「幕張駅前南口商店街」特にパチンコのレトロな看板がお気に入り! -幕張⑶

幕張駅は再開発が進み、北口は2023年に向けて着々と工事が進んでいる。一方、南口は再開発がとん挫したという話がある。
南口の商店街は昔ながらの雰囲気が色濃く、北と南の対比が凄いことになりそうだと感じた。
幕張駅前南口の再開発は…
千葉県千葉市花見川区幕張5丁目。総武本線「幕張駅」の南口を今回は歩く。

前回の記事で扱ったように、北口は大規模な区画整理が進んでいる。更地になっていてびっくりした。
南口は、再開発がとん挫したらしいので、しばらくは変わらなそうな雰囲気。JR幕張駅南口から国道14号線まで真っすぐ伸びる道は「幕張駅前南口商店街」と呼ばれ、老舗店舗が並んでいる。
駅前はタクシー乗り場となっていて少し広い空間がある。

幕張駅前南口商店街は、よく見かける透明な街灯が並んでいる。多くの人が行き交っていた。


幕張駅前南口商店街と書いてあるのは、街灯のプレートのみ。特に商店街のホームページとかは無かった。

地図は下が幕張駅となっている。真ん中あたりに「福仁湯」と銭湯らしき文字が見えるが、現在も営業しているのかな?閉業したっぽいな。

幕張駅前南口商店街の現在の様子
幕張駅前南口商店街は県道205号線。道幅は昔から変わらず狭い印象。

珈琲専門店「豆の湯」は、令和2年12月に閉店したとのこと。寂しいな。

日曜日だからシャッターが閉まっているお店が多かった。失敗した!
もし営業していたら、「あけぼの」で和菓子でも買いたいところだな。「あけぼの」は、さつきが丘団地の商店街でも見かけたことがある。

商店街を横切るように、京成千葉線の踏切が見えてきた。

オカダデンキとビクター犬
踏切の傍にある「オカダデンキ」。営業中。

店先に設置されている、巨大なビクター犬が目についたのだが…

いつも見かけるビクターの顔と違う気がする。目が上からアイラインが引かれているみたいに濃く、ビクターの寂しさが強調されているみたいだった。
さらに、レトロ自販機も健在。

横道を覗いてみると、奥にもお店があった。こういう道が好きだな~

パナソニックの「だいこくでんき」。その周りには居酒屋が数軒並んでいる。


メイン通り以外の裏道に居酒屋があるってなんか良いな~と思いながら踏切を渡ると、木造家屋とレトロな看板の組み合わせが遠くに見えた。

踏切の南側もレトロな商店街
踏切の南側もまだまだレトロな商店街はつづく。が、駐車場となっている場所には、2010年のストリートビューでは「吉野青果」という古い青果店があった。
その隣に、西へ伸びるのが「幕張銀座商栄会」。こちらはもっと好みな通りだったので、次回たっぷり紹介する。

幕張銀座商栄会の向かい側にある「田川精肉店」。日曜日に商店街を訪れると閉店したのか判別が難しい。


商店街で有名な古書店「草古堂」。

今となっては貴重な個人経営の古書店!映画の撮影でも使われているのを見たことがあるが、とても雰囲気が良い。個人的にふらっと立ち寄りたいお店である。

レトロなパチンコ店の看板?
そしてそして!テンションが上がったのがこの看板!

レトロなパチンコの看板!店名がわからないが、パチンコと書いてあるので昔はパチンコ屋だったのだろう。2010年のストリートビューを見ても同じ様子なので、もっと昔の話。

最近、レトロなパチンコ屋の看板や外観を撮影している人もいるので流行っているのだと思う。
どんなお店だったのかな~現在も残っていることが嬉しくてたまらない。

個人商店がまだ残っている、幕張駅前南口商店街。北口の再開発でこの通りも変わるのだろうか。

違う地図にも、福仁湯の記載があるが…2019年から休業中がつづき、2020年3月に廃業したとのこと。

街並みは変わる。パチンコ店の看板もいつか撤去される日が訪れるのかな…
(訪問日:2021年1月)
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