【ヘルスランド】松戸・みのり台にある銭湯・湯戯三昧松戸ヘルスランド一帯が渋い
「ヘルスランド」って名前に惹かれてしまうのは私だけなのでしょうか。かつて船橋にあった「ヘルスセンター」を想起させる夢の国のようなネーミングセンス。
そんな昭和の夢のような名前を見かけたのは、何の変哲もない松戸・みのり台駅を散策していた時だった。突如ヘルスランドへの案内が存在感を露にした…
新京成線・みのり台駅から
「みのり台駅」というのも馴染みが無い駅名だろう。千葉県の北西部を南北に走るローカル線、新京成電鉄が通る駅。みのり台駅を降りると、特に特徴があるわけでもなく、至って普通の街で、期待はしていなかったから、松戸ヘルスランドの看板が見えた時はハッとした。
松戸ヘルスランドへは、みのり台駅から徒歩3分くらいだろうか。かなり近い。
松戸ヘルスランド専用の駐車場も完備しているため、車での便も安心。わざわざ電車を乗り継いで松戸ヘルスランドを楽しむ人がいるほど、このあたりでは人気の銭湯のようだ。
看板の奥に見える巨大な建物を目指して角を曲がった。
高橋第2ビル。上はマンションになっているようでカラフルな塗装が見える。
廃墟のようになっている入り口を覗くと、読売新聞の店舗移転のお知らせ。
最近まで読売センターとして利用されていたのだろうか。現在は移転したようだ。
巨大な建物の裏に、人の流れがあった。
どうやら、こちらが松戸ヘルスランドとして営業している場所のようだ。PUREと書いてあるため、一瞬違う銭湯かと思った…
松戸ヘルスランド「みなもと湯」
松戸ヘルスランドは昭和40年創業の老舗銭湯。ホームページはこちら→松戸市みのり台の銭湯「松戸ヘルスランド」(みなもと湯)
実は「みなもと湯」という銭湯であったが、平成2年に改名。Twitterも活発に運用されている。アカウント→みなもとゆ-松戸ヘルスランド
松戸ヘルスランドに対する口コミを開いてみると、コメントの豊富さに驚く。
一番の売りは24時間営業(清掃時間2時から2時半除く)のようだ。
24時間営業にも関わらず、銭湯と変わらない値段。大人450円で駐車場は無料。サウナも追加200円で利用できるらしい。さらに、ジェットバスや泡ぶろ、滝風呂なんかもあり、スーパー銭湯の先駆けになっているのだとか。
湯戯三昧松戸ヘルスランドの名前がふさわしい、銭湯好きにとっての夢の国のようだ。
松戸ヘルスランドの周辺の飲み屋街
松戸ヘルスランドを囲むように、所狭しと並ぶ飲食店の路地が気になった。
訪れた時間が昼時であったため、静かな場所であったが、夜になったら明りが灯り、銭湯で汗を流した人を迎えるのだろうか。
見ているだけで楽しくなる猫のイラストの居酒屋。
猫のキャラクターを前面に出しているが、松戸ヘルスランドの看板に描かれた猫とは関係があるのだろうか…?
銭湯が終わってからも楽しめる松戸ヘルスランドの一帯は、まさに大人にとっての夢の国だった。
だが、再訪問した2021年4月。
春が来ました
客は来ない
でも生きる
皆さんのために
じゃ~ね
1年前の風景とは変わっていた。コロナは小さな飲み屋街に打撃を与えている。どうか賑わいが戻りますように。
追記:2022年秋
(訪問日:2020年4月、2021年4月)
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