総武本線「松尾駅」駅前の商店街と木造駅舎に癒されて

総武本線「松尾駅」駅前の商店街と木造駅舎に癒されて

山武市「松尾駅」へ!いつか写真集で松尾駅前の昭和の写真を見て、一度行ってみたいなと思っていた場所でした。

総武本線「松尾駅」へ

千葉県山武市松尾町五反田。総武本線「松尾駅」へ。

松尾駅

ホームにある待合室が良い感じ。

待合室

ホーロー看板の松尾駅。昔は駅舎にかかっていたものかな?保存されているのが嬉しい。

ホーロー看板!

開業は明治31年(1898)総武鉄道の駅として開業した。

現在の松尾駅

駅舎は木造平屋立て瓦葺きで開業当時から変わらないらしい。凄い…

千葉県内も建替えられている駅舎が多いので現存しているのは貴重ですね。

ロータリー

駅前のロータリーは整備されており、松尾タクシーの松尾駅構内営業所があるため、タクシーが数台待機していた。

駅周辺の地図
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松尾駅前中央商店会の街並み

どこで見たか思い出せないけど、駅前に商店街が広がっている古写真をどこかで見た。その風景が今も残っている。

駅前の商店街

駅の近くにはレストラン寿々木。商店街は飲食店もいくつか営業しており、完全なシャッター街ではない。

レストラン寿々木

ハンバーグステーキセット1480円。蕎麦もあり、和食も洋食も楽しめそう。

メニュー
佐々木生花店

商店街にはオレンジ色と緑色のレトロな街灯が並んでいる。

昔の街灯

そして、松尾駅近くに駅前旅館があるという情報があったが…

朝日館

「朝日館」プレートだけが残る。建物にあった旅館の文字が消えているので廃業したのかな…

駅前旅館

2014年のストリートビュー

日が暮れてきた…遠くに山が見える商店街って良いなあ。

日が暮れて

旅館の隣に、民家とは思えない洋風な外観の建物。

気になる

窓の様子から見ると美容室の雰囲気だけど、入り口の扉を見ると病院のような…

シンプルだけど素敵

奥の建物も2階建て木造建築なので古そう。だが閉まっている。

松尾駅前中央商店会のベンチ。商店街名がわかってホッとした。

松尾駅前中央商店会

「愛生堂薬局」は営業中。

愛生堂薬局

と思ったら、帰りには閉まっていた。

夕方に閉まる

薬局の隣の古民家。特に看板や情報も無いけど、元旅館のような雰囲気…

左の建物

向かい側はパブラウンジ「まほろば」。

まほろば

立体テントが目立つ。が、テープで隠されているので既に閉店しているようだ。

立体テントが良い

奥は通路沿いに何軒かお店の痕跡。飲み屋街だったのかな。

飲み屋街?

今はとても静かな空間である…

総合衣料「つるちょう分店」はカーテンは開いているが商品は無いので閉店しているようだ。

つるちょう

向かい側もシャッターが閉まっている。

静かだなあ

静かな駅前。右側はかつて喫茶店「マウンテン」が営業していたと思われるが…

駅方面を振り返る

角にある大きなビルは、グラフィックスアートオフィス画王と書いてあるが今は使われていない雰囲気。

グラフィックスアートオフィス画王

巨大な沈黙が佇んでいる。

ビルの裏にあるのは米屋。ヤマサの醤油糀販売店のホーロー看板が残っていて嬉しい。

米屋

ホーロー看板も溜まってきたので、まとめて記事にしたいな…

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交差点から西へ…

交差点を左折すると、おもちゃや家庭用品を扱う「つるちょう本店」があったが、新しく改装されて営業していた。

手前につるちょう

交差点から駅前通り商店街を北西へ。右は藤代洋品店。左は藪崎青果店。

駅前通り

「須藤鮮魚店」は魚屋のかたわら、海鮮料理店を営んでいるみたいで夜も灯りがついていた。

須藤鮮魚店

魚屋さんが営む食堂、とても美味しそう。松尾駅に再訪問したい理由ができたな~

その隣は市原書店。

市原書店

駅前通りは、いくつかお店が残っているものの、建替えられて民家になっている場所も多い。そして歩いている人も少ない…

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旧松尾町の中心街

現在は山武市となっているが、それ以前は千葉県山武郡松尾町。そしてこの辺りは松尾町の中心街だったという。

交差点の角に「松尾町道路元標」が残っていた。

松尾町道路元標

昔は各地いに存在した道路元標。町の中心地に存在することが多いのでこの場所が中心地だったことも納得。

また、さらに西側には松尾城跡地がある。明治2年(1869)に、5万石を治める柴山藩によって松尾城と城下町が建設された。

跡地は現在、松尾自動車教習所。旧松尾城御殿、松尾藩庁跡がグーグルマップにマッピングされているものの、遺構はあまり見られない。

角にある大きな商店?

角にある大きな商店跡はなんだったのだろう。かなり古そう…

気になる建物

その隣は「海保薬局」。昭和感漂う薬局だった。

海保薬局

県道22号沿いを歩く。交通量が多いからか、向かい側は拡幅工事によって店舗が移転している様子。そのため、この辺りで引き返すことにした…

更地も多い

後日、調べものをしていたら県道沿いをもう少し行くと、近代建築が存在するということを知った。

「日本キリスト教団九十九里教会」の建物。

国登録有形文化財に登録されているのに知らなかった自分が悔しい。

1887年、明治20年に建てられた下見板張りの素朴なキリスト教会堂建築。「文化遺産オンライン」に紹介されている。

木造、瓦葺切妻屋根、下見板貼の素朴なキリスト教会堂建築であるが、軒回りを塗込め、正面に入母屋屋根の玄関ポーチを付けるなど後の時代の木造ゴシックの教会堂とは趣を異にする点に特徴がある。ヘボンゆかりの教会として知られる。

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木造駅舎の松尾駅に癒されて

1時間に1本の電車を木造駅舎で待つ。

松尾駅

改めて建物を見ると歴史を感じる外観…

開業当時のまま

改札前にも木製の椅子があるが、寅さんが登場しそうな雰囲気でニヤニヤしてしまった。

改札前の椅子

ホームを眺めていたら、コンクリートの下に煉瓦が見えた。

レンガ?!

よく見ないと気付かないけど、レンガはずっとホームの下に連なっている。開業当時の遺構だろうか?

レンガが土台に

ホームにある待合室で電車を待つ。都会だと電車が来ないとイライラするけど、こういう場所で電車を待つのはむしろ落ち着く。

レトロな待合室

この日は、旭、八日市場、松尾の3つの駅周辺を探索。1日の探索で撮った写真の枚数は数えきれないほど。

記事数が増えてしまったが、それほどに魅力があるということに気づけた。

 

(訪問日:2021年6月)