ほしいも専門店「大丸屋」の歴史と”干し芋ジェラート”に夢中!

ほしいも専門店「大丸屋」の歴史と”干し芋ジェラート”に夢中!

茨城と言えば、干し芋!!

那珂湊駅近くにほしいも専門店があるというので立ち寄ってきました。ほしいもジェラート、おススメです~

ほしいも専門店「大丸屋」

茨城県ひたちなか市釈迦町18−38。ひたちなか海浜鉄道「那珂湊駅」の西側にある、ほしいも専門店「大丸屋」へ。

直売の看板が目印

大通りに面していて近代的な円形の建物…手前には恐竜のオブジェがあったりして、世界観が独特~

ほしいも専門店「大丸屋」

また、店頭には巨大な干し芋?の像が…!!

巨大な干し芋

これは「ほしいも創始100年と大丸屋創業110年記念したオブジェ」で、ほしいも100年の歴史を振り返り、先人への感謝の気持ちをこめ、平成19年に設置されたものとのこと。

百年ほしいも碑文

ほしいもへの熱い熱い愛情がこの碑から伝わってくる…

最初の印象では、新しくできた今風な干し芋専門店かと思っていたが、ほしいも一筋で120年という老舗が営業している店舗だということを後から知り、良い意味で老舗らしくない新しい外観に好感度を持った。

店舗入り口
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ほしいもと大丸屋の歴史

大丸屋のホームページの最初に、ほしいもの歴史についてまとめられている。

茨城県における甘藷切干(乾燥いも)製造の創始は、明治年間湊町(現在のひたちなか市那珂湊)からおこりました。

ほしいもは家族が昔から好きでよく食べていたけど、那珂湊が茨城で始まりだとは知らなかったな~!

品種は変わっても製造方法は昔のまま。大丸屋ではほしいも作り体験もできるとのこと。

大丸屋は、創業明治30年。120年、ほしいも一筋で変わらずに続けてきたそうだ。
店舗入り口には、昭和6年正月のほしいも初荷風景の写真が展示されていた。

昭和6年正月

当時荷受の主流だった馬と共に、貨物自動車も運用され始めました。
ほしいもは、当時叺(かます)というわらで編んだ袋に入れられ、一叺は十二貫(約四十五Kg)でした。列の中央に立つのが、当店二代目当主大曽根卯之介です。

木造2階建ての店舗とその前に荷物を載せた貨物自動車。従業員の方々が同じ、大丸屋の前掛けを掛けて、旗を振っている。

説明書き

また、ホームページには他に2枚の写真が掲載されているので気になる方はご覧ください。車やトラックで全国各地に出荷していたそうです。

現在の店内は広々としていて、博物館のような雰囲気。

店内

中央のテーブルに見たことがない種類のほしいもがたくさん並んでいる。

シルクスイートほしいも
当店おすすめ

ちいさくて食べやすいサイズにカットされたものも。

ちいさなおいもたち

若いカップルや家族連れも訪れていた。

綺麗な店内

また、純度100%の「いも密」が気になった。パンケーキなどに書けても美味しそう~

いも密

ほしいも以外にもジャムや焼酎、茨城産らっきょうなど販売中。ネットショップもあるようなので遠方の方も買えます!

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ほしいもジェラートが美味!!

今回は、店舗の奥にある「ほしいもジェラート」を頂くことにしました。

ほしいもジェラート

大丸屋オリジナルの手作りジェラートコーナー。
「保存料・香料・着色料」は一切使用していないそうだ。

あかいおいも、おいもライム

シングル300円・ダブル380円
せっかくなのでダブルを頂きます~

生産量が少なく限定販売のみつき芋に惹かれる…完熟と密ってパワーワードだなあ。

みつき芋

そして選んだのは、みつき芋・紫いもとみつき芋・こがねの組み合わせ。二人ともみつき芋がどうしても食べたくて。

選んだジェラート

ほしいもの濃厚な味そのままアイスになっていてとても美味しい。夏には最適なスイーツだと思った。ほしいもほど満腹感も無いので、那珂湊で海鮮をお腹いっぱい食べたはずなのに軽く食べれてしまった。

この後、あまりの美味しさにもう一度注文…

時間を忘れて食べていたら、電車の時間ギリギリになってしまい慌ててダッシュで駅へ向かうことに…

 

(訪問日:2021年8月)

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