「稲荷通り商店街」飲食店街。カラフルな昭和感溢れる建物が並ぶ飲み屋街 -実籾⑵

「稲荷通り商店街」飲食店街。カラフルな昭和感溢れる建物が並ぶ飲み屋街 -実籾⑵

京成実籾駅から県道57号を北上し、習志野市東消防署のカーブを左に曲がると、飲食店が並ぶ異様な雰囲気の通りに出会った。

近くには、全国に知られている習志野市立習志野高校があり学生も良く通っている道だ。その通りにある飲み屋街がなんだか渋い。千葉県習志野市にある実籾駅周辺、渋すぎる…

県道57号線沿いの飲み屋街

京成実籾駅から県道57号線を北上する。その途中は新しいお店と古いお店が融合した商店街という感じで賑わっていて人通りも多い。実籾駅前の商店街についてもまた改めて探索したいと思った。

10分ほど歩くと、稲荷通り商店街という街灯が見えてくる。

稲荷通り商店街

実籾稲荷通り商店街は、駅前通りを抜けた最初の交差点から習志野高校方面へ、実籾街道沿いに広がる商店街だという。19店舗が加盟している。

なんと、プレミアム付き商品券も発行しているらしくホームページを見つけた。→【194!実籾商店会限定】プレミアム付き商品券

しかし、期限が令和2年10月31日という…過ぎている。

私が気になった県道沿いの飲食店の建物がこの建物群。

飲食店が並ぶ通り

2階建ての建物が並んでいるがどれもスナックや飲み屋であり、怪しい雰囲気。

スナックわんdeぶ~というのも、独特なネーミングセンスで面白い。

スナックわんdeぶ~

その隣は居酒屋のんちゃん。

かなり古そうな外観

この飲食店が並ぶ建物群はいつ頃に建てられたものなのだろうか?渋いピンク色や緑色の建物が並ぶ姿は異様だ。

カブリース

建物の傍は歩道がとても狭いので歩くときは車に注意。道路拡張工事などがもし始まったらこの建物は危うそう…

歩道が狭い

近くにある市立習志野高校の通学路となっているようで、歩道を歩いているとすれ違った。

居酒屋みき
5軒ほど建物が並ぶ

八幡稲荷神社

実籾稲荷通り商店街の由来になった八幡稲荷神社は、飲食店の向かい側にある。今の神殿は1932年にできたそうだが、それ以前は荒れ果てていたようだ。歴史を辿るととても古く、室町時代に遡るが、この一帯が明治以降に陸軍省に買収されることになってから様々な良い伝えがある。

八幡稲荷神社

この境内も含めて捕虜収容所として平坦する工事を始めたところ、けが人が続出し、この場所を軍の管轄地として除外したり、弾除けのご利益があるなどと多くの参拝客を集めたりしたみたいだ。

京成大久保に置かれた陸軍の跡地からも近い。こんなに小さな稲荷にも、関係する歴史があるとは面白い。

裏路地の飲食店

県道57号線沿いだけでなく、裏路地にも飲食店が広がっている。

教会の建物と空き地が気になった。GoogleEarthで見ると、角に赤い古い建物が建っていたようなのだが、更地になっている。赤い建物もたぶん飲食店だったような雰囲気だった。

教会と空き地

さらに実籾駅の方へ進むと、飲食店が見えてきた。

裏路地
辰門
居酒屋カツヒコ

スナック芳恵はカラオケがおすすめらしい。紹介した3店舗はプレミアム付き商品券があるようだ。

スナック芳恵

そして右手には工事をしている方がいたが、街灯が新しくなるらしい。

右が工事中だった

先ほどの稲荷通り商店街の裏側。住居スペースになっているのか、生活感を感じる。

稲荷通りの裏側

裏側から入り口があるお店もあった。

裏にも入り口

京成実籾駅近くには、前回紹介したゴールドショップもあり、謎に包まれている場所。↓

謎に包まれた「ゴールドショップ」バブルのショッピングモール -実籾

 

追記:カラオケ喫茶「センチュリー」

稲荷通り商店街をさらに道なりに進むと、「カラオケ喫茶 センチュリー」という看板が見えてきた。

カラオケ喫茶 センチュリー

飲みもの一品付歌い放題1000円(昼12:00~17:00)

傍にある看板には「ナイトレストラン 唄って踊れる店」とある。周辺はファッションセンターしまむらがあるが、この建物だけが異様に古く残っている。

ナイトレストラン
実籾のカラオケ歌い放題

実籾でカラオケ三昧!」と題した記事に写真が載っているが、2008年の記事であるため現在はわからない。2階建ての建物で、1階は駐車場に。

センチュリーの建物

現在は文字が見えないが、かつては1階と2階の間の壁にも店名が書かれていたのではないかと想像する。多くの人が楽しめる場所だったのではないでしょうか。情報が少なくてよくわからないのが残念。

追記:日立製作所 習志野工場

さらに地元の方に話を伺っていると、

日立製作所が撤退するまでは凄く繁盛していたとのこと。
実籾駅から日立製作所までバスが出ており、朝晩は多くの方が通っていた道だったらしい。

調べると「東洋一のモーター工場」と題して「日立製作所 習志野工場」の情報が載っていた。

1962年(昭和37)に日立製作所亀戸工場から、モーター及び制御部門を習志野の新工場に移転し、ここに「東洋一のモーター工場」が完成した。工場の総敷地面積は475,200㎡で1,100名の従業員が働いていた。その後、2002年(平成14)に日立製作所から独立し、日立産機システムの習志野事務所となった。

東洋一のモーター工場と呼ばれるほどに大きな工場があったことが、県道沿いに古い飲食街を残すことになったのだと思われる。

 

実籾駅では、さらに千葉県指定有形文化財の旧鴇田家住宅など、古民家をそのまま保存している公園も駅から徒歩で行くことができる。京成実籾駅周辺もまだ探索しきれていないので再チャレンジしたい。

追記:駄菓子屋「中嶋商店」

実籾の追加情報!なんと駄菓子屋が裏道にあったのです!千葉県船橋市三山9丁目。
情報があまり無いので知名度が低いお店かもしれない。

場所は先ほど紹介した、カラオケ喫茶センチュリーの先、しまむらの隣にある裏道を進むと住宅街の中に…!

駄菓子屋!

中嶋商店。50年以上営業しているお店だそうだ。実はこの辺り商店街だったという歴史が。興味深い歴史を伺ったのでまた別の記事で紹介する。

中嶋商店

定休日は日曜日。平日は11時~16半。

85歳のおばあちゃんが待っている昔ながらの駄菓子屋さん。元々は文具店だったので珍しいものもあったりとても楽しい時間でした。

瓶ジュースも売っているので近所の子供が寄るらしいけど時代の流れでお客さんは減っているのだとか…

気になる方はぜひ!わかりづらいので地図も載せます↓

 

 

(訪問日:2020年9月)