幕張駅北口、再開発によって更地に。2023年、北口駅前広場に向けて工事中 ※追記 -幕張⑵
JR「幕張駅」北側が更地に…再開発がちょうど始まっており、街の変化を肌で感じた。
変化している街の今をこの場で記録しておこう。
※2023年開発後の現在も追記しました
JR「幕張駅」北側、再開発の計画
千葉県千葉市花見川区幕張町5丁目。総武本線「幕張駅」の開業は古い。明治27年(1894)だ。
前回の記事のつづきで、銭湯「鈴の湯」から歩いて来たので駅の北側から北口へと訪れた。
しかし、広大な更地が広がっている…これは再開発が行われているのだろうか。びっくりするくらい建物が何もない!新しい道が工事中だった。
病院の看板がポツンと残っているが、果たして病院は営業しているのか。
2014年のストリートビューと比較。
普通の民家もすべて立ち退きが完了しているようだ。建物がないと、こんなに空は広いのかと改めて感じた。
区画整理前の様子を記録している記事があった。「区画整理前のJR幕張駅周辺」
とても貴重な写真ばかり。
駅前には現在も少しだけ古い建物が残っているが、26.1ha(約600m×400m)の北口一帯が開発されて新しい町並みになるのだろう。
2023年 北口駅前広場に向けて
千葉市のホームページに、幕張土地区画整理事務所についての記載がある。
JR幕張駅の北口は、無秩序な開発による密集化が進み基盤整備が遅れているため、駅前広場を含む幹線道路等の公共施設の整備を行い、健全な市街地の形成を図るため、面積約26.1ヘクタールの土地区画整理事業を実施しています。
施行期間は、平成8年度から平成42年度。建物移転戸数は456戸だという。
総武線で唯一駅前広場がない状況を2023年3月までに解消する動き。ロータリーを囲むように、18階建てマンション(23年8月完成予定)、10階建て店舗マンション(22年6月完成予定)、9階建て複合ビル(22年5月完成予定)となっている。
住んでいる人にとってはかなり利便性が高まりそうだ。
現在の幕張駅前の様子
2021年1月に訪れた駅前の様子。
幕張駅前ビルのスーパー「三徳」は営業中。この辺りも再開発後はロータリーになるのだろうか。
薬局の店舗、古そうな佇まいだな~
薬局の店舗の奥に、解体中の2階建ての建物があった。看板の様子を見ると、居酒屋など色々な店舗が入っていたのかな~
幕張駅が再開発を行っていることを知らなかったので、もっと早めに訪れたかったなと後悔。
ビルがどうしても気になったので、正面へ回ってみた。
しかし、全体的に覆われていて何も見えず…
2011年のストリートビューの様子
「幕張紅谷ビル」飲み屋横丁的なビルかと思っていたが、シンプルな外観だった。もっと昔に遡らないとわからないかも。1階に多くのお店が並んでいたと思う。商店街的な感じだったのかな…
幕張駅は今度訪れたら綺麗になっているのかな。
南口の昭和感ある商店街は、再開発がとん挫したらしい。
追記:2022年1月
2022年1月の幕張駅北口の現状。
2023年12月 開発後ロータリ―完成の現在
(訪問日:2021年1月)
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以前に西千葉に住んでいたので、このあたりは懐かしいです。
総武線の開かずの踏切がなくなったころ(2004年頃)に大きく変わった印象がありますが、
北側も再開発されるのですねー。
新検見川駅北側のゴチャゴチャ感も東京の練馬あたり、、西武沿線や東上線沿線のようで
好きな風景であります。とはいえ、住んでいる方からすれば広くて防災性の向上した町が良いですから、
いまできるのは、こういう風景を1枚でも残すことなのかなぁと感じます。
ご存じかもしれませんが、藤森先生の「看板建築」という本はおススメです。
コメントありがとうございます!着々と工事が進んでいるようですね。本当に、今の風景を当たり前と思わずに記録に残し続けたいと思います!