「中山骨董市2021」千葉県最大の骨董市に参加!購入した骨董品を紹介
千葉県最大とも言われる、中山法華経寺の骨董市へ初参戦!
2021年に入ってから徐々に骨董品にも手を出し始め、待ち望んでいた中山法華経寺の骨董市の初日に訪問することができた。今回は、その時の戦利品のレポートです。
2021年秋 中山法華経寺の骨董市へ
千葉県市川市中山2丁目10−1。日蓮宗大本山の中山法華経寺へ。この日は骨董市が目的で訪れた。
中山法華経寺で開催される「中山骨董市」は、年に2回開催される。4日間にわたって、100店近くが軒を並べる、千葉県最大の骨董市。全部の店舗をじっくりと見ていたら何時間もかかるほど!
春の骨董市:4月15日~4月18日
秋の骨董市:11月15日~11月18日
開催時間は9時~16時
骨董市は、初日&早い時間が勝負!一点ものが多いので、欲しいものがある方はお早めに。また、日によって出店するお店も違ったり。
屋台も少し出ていて、久しぶりのお祭り気分にワクワク。
毎年同じ日付で開催されるので、社会人になった今は休日と重なることを祈る。今年秋の2022は、残念ながら被っていない…
100店舗近くもあると、自分の好みのお店が見つかるはず。
古いレジスターが販売されているお店。おじさんが気さくで、お金が入っているかも!?なんて冗談を話していた。直接コミュニケーションをとれるのも骨董市の醍醐味。
いくらでも撮影して良いよ~と撮影許可を頂いたので撮影。
広い境内、本堂を囲むように多種多様なお店が並ぶ。
特に印象的なのが、着物の販売。1000円という破格な価格で、古き良き素敵な着物を購入することができる…まだ手を出していないが、いつか着物も着て出かけたいな。
1周するだけで2時間くらいかかったかもしれない。結局、朝から行ってお昼過ぎまで買い物をしていた。
2021年秋はコロナの影響で2年ぶりの開催だったこともあり、賑わっていた。
骨董市での戦利品!
母と大学生の娘による骨董市での戦利品!かなり厳選しました…
細かくは説明いたしませんが、簡単にご紹介します!お楽しみください~
吉原遊廓、遊女のプロマイド写真
これは貴重なものだよ~と勧められて購入した遊女のプロマイド写真。
裏面には住所等の個人情報が載っているので載せることができないが、吉原遊廓の遊女の方であることが分かる文が載っている。
「SHINーYOSHIWARA AGEYAMACHI」
しかも、しっかりと遊女の方と思われる名前と住所まで記載、19歳とある。
裏面の下部には「新吉原 揚屋町 写真師 鈴木千里」とある。
吉原専属の写真師がいたのだろうか。
調べると、鈴木千里(すずきせんり)は幕末から明治時代にかけて活躍した女性写真師として有名な方のようだ。ネット上に情報がある。→ 幕末明治の写真師 総覧
明治初年に、新吉原揚屋町で開業。今回入手したプロマイド写真は、明治初期頃に撮影されたものだろうか。上記のサイトで、千葉県に関連する写真師の方を検索することができる。戦前の絵葉書に写真師の名前が載っていることは稀だが、写真師の歴史を深ぼるのも面白いと思った。
明治オレンジジュースの前掛け
そしてこちらも貴重な一品!明治オレンジジュース、明治製菓株式会社の前掛けである。
明治オレンジジュースの前掛け、検索してもネット上には載っていない。
そもそも、明治オレンジジュース自体がいつ頃のものなのか。
現在の株式会社明治のTwitterで、1954年に「明治天然オレンジジュース」が発売されたとある。そう考えると、70年近く前に普及していた前掛け?販売されている方も昔ながらの商店に残っていたものを頂いたそうだ。前掛けオタクの母が一目惚れし、購入に至った。
盃類(忠臣蔵と大人向けの?)
軍盃を集めているので、今回は近衛歩兵第一連隊の軍盃を。
忠臣蔵、赤穂浪士が描かれた盃を購入した。赤穂浪士の墓がある、泉岳寺の参拝記念とあるので、お土産で販売されていたものだと思う。おそらく戦前のもの。
赤穂浪士の中心的指導者・大石内蔵助こと大石良雄。度々、石蹴りでも目撃するので手元に置いておきたかったのもある。
そしてこちらは…四十八手が描かれた大人向けの盃。一目見た時に、強い存在感を放っていた。
買うのも恥ずかしかったけど、お店の方もお気に入りだったみたいで、珍しくて良いものだよ~と盛り上がった。
イラスト部分を拡大して載せるとブログ的にアウトになってしまうので、下の写真で遠目から。中国など海外に輸出していたものではないかという。
レトロな紙類
レトロな紙類もゲット!こちらは、雑誌の切り抜きで安かったもの。昭和初期の広告が好きな方には刺さりそう。私も戦前の瓶を集めているので参考資料に。
こちらは、商品に貼っていた紙。主に千葉県の商品だが、現在は廃業しているものがほとんどだと思う。
左にあるのは、特製櫻干。千葉県旭市椎名内、土屋由寛商店とある。
こういう資料もいずれまとめたい。そのために今はコツコツと収集中。
(訪問日:2021年11月)
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久しぶりの戦利品紹介、楽しませて貰いました。
商品に巻かれている紙、こんな品物も大昔から残している方いるのですね❗️
私も昭和の紙製パッケージなど残している方ですが、膨大になるので、かなり厳選してしまっています…。
骨董市やフリマ、私も目がないので今はコロナの関係で難しいですが、近場で開催があれば参加したいですね~。