市川「宮久保商店会」県道51号沿いの商店街の街並み

京成八幡駅から北へ進むと「宮久保商店会」に出た。このまま先を目指してみよう。
商店街がいくつも待ち構えていた。
宮久保商店会を歩く
千葉県市川市宮久保3丁目。前回のつづきで、京成本線「京成八幡駅」北口から商店街を抜けて、県道51号線へ出た。
広い交差点の角に佇む古い建物が気になった。

調べてみると「寿賀野食堂」だった。道幅が拡張されたのかな、なんだか時代に取り残されたような建物だと思った。

2009年のストリートビューを見ていたら、左側に素敵な建物を発見。今は新しい一軒家になっている。
窓の造りからして明らかに美容室だと思うけど、かなり古そうな建物だなあ。
道幅が狭いので歩くのがちょっと大変。左に見える新しい建物は、昭和学院。

そして橋を渡った辺りから一気に商店街らしい風景が広がってきた。

2009年のストリートビューの様子
街灯がオレンジと緑のレトロなタイプから、オシャレなモノクロの街灯に変わっている。「宮久保商店会」と記載あり。

昔と比べると新聞店の向かい側には中華料理屋や商店などのお店が並んでいた。現在は駐車場になった場所もありお店が変わっている。

和風な建物は、割烹「魚芳」の調理部の建物。昔の看板には”味の名門”と書いてあったが、今はその看板が無い。

向かい側には割烹魚芳の店舗。うーん、営業している雰囲気が無いなあ。

交通量が多いので歩いている人はあまりいない。商店街で買い物をする人はほとんどいないのだろう。

宮久保十字路
宮久保十字路へ到着。なんと四方に街灯が並んでいる。どこへ行こうか、とても迷ってしまうな。
西側には「宮久保一丁目通り」の街灯があり、見応えがあるので次回紹介する。

交差点の角には新しいマンション。2009年時点で建っているが、以前は個人商店が集っていたのかもしれない。

交差点から北へ進んでみよう。昔ながらの商店街が少し残っている。

それにしても交通量が多い。商店街で買い物をするにはちょっと危ないなと思うくらい渋滞もしている。

オレンジと緑のレトロな街灯。老朽化で取り換えが進んでいる。

左にある看板建築は「岡野谷米店」。

裏が木造2階建て。ビタワンの看板も残っていた。シャッターには宮久保3丁目へ移転したと書いてある。

バスが停車しているのはファミリープラザ「あだちや」。

衣料品や工具などが販売されている商店。ホームセンターのような感じだと思う。

「MCS」と独特なデザインの外観は、コンビニエンスストア銚子屋だったようだ。

その隣は「魚芳」の鮮魚部。部門が色々分かれているということからも大きな会社であることがわかる。
斜め向かいには、看板と倉庫?のような場所も。

右にある建物で魚を捌いていたのでだろうか?今は静まり返っている。

なだらかな坂を登ると、左手に坂に沿って建物が並んでいる。

緑のテント屋根の建物は「宮久保坂下薬局」。今はシャッターが閉まっている。その隣の青果店は営業していた。

今は向かい側にコンビニがオープンしたので商店街は難しいのだろう。コンビニの横の道沿いにも廃業した建物が並んでいる。

「DAIKEIEN」と書いてあるのは、市川市で有名なゲームセンター「大慶園」のことかな?私も一度行ってみたいなと思っている。

街灯がつづく限り商店街は続いている…

「らくらくコインランドリー」。古そうだが、隣のアパートは新しそうなので昔ここに銭湯があったのでは?と勝手に推測してしまう。

でも調べても銭湯の情報は見当たらないなあ。

交差点付近で見つけた中華料理屋さん「村越屋」。
佇まいが好みだったので、また訪れたいなと思った。
(訪問日:2021年5月)
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