東武野田線「六実駅」。かつて”市場”が存在した、昔ながらの商店街

東武野田線「六実駅」。かつて”市場”が存在した、昔ながらの商店街

東武野田線「六実駅」へ!東武野田線沿線って勝手に新しいイメージがあったけれど、六実駅周辺は昭和の面影が残る商店街があって元山駅から歩いて向かって良かったなと思いました。

元山駅から六実駅への長い道のり

目指すは、千葉県松戸市六実4丁目。東武野田線「六実駅」。

前回の新京成電鉄「元山駅」から歩いて向かうことにした。道のりはそんなに複雑ではないけど、Googleマップでは45分かかるとの表示…

小学校の脇道

元山駅から県道281号(鮮魚街道)を西へ辿っていく。鮮魚街道なら少し古い建物が残っているかと期待したが、全然ない。

県道281号

交通量の多い県道沿いにある「高靇神社」は高いのぼり旗があって印象的だった。

高靇神社

神社ののぼりは、古来から神事のときに神様が降りてくる目印なんだとか。

県道沿いはチェーン店の大きなお店が多く、寂れたカラオケスタジオが時代から取り残されていた。

カラオケスタジオ
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六実「火の見やぐら」跡地

松戸市六実2丁目にある交差点。

六実2丁目

「火の見下」と書いてある。ということは、火の見やぐらがあるのかな?と思うのは自然の流れ。

火の見下

交差点の傍に「六実の火の見やぐら」と看板が出ていた。

六実の火の見やぐら

六実の火の見やぐらの歴史は、大正時代までさかのぼります。
現在の鉄骨製に建て替えられたのは、昭和三十年代になってからのことです。
三代にわたって、火災予防のために活躍してまいりましたが、電話の普及と共に現役を引退しております。今後は、六実地区の防災シンボル並びに貴重な歴史遺産として大切に保存しましょう。
平成十四年

三代にわたってこの場所で火の見やぐらが街を守ってきたんだな…

でも、肝心の火の見やぐらの姿は見えず。

火の見やぐら跡地

六実稲荷神社をまとめている方のブログに写真があるが、最近撤去されたのだろう。

2012年のストリートビューには残っていた。大切に保存しましょうと書いてあったのに…

隣にある中華料理屋「みやこ」も古そうだな。

みやこ
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六実駅の西側

六実3丁目、六実駅まであと少し!住宅街かと思いきや、この辺りから個人商店が見えてきます。

右は島野青果食料品店

シャッターが閉まっているが、お店が並んでいたことが想像できる。それにしても建物もだいぶ古いな…

今はシャッターが閉まっている

ふと、わき道を見たら古い平屋の建物が並んでいた。六実は新しい街のイメージがあったので、開発されていない風景が残っていてドキッとした。

平屋が並ぶ

手前にあるのは居酒屋の建物。今は営業しているのか不明だけど、大衆居酒屋の雰囲気。

居酒屋つる家

隣は何だろう?元そば屋かな?

閉店している

駅に近づいてきた。交差点、別の道を見たら居酒屋などの看板が見える。

右が駅

正面、奥に見えるのが駅舎。駅の近くだというのに、のどかな商店街の雰囲気が良いな~

駅の西側

サロンの看板。「玉川温泉三朝温泉と同程度の濃度の不思議なパワーをあなたに!!」

サンピアチェの看板

駐車場になっている場所にはどんな建物があったんだろう。向かい側はこどもショップ「モリ」というお店があった。

今は無い建物

かろうじて残っている小さなお店のあつまった建物も、老朽化でいつまで残っているかな…

小さなお店が3軒並ぶ
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東武野田線「六実駅」

東武野田線「六実駅」到着!大正12年(1923)に開業と歴史ある駅だ。

六実駅

東武野田線のホームページに駅名の由来が掲載されている。

明治2年、時の政府は下総牧に入植開墾計画を実施しました。
新しい生活を夢見て開墾局の御用船に乗り、行徳河岸に上陸しました。
そして初富の開墾局出張所を経て予定地に入植して行きました。
入植の順に村名が付けられたことから五香六実と呼ばれ、その後、北総鉄道として柏~船橋間が開通し、大正12年に「六実(むつみ)駅」は開業しました。

駅舎がすごくレトロ…地方に訪れたみたいな小さな平屋の駅舎だ。

2012年は、小さな売店とパン屋のサンエトワールが両側にあったようだ。

駅前はロータリーになっていて、周辺は商店街が広がっている。今は無いお店も多いので、地図は助かるな~

ちょっと古めの地図

駅前には2つのコンビニ。向い合せにあるのって凄いな…

コンビニが向き合っている
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六実駅の昔ながらの商店街

六実駅からカーブを右折して商店街らしき通りへ。街灯が無いのでよくわからないが、「六実商興会」のブログがあるのできっと商店街だと思う。

カーブになっている角の場所には、スーパー「アサヒヤ」があったと思われる。右はラーメン屋「とんとん」があったが新しいお店に。

駐車場になった

六実駅周辺は昔ながらの区画が残っていて、なんだか歩いていて安心する。

のびやかな道

フラワーショップ「湯浅」。看板からして古そうだ。

フラワーショップ「湯浅」

向かい側には「湯浅商店」も。商店の隣の小さな店舗は寿司・弁当の「こばやし」というお店だった。

湯浅商店

隣は「宇賀米店」。営業中~

宇賀米店

美容院や学習塾など色々なお店が並んでいる。

右はきもの川久

交差点に近いところにあるお惣菜「ゑびす」からは良い匂いが。

お惣菜「ゑびす」

奥にあるのは小さなガソリンスタンド?こういうタイプは珍しいな…

駐車場の奥に?

商店街の終わりにある「東屋商店」。建物が立派だな~と思ってい見ていたら、

東屋商店

鎌ヶ谷船橋あたり」さんの記事で、大正12年(1923)創業と書いてあって驚き!

老舗店だ~!

2019年に行われた取材の内容は、とても興味深いもので、非売品だけどハエ取り瓶やガラス製の哺乳瓶が残っていたりするのは感動だな~一度お話伺ってみたい。

初代は六高台の方で農家をしていました。六実には昔市場があって東武線が開通し今でいうロータリーは「停車場」という名称で多くの人が行き来していたそうです。そこへ野菜などを納めに来る農家の人たちに燃料や日用品を販売しようとこの場所で東屋商店を立ち上げたのが始まりだそうです。

六実に市場が存在したという歴史、初めて知ったな。

ノスタルジックな雰囲気

元々鮮魚街道も通っているので、交通の要所だったと思われるが、市場の話はこの記事以外は見当たらず。地元の方に聞くのが一番だろうな…

六実駅周辺の昭和な雰囲気

市場や停車場のこと、またわかったら追記しようと思う。

 

(訪問日:2021年4月)