「馬橋駅前通り」明治31年に開設された馬橋駅前の商店街の現在は… -馬橋⑴
「馬橋駅」。実は「鉄道のまち」として知られる松戸。その松戸市内で2番目に開設された駅が「馬橋駅」だそうだ。
明治31年(1898)、日本鉄道土浦線の駅にて開業。歴史ある馬橋駅前の商店街を探索する。
常磐線「馬橋駅前」
千葉県松戸市馬橋。JR常磐線「馬橋駅」にて降車。
先ほど紹介したように、馬橋駅は明治31年(1898)に開設された古い駅。100年以上前から、駅前は開発されてきたのだろうか。
駅の開業当時からあるという「馬橋駅前通商店会」。
街灯はよく見かけるクリアなタイプだが、駅から一直線に商店街が伸びている。良い眺め~
ちなみに、東口には馬橋駅前通商店会を横断するように、「馬橋本通り商店会」がある。馬橋本通り商店会の方が規模が大きいイメージ。次回の記事で紹介する。
馬橋駅前通商店会
とりあえず馬橋駅前通商店会をぶらぶら。駅前の「京金」は商店かな?たばこのホーロー看板がある。と思ったら寿司・割烹だった。
完全に白くなっているが、これは元々は何の看板だろう?
道幅は昔のまま。旧水戸街道までの決して長くはない商店街だが、昔は賑わっていたのだろうな。
パチンコ屋の前は駐車場になっているが、中華料理屋「稲毛屋」が昭和のまま残っていた。
昔ながらの中華料理屋があるとなんか安心する。この商店街はまだ元気だなって。
旧水戸街道の方面を撮影。看板建築の建物が並んでいる。個人商店が多い。
交差点の角に構えるおしゃれのお店「ちぐさ」。地域を支えてきた衣料品店だろうか。
化粧品・婦人洋品・洋装用具。女性にとって欠かせないお店だったのかな。2014年頃まで営業していたようだ。
昔のストリートビューを見ていると、パン屋さん、米屋などがあったようだ。
呉服店 信濃屋
旧水戸街道への突き当たり、角に大きなインパクトある建物。
「有限会社 信濃屋」とある。呉服店だったようで、その佇まいから老舗の呉服店だとわかるが、一体創業はどれくらいだろう。
道幅が狭いので撮影がとても難しい。でもこの建物の外観が私の心を掴んで離さないのでしっかりと撮影。
馬橋駅前通商店会は、おそらくかなり歴史ある商店街であるはず。だけど昔の様子や情報が少なくて残念。人通りはあるんだけど、コンビニも駅前にあるので全体的に元気は無かった。
(訪問日:2020年11月)
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いつも楽しく拝見させていただいてます。
馬橋は地元でした。
1970年代から80年代前半にかけては大変賑わっておりました。
駅前の“しちりん”の場所は室内に置く(納屋みたいでした)有料駐輪場で、
夜になると駅前のタクシー乗り場には屋台のおでん屋がいつもいましたよ。
現在稲毛屋の隣は駐輪場ですが以前はこの場所から駅に向かって材木屋、本屋、“ぎょうざんぽう”という名前の中華料理店がありました。京金は当時からありましたね。
ちぐさの並びには(旧水戸街道方面に向かって)田中精肉店というコロッケの美味しい店があり
その先には(信濃屋の向かいです)スーパーがありました。今はミニストップですよ。
ここはスーパー=>本屋=>ミニストップという流れです。
ここの二階にはマクドナルドもあったんですよ!
70年代から80年代にかけてのお話でした。
ブログこれからも楽しみにしております!!
馬橋についての情報、ありがとうございます!とても興味深いです!今はとても静かですが、屋台が並んでいた頃の景色を一度見てみたいですね。他にも知っていることがあればお気軽にコメントください~