幕張の銭湯「鈴の湯」へ。偶然にも”ホーロー看板付きベンチ”が大漁 -幕張⑴
京成「検見川駅」から、京成「幕張駅」を目指して歩くことにした。
その途中の住宅街にある銭湯「鈴の湯」。なんと以外にも、ホーロー看板付きのベンチをたくさん見つけることができた。
検見川商店街から房総往還
千葉県千葉市花見川区幕張5丁目。古き良き街並みが残る検見川商店街を後にし、「房総往還」を西へ進む。
房総往還は、江戸時代もよく利用されていた街道なので古い建物がありそうだな~と思っていた。
やはり。
石材店であるため、仏像などが置いてある。なんだか江戸時代の街道沿いに、タイムスリップしたかのような。
石材店のところで、ちょうど商店街は終わる。
片方は、看板が無いのが気になる。
花見川を渡る。ちなみに、花見川沿いを散歩するコースもとても良い。特に春は桜が綺麗だ。
花見川を渡ってすぐにある北に伸びる道へ。銭湯方面を目指す。
踏切の脇には、石碑があった。踏切を待っている間も楽しめるので嬉しい。
ホーロー看板付きベンチ現る!
車両一台分ギリギリな道沿いに、工場の跡地のような木造建築が見えてきた。これは一体?
普通に民家?奥にとても長くて、昔の長屋かな?
隣は新しい家が建っていて、特に情報がなかった。千葉市も住宅街はまだまだ古い物があるな~と感心。
そのまま川沿いを北に進んでいると、食料品を扱っているお店があった。仕出し弁当の配達のお店が、甘酒なども販売しているみたい。
!!
ホーロー看板付きのベンチが突然現れた。
しかも、明治コナミルクって…今まで見たことが無い代物ですよ。貴重なものなのでは?なぜここに?
偶然の出会いに感謝。
幕張6丁目
幕張6丁目辺りの住宅街をウロウロ。暗渠と思われる、蓋のついた道が端にある。
高低差も多いし、地形好きにはたまらない場所なのでは。
鳥居があるのは「猿田神社」。庚申塚を祀っている。
閑静な住宅街の一角に、貸自転車のサービスが。これは便利だな~
そして公園の様子が他の場所と違って気になる。木製の囲いと、土の地面。昔は馬とかいたのでは?ってくらいなにかが違う。
銭湯「鈴の湯」
銭湯の煙突が見えてきた。遠くても、煙突が見えればたどり着くことができる。
鈴の湯だけでなく、サウナ、コインランドリーの文字も。
花見川区幕張6丁目315。住宅街の中にある銭湯「鈴の湯」。
最寄り駅は、JR幕張駅?幕張駅北口は再開発で、街並みが変わっているが、鈴の湯はちょっと離れているので知らないとたどり着かないと思う。良い意味で地域の人のための銭湯。
駐車場が数台ある。ちょうど夕方だったので、銭湯へ向かう人々とすれ違った。
幕張には、鈴の湯と福仁湯のみ。最近、福仁湯は閉業してしまったので鈴の湯のみとなった。
併設するコインランドリースペースへ向かうと、ここにもホーロー看板付きのベンチ!
今は聞かない商品名だけど、昔は銭湯の定番だった?懐かしい方も多いのでは?
奥には、スカットと明治牛乳のホーロー看板付きのベンチ。
幕張にはホーロー看板付きのベンチが4つも!思わぬ収穫があって嬉しい。
鈴の湯の象徴である鈴が、屋根の目立つ場所に飾られていた。
入り口は唐破風の屋根。奥はビルへ繋がっているが、いつ頃銭湯は創業したのかな~
銭湯からJR幕張駅へと向かう道。理容室や美容室があるが、髪を整えてから銭湯へ向かう人もいるのかな~
ドラえもんもマスクを付けている。
新検見川から幕張駅へ。この日の旅路もあと少し。
(訪問日:2021年1月)
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鈴の湯さんは昨年2月に閉業されています。
最近は近くに行っていませんが、電車から煙突回りに覆いのようなものが付いているのを見たので解体が進んでいるのかもしれません。
福仁湯に続いてこちらも無くなったので幕張町からは銭湯が無くなってしまいました。残念です。
広告付きのベンチ、昔は観光地や遊園地にたくさんありましたが、いつの間にか貴重な逸品になっていますね。
状態の良い、こちらの銭湯のベンチ、今も残っていると良いのですが…。
数日前の夕方、散歩を兼ねて鈴の湯さんの前まで行ってみました。
煙突が見えなくなっていたので予想していましたが、既に建物は壊され、瓦礫が積みあがっている状態でした。