安房小湊編!裏道の伊南房州通往還沿いの街並みを歩く -小湊⑹

安房小湊探索編!
今回は伊南房州通往還沿いの裏道に残る近代建築?を中心に歩きました。
安房小湊 裏道の伊南房州通往還沿い
千葉県鴨川市小湊。前回、誕生寺まで行ったので駅へ引き返しがてらまだ歩いていない裏道の伊南房州通往還沿いを歩く。日蓮交差点から北へ裏道に入る。

現在はひっそりしているが本来はこちらの道がメインストリート。古い民家も残っている。

橋を渡り両側に建物が並ぶ。閉まっているが以前はお店が並んでいたのだろう。左には旧金井青果店、右手には元靴屋があったようだ。
そして丁字路正面には西川船具。その隣は閉まっているが旧田中金物店。

船具の隣は元スーパーのような外観。2014年から売り物件のまま。この辺りは観光客向けではなく地元の方のための商店街のような雰囲気だったのかしら。

元スーパーの向かいは三軒分が空き地に。かつては何があったのだろう。そして道路を分断する白いコンクリートは一体?

また、奥にある木造の倉庫のような建物はかつては店舗と繋がっていた様子。2014年ストリートビュー。
軒先に丸い照明が見える。戦前築の店舗だったのかな、今は解体されている。

電話番号九番のホーロー看板が残る民家。偶然にも九の屋号入り屋根瓦が飾られていた。
雷紋付 小湊の近代建築?
そして再び船具店がある丁字路へ。左角に二階建ての白い建物、和洋折衷な雰囲気で気になる。

真っ白い。初見だと新しめな雰囲気を醸し出しているが、左側が和風、右側のカーブ部分が洋風で看板建築のようにも見える。

そして、カーブ部分の1階と2階の間には雷紋模様が横一列に。

2014年のストリートビューを見ると、元の姿が分かる。
なんと、全体的にベージュ色… 上部のパラペット部分だけが白っぽい。
ただ、入口が和風部分にしかなく窓も少ないな… ガスボンベがあるので飲食店?旅館?妄想を膨らませるとカフェー建築か?なんて色々考えてしまう。
ただ、近代建築の情報では見たことが無いんですよね~ 過去の住宅地図で調べたい。またわかったら追記します。もしくは地元の方がいましたら教えてください!
再び伊南房州通往還沿い。
たばこや塩のホーロー看板が残る元商店。天津小湊観光協会会員のホーロー看板も。
古い建物から駐車場へ。穴が開いてしまったような街並みに少し寂しさを感じる。
角に店蔵のような古い建物で営業している?呉服店が残っていた。

創業安政二年の「ささや」。この日は閉まっていた。こちらも外観は新しそうに見える。

2014年のストリートビューを見ると、新しく塗装される前の歴史を感じる佇まいを知ることができる。二階の窓も今は塞がれている。
「かもがわナビ」によると、蔵のお店で観光客にも人気があると紹介されている。店内も見てみたい。
小湊の謎の近代建築。もしご存知の方がいましたら教えてください!探索はつづく。
(訪問日:2022年3月)
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