南千住5丁目あたり。駄菓子屋、ビジネスホテルと老舗高級料理屋「尾花」

南千住駅から南千住仲通り商店会を探索し、今回は商店街からJR線の傍に密集している旅館の方を探索。
ビジネスホテルや高級料理店がJR沿いある南千住5丁目の町。
南千住5丁目の住宅街
南千住仲通り商店会から南の住宅街へ足を踏み入れた。商店街の街灯があるので、かつては枝分かれした路地にもお店があったのだと思う。

建物に設置されている「南千住協和会会館」の看板。南千住の町会は800世帯ほどだという。

駄菓子屋「いちせ商店」
そのまま道を進むと見えてきたのは「いちせ商店」。

店頭にはレトロなガシャポンがあり、駄菓子屋などの雰囲気を醸し出している。と思ったらやはり、人気の駄菓子店だそうでアド街ック天国にも出演していた。駄菓子屋探訪ブログにて写真が載っている。

なぜ私は入らなかったのだろう、というくらい店内には今どき珍しいレトロゲームや駄菓子の数々…
記事を書いているときに後悔するので怪しいなと思ったらお店に入る癖をつけたい。わざわざ足を運びたくなる昔ながらの駄菓子店。しかし現在は新型コロナウイルスの影響でゲームコーナーはお休みとのこと。また、定休日は土日。

南千住駅からも近いのでおすすめです。
日の出せんべい
駄菓子店から東へ、南千住駅の方へと歩く。新しい住宅が多いが、ポツポツと時が止まった建物も残っている。

水色の建物は、商売をしていたような雰囲気。

看板には「日の出せんべい」浅草店、三ノ輪店とあるがおろしているのだろうか。浅草にある日の出せんべいとの関係性は不明。

明かに商店だったであろう建物がそのまま残っている住宅街。商店街から道を外れてもお店が多かったんだなと。

南千住の標識に荒川区のキャラクターらしき動物が描かれていて可愛い。あらみぃとあら坊。


ビジネスホテル静月
住宅街の一角にあるビジネスホテル「静月」。奥に見えるのはJR常磐線。



テレビ冷暖房完備2400円。

ビジネスホテル奈奈
こちらも路地奥にあるビジネスホテル「奈奈」。奥まった場所にある。

看板にはカラーテレビの文字が消されているように見えた。今の時代はカラーテレビも当たり前になってしまった。

入り口にはキャラクターの置物がたくさん置かれている。

うなぎ「尾花」
常磐線の傍の道を歩いていると、行列ができているお店を見つけた。門構えがしっかりとしており、敷地内には稲荷もある。

東京では言わずと知れた鰻の名店らしい。知らなかった…都内では「東の尾花、西野野田岩」と称されるほど。(野田岩は西麻生にある)
創業明治元年(1868年)で文京区音羽から明治末期に南千住に移転したらしい。何時間も行列は当たり前とのことで、この日もかなり並んでいた。

周辺には安いビジネスホテルも密集しているというのに、高級料理屋に並ぶ人たちとの差に驚く。…私はありのままの町の姿を残したいので、両方記録する。
ビジネスホテル松島
ビジネスホテル「松島」。

高級料理屋の隣に並ぶ安いビジネスホテル…


ビジネスホテル福千
こちらもビジネスホテル「福千」。

新型コロナウイルスの対策のチラシが貼ってあるので営業中。

南千住駅から一歩住宅街に入ると、時が止まったままのような静かな街。そして沿線では高級料理屋と安いビジネスホテルが並んでいるという対比を見た。
(訪問日:2020年10月)
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