドライヤーは完備!3分で30円。
浴室へ!
男性側の浴槽は噂通り広い~銭湯というよりもスーパー銭湯に近い!
取材をしていた日、開店時間の30分以上前から店頭で待っている男性がいたので話を伺うと、東京から往復時間と交通費をかけて通っている男性だった。
東京にはいくつも銭湯が残っているが、クアパレスのような設備も充実、料金が安い銭湯は他にはないとクアパレスの魅力を語っていた。
最近ではメディアでも多数取り上げられており、駐車場はいつ見ても満車。これって凄いことですよね…
私はあまりサウナは利用しないけれど、サウナ好きの方にも絶賛されている2つのサウナ施設。
次は女性側の方へ。
脱衣所へつづく廊下も絵画でびっしり。
女性の脱衣所はこちら!男性とは少し違う間取りですね~
女性の方は化粧直しもゆっくりできるように広々としたスペース。ドライヤーは3分30円。ダイソンのドライヤーで髪を乾かすのも快適。
湯上り、ソファーで一休み。
塩谷さんが描いた『銭湯図解』にもクアパレスが登場しているのでぜひ!
海外から輸入している雑貨は年々増えていて、私が以前利用したときよりもパワーアップした内装になっている気がする。
女性の浴室。
ボディソープ、シャンプー、リンスもあるので安心。
右奥にも打たせ湯など浴室はつづく。
左のトレンド美容バスは日替わり。
サウナ料金は別途200円。フロントにて支払う。
気になった方は是非一度訪れてみて下さい~
船橋、千葉が誇る銭湯です!
(訪問日:2020年12月)
-
前の記事
「習志野小売市場」習志野駅前商店街の昭和レトロ空間が気になる… -習志野駅⑵ 2021.04.07
-
次の記事
習志野駅 「よし川本舗」金賞受賞の名物”習志野太鼓”が地域で人気の和菓子屋 -習志野駅⑸ 2021.04.08
こんにちは。最近ブログ楽しませてもらってます。
50年ちょっと前から習志野駅近くで生まれ育ち、しばらく離れてましたが、7年前に戻って来たものです。撮られた写真にも家がちょっと映ってます。。笑
クアパレス途中の古い建物は昔は駄菓子屋っぽい商店と肉屋でした。大きい窓のある一間分は肉屋さんでした。
窓の横が入り口でしたね。子どもの頃良く昼ご飯にコロッケや肉買いに行かされると、ヤクルトお土産でくれました。多分昭和50年代前半で閉店されたかと。駄菓子屋は多分昭和60年過ぎに閉店されたのかな?あんまり記憶残ってません。並びに美容院、蕎麦屋とありました。
商店街の豆腐屋さんは多分昭和50年前半くらいに開店だつたかと。ウチは成田街道沿いの田中豆腐店で買ってます。幼児の頃食べてました。
習志野小売市場は昭和50年代半ばくらいに出来た気が。。最初大宣伝してましたが、子供心にも入りにくい雰囲気でしたね。
何か参考になれば嬉しいです。
こんにちは、読んでくださりありがとうございます!詳しいコメントもとても助かります!
商店と肉屋さんだったのですね~古い建物だなと思っていたので納得です。田中豆腐店もかなり歴史深く、この前取材して驚きました!薬円台の記事の方で書きますね!
小売市場…一番謎に包まれている場所なので知れて嬉しいです。前から暗い雰囲気だったのですね笑
また何かありましたら、お気軽にコメントください!
わざわざ返信ありがとうございます。
田中豆腐は豆腐買うと、油揚げつけてくれるし、美味しいですよ。また、何か役に立つ情報ありましたら、コメントしますね。
クアパレスって年々華美になってるんですよね…
10年程前はまだ美しいって形容できる程度だったんです笑