国吉駅(いすみ市苅谷)周辺の商店街の街並み|いすみ鉄道途中下車の旅
いすみ鉄道「国吉駅」にて下車。いすみ市苅谷の地域を探索しました。
いすみ市郷土資料館だけでなく、駅前の商店街、朝市、史跡、旅館等歩いていて楽しかったです!!
いすみ鉄道「国吉駅」(いすみ市苅谷)
千葉県いすみ市苅谷。いすみ鉄道「国吉駅」で下車。初めて降りたが、Googleマップを見ていても営業している店舗も比較的多く商店街としての期待値も高まる。
昭和5年(1930)の開業。夷隅町商工会が併設している。
また、駅舎内には2020年にオープンした観光案内所があり、ジオラマや駅名のホーロー看板、弁当の販売等を行っている。→国吉駅に観光案内所オープン “レトロ車両”イメージ ジオラマ展示、弁当販売も いすみ鉄道
昭和の車両のボックスシートが設置されていて雰囲気抜群!土日は無料レンタサイクルも受け付けているそう♪
国吉駅南側には夷隅川、苅谷陣屋跡。
苅谷(かりや)は、旧夷隅町の中心街をなし、六齊市(1と6の日)がたつ、と角川書店『日本地名大辞典』より。
苅谷 国吉駅周辺の商店街
早速、国吉駅周辺の商店街、街並みを歩いてみよう。
駅前には渋い店舗跡と看板が残っていて既に興奮… よしだストアーをはじめとした広告になっていて、建物はタクシー会社として利用されていた。
国吉駅周辺商工案内図も昔のまま残っていて最高!今は無き店舗もこれで分かる。
駅前通り、右側には喫茶店「カトレア」が営業中。待ち時間に駅前のお店があるのは嬉しい。
駅前通りから国道465号へ。
国道沿いに広がる「苅谷商店街」を歩く。
スーパーふれあいショップ源氏の源氏弁当?が気になる。全日食チェーンの昔ながらのスーパーという感じで、地元の方に人気みたいです!お惣菜美味しそう~
この辺りで唯一営業している旅館「松屋旅館」。いつか泊まってみたいと思っている。
素泊まり6千円ほどらしい。昔ながらの駅前旅館が営業していることが嬉しいし、また来ようって思える。
苅谷丁字路近くにある「マチノイト」というミシンアトリエがとても可愛らしい。
着物のリメイクワークショップ、衣類のお修理などアップサイクルをテーマに、糸の販売も行っているそう。
木造平屋建ての奥に細長い、うっすらピンク色の外観。元空き家だったのを最近アトリエにされたそうで、私の推測だと元は郵便局では?と思った。
苅谷丁字路周辺。さらに西へ進むのはまた次回として、今回は北側の郷土資料館を目指す。
閻魔堂~国吉中入口へ
苅谷丁字路から北へも商店街のような街並みが続いている。
現在は閉まっているお店も多いが、最盛期はこの商店街で買い物が完結する賑わいだったんだろうな… 写真等があればまた見てみたい。
スーパーのふれあいショップ源氏はこの先で現在も営業中。
旧高梨商店の隣にある小さな神社?名前がGoogleマップ上でも記載されていない。
県道沿い、消防団建物脇にある夷隅町指定有形文化財「石造地蔵菩薩倚像」。
像高約1メートル台座二段約46センチ。貞享5年(1688)安置されたもので、すでに3百年以上の年月を経ているため、多少の磨耗はみられるが、慈悲深い柔和な面相をよく留めている。町内の石仏像ではその古さや大きさの点からみても貴重である。
観音堂開基以前、この地には無縁の墓が多くあったと言われている。その霊を弔うために、この地蔵は有志によって安置されたのであろう。
天正の昔「苅谷が原の戦」の戦死者を葬った所という伝承がある。
その敷地内に閻魔堂がある。
パン屋「カレンズ」
国吉中学校近くにあるパン屋「カレンズ」へ。手作りパンとシフォンケーキの店、に惹かれて少し休憩タイム。
お惣菜パンが人気らしい。時間帯が悪かったのか品切れが多かったのでスイーツを購入することに。冷蔵コーナーにスイーツが沢山!
やわらか杏仁・コーヒーゼリーを購入。1つ120円。安いし美味しいし近くに来たらまた立ち寄りたい。
いすみ市郷土資料館
目的地の「いすみ市郷土資料館」へ。
しかし、展示入れ替えのため休館中だった…ショック。ここまで炎天下歩いてきたのに!
最新情報、もっと全面的に出してほしい…
駅から徒歩10分ほど。駐車場広めだった。
美術工芸品の展示もあるそうで、「田園の美術館」といわれる理由をまた見に行きたいな。
六齊市 会場(いすみ市苅谷)
郷土資料館が営業していなかったので、国吉駅へ引き返す。
国吉駅の東側の国道も少し歩こう。パチンコABCが見える。
聖応寺、奉納が「国松旅館」とあるが松屋旅館とは別の旅館なのだろうか。
と思い調べていると国道沿いに存在したようだ。2014年のストリートビューに映っている。現在は更地。
いすみ市苅谷の六齊市は、国道から北にある苅谷公園で開催されていたそうだが、現在も続いているのだろうか?→第22回 いすみ“朝市”巡りその2苅谷六斎市
(訪問日:2022年8月)
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