「小岩五中通り商店街」第五中学校近くの地元密着型商店街
小岩駅から少し離れた住宅街にある商店街「小岩五中通り」。
以前から気になっていたので、小岩に用事があるついでに立ち寄ってきました。
銭湯「島田浴場」
東京都江戸川区南小岩1丁目6−19。目指す商店街へ、前回紹介した「東京パレス」跡地から歩いて向かう。
街道から住宅街を斜めに進んでいると、居酒屋の看板が見えてきた。
小料理屋やスナック、居酒屋が多い雰囲気…なぜだろう?と思っていたら、
道の向かい側に、銭湯「島田浴場」があった。
煙突もある。外観は新しく見えるが、店内はザ・昭和の銭湯だという。ホームページの写真が魅力的過ぎる…!
既に15時を過ぎていたので、地元の方が銭湯から出てきた。そのまま自転車に乗って帰宅する様子が何だか羨ましい。
駅からもまあまあ離れているので地元の方がよく利用しているのだと思う。小岩駅周辺は銭湯の数が多くて魅力的。いつか小岩に住みたいと思ったり。
アパートの1階にある洋風居酒屋「ジュノン」。看板が素敵。
小岩五中通り商店会
今回の目的地、「小岩五中通り商店会」。南小岩1丁目~東松本1丁目の住宅街の中を南北に300mほど伸びる商店街である。
江戸川区商店街連合会の記事によると、
小岩第五中学校の北側に広がる地元密着型の商店街です。
会員数15店舗 区内共通商品券取扱い店15店
左にスーパー「まいばすけっと」があるが、2009年のストリートビューでは豆腐屋だった。
豆腐の「天狗屋」、その向かいには時計屋。現在は住宅になっていた。
手前の建物が無くなり、駐車場の奥に見える建物が丸見え。
「もちづき」は精肉店かと思ったら、中華料理屋のようだ。
その隣が「伊勢元酒店」「白鳥青果」。商店街の中心地と感じた。
酒屋に青果店、地元の方が買い物に訪れており、のどかな時間が流れていた。
平日の午後、人通りは多くない。だが、スピーカーからBGMが流れており、一昔前の商店街の雰囲気を感じる。
次の交差点にも青果店「稲村青果店」が営業中。 新鮮な野菜が店頭に並ぶ。
その隣はパン屋「MORITA」。営業中?であれば入れば良かったと今後悔している。
小岩第五中学校
五中通りのアーチ。時計がついており、銀色の重厚なデザインが目立つ。
そして、南側にあるのが小岩第五中学校。門までの道沿いにもお店が並んでいる様子。
商店街のお店はメインストリートだけでなく、裏通りにもいくつかある。昔はさぞ賑わったのだろうなと…
最初のまいばすけっとの交差点へ戻ってきた。
パン、アイスクリームの看板が見えるがシャッターが閉まっている…
その隣はクリーニング屋、向かい側には青果店があったという。
その先には中華料理屋「瀧公亭」、向かい側には蕎麦屋、寝具店など昔はお店が並んでいた。
「まるやま寝具店」は変わらず営業中。
小岩駅からは徒歩20分以上。
かつては左側にスーパー「サミット」があったようだが、現在は住宅街になっていた。
どこで買い物をしているのだろう?
向かい側にあったお弁当屋、小僧寿しも閉店している。
第五中通りはこの辺りで終わり。不動産屋、寿司屋が見える交差点の景色はあまり変わっていないようだ。
商店街の探索を終えて、小岩駅へと向かう道。商店街ではないが飲食店や商店が点在している様子。
左側の蕎麦屋は看板がないが営業している様子。渋いな…
住宅街の角に佇む「クスリのコーエイ」。明るい家族計画の自動販売機のみが残っている。
タイルが素敵な建物
南小岩小学校の近くに残っていた気になる建物。
既に閉店して時間が経っている商店郡。いつ解体されてもおかしくなさそうな雰囲気。
一番左のタイルが気になった。
「天狗屋」と中央に描かれたシンプルなタイル張り。元豆腐屋のようだ。
そういえば、今回の記事の最初に、天狗屋豆腐店が解体されてスーパーになったと記述したな…その天狗屋の支店だったのかな?
小岩の再開発。どこまで影響があるかわからないが、見納めかもしれないと思いたくさん記録しておこう。
小岩駅方面へと向かう道。特に街灯は無いが、昔は商店街だったのかもしれない。
(訪問日:2021年6月)
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BGMの流れる商店街、素敵ですね。夕方暗くなり掛けて灯り始める街灯と共に商店街の必須アイテムと思います。
建物も魅力的でした。また色々な商店街紹介文、期待します。