下総中山駅から中山法華経寺への道と文化財「中山法華経寺聖教殿」へ

下総中山駅から中山法華経寺への道と文化財「中山法華経寺聖教殿」へ

下総中山駅から北へ、中山法華経寺を目指して歩く道。何度この道を歩いただろうか。

今回は中山法華経寺で開催された骨董市が目的で歩いたが、今回も記録に残したい建物があったので記事にまとめる。

下総中山駅北側の商店街を歩く

千葉県船橋市本中山二丁目、JR下総中山駅へ。ここから北へ進むと、中山法華経寺の参道に繋がる。

過去の『散歩の達人』を見ると、駅前に広がる商店街「中山商店街」にも10年以上前は近代建築があったらしいが…

今はほとんど残っていない。見てみたかったなあ。

松屋の隣にある「まつまる」はGoogleマップに載っていないが、自家製のおにぎりやお菓子類を販売中。

まつまる

駅の近くがチェーン店が増える中、こういう個人経営のお店が残っているのは嬉しい。

営業中♪

2010年のストリートビューを見ると、商店街左手に木造建築が!一般の民家?

その向かいには、「FMサイクル」と「澤田家」。右手の建物は明らかに看板建築だな…今は取り壊されたビルになっているのが惜しい。

さらに進むと左手に「コーヒーストリベリー」。渋い佇まいだが、現在は閉業してイラストが消されている。

門扉のある木造2階建て。以前は「中山フラワー」というお店だった。

門扉のある商店

商店街を抜けて右折、千葉街道沿いに構える佃煮処「はまや」。フキノトウの佃煮が名物なのでお土産にぜひ。購入した際の記事はまた今度まとめます。

はまや
青銅の看板建築
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京成中山駅北側に残るレトロな建物

再び北へ。右手は広大な駐車場になっているが、2010年のストリートビューでは茶屋や中華料理店があった。

隣にあった新宿中村屋は健在。「珈琲文化 中村屋サロン」の文字が以前から気になっている。2018年の「コーヒー好きの独り言」さんの記事に店内の様子が紹介されていた。

珈琲文化 中村屋サロン

現在も喫茶店が営業しているのかな。

京成中山駅から北へ。いよいよ中山法華経寺の参道へ。

中山法華経寺参道へ
煎餅屋 おきな

参道沿いの右手にある建物は元々蕎麦屋「玉家」。最近通ったら取り壊しになっていた。

玉家

隣は特徴的な建物。こちらは健在で嬉しい。

取り壊しも

側面の壁に扇子のような立体的な施しがある。この建物は元々、菓子やおみやげの「宝月堂」だったが扇子のようなお土産も販売されていたのかな。

壁に扇子

現在は閉業している。この建物もいつまで残っているか分からないなあと。

山門

山門を通って参道へ。ピンク色の洋風な建物は一般の住宅?

洋風な建物?

参道沿いの茶屋「額堂」は昭和13年築の建物。その奥にある「田中屋」は、明治元年創業で遊廓関係の招き板も残っている。→「中山法華経寺参道」昭和初期の原風景が残る参道を散歩する  -中山⑷

ノスタルジックな参道
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中山法華経寺聖教殿・文化財

この日の目的の骨董市は次回の記事で紹介するとして、中山法華経寺の奥にある文化財へ。

中山法華経寺の奥に

本堂の北側にある、法華経寺聖教殿。聖教殿(しょうぎょうでん)は、立正安国論をはじめ、日蓮に関する重要文化財が保管されている。

法華経寺聖教殿

建物は、大正15年11月起工、昭和4年竣工。そして、設計者は伊藤忠太!築地本願寺など、明治から昭和初期を代表する建築家である。

「千葉県近代建造物実態調査報告書」によると、大正12年の関東大震災の反省を踏まえ,耐震耐火を考慮した鉄筋コンクリート造,様式をインドの仏塔形式としている、そうだ。

説明看板

盗難、火災、虫害、湿気などの害を防ぐ方法が、昭和初期の最新技術でとられていて機能面でも素晴らしい。湿気防止のために地下室も設置されているらしく気になる。

聖教殿の隣にある木造建築
端門

聖教殿、現在は内部の一般公開はされていないそうだ。いつか見学できる機会があったら良いな~

 

(訪問日:2021年11月)