湖北台団地名店会&仲通り商店会。和菓子屋「伊勢屋」に寄る -湖北⑸

JR成田線「湖北台駅」南口、前回は駅周辺の「湖北台中央通り商店街」を歩いたので、駅に戻りつつ裏道の商店街と団地内の商店街を巡りました。
「湖北台団地名店会」団地併設の商店街
千葉県我孫子市湖北台7丁目13。湖北台団地内に併設している「湖北台団地名店会」へ。

現在は17店舗が営業している、とUR都市機構の湖北台団地のページに記載があった。が、店名が消えている看板もあるので実際は17店舗より少ないかもしれない。

案内図では下側が四季の道。L字型に店舗が配列されている。①はファミリーマートに。


端の中華料理店と精肉店を除きシャッターが閉まっているお店が多く…団地と商店街の盛者必衰を感じる。

湖北台団地名店会から西側の四季の道沿いは店舗が点在、となるので薬局で足止め。


改めて団地内の商店街含めると、広い商業圏。
湖北台団地が出来たのが今から50年ほど前。湖北駅南口の全盛期の頃を見てみたいものだ。
裏道のレトロな商店街
最後に、四季の道の北側の裏道へ。湖北台西小学校から湖北駅にかけて裏道なのに商店街が広がっている。街灯付!

白いレトロな街灯が奥まで続く。陽炎のようにゆらゆらと誘われる。

2012年のストリートビューを見たが商店街名は分からず。

そして今も営業しているお店が割とあって嬉しい。角には喫茶店「あづま」。



また、かつては右手に昔懐かしい緑一色の「湖北台バッティングセンター」。

その東側の一帯は開発されて一軒家が並んでいるが、かつては商店街が続いていた。2012年のストリートビューより。
自転車店、美容室、時計店、パブスナックに、お食事処、お惣菜屋など。今は街灯のみが面影に。
和菓子屋「伊勢屋」と仲通り商店会
商店街の話も伺いたかったので、途中にあった和菓子屋「伊勢屋」で一休み。餅菓子・赤飯・いなり・だんご・大福…昔ながらの和菓子屋さん。

ショーケースに並べられた和菓子は、最中やどら焼き、栗饅頭にお赤飯など。

よく見たら下段に、やきだんご・あんだんご・いそべだんごがある。お団子美味しそう。1本100円。

あんだんごとラムネをいただいた。瓶で飲むラムネは生き返る~

いちご大福が美味しいらしい。気さくな女将さんとも立ち話をした。
伊勢屋さんは50年。父が20代のときにはじめ、現店主で2代目になるという。今は3軒の和菓子屋があるが時代の変化で和菓子屋も厳しいと…
和菓子はすべて手作り。ラムネ、駄菓子も販売しているので子どもたちも来てくださるそうだ。

店内には昭和期の伊勢屋と商店街が映る写真が飾られていた。店舗外観はあまり変わらず。雪印アイスクリームが今は自販機になった。
「仲通り商店会」!
この裏道の名称が街灯の看板から判明した。
駅からの人通りが多い道で、かつては七夕祭りもあり賑わっていたそう。

開発された一角から駅側へ。町中華「長来」は営業中?

交差点角にはミートショップ。

交差点から南への道沿いにもう一軒の和菓子屋「福一」があったらしいが見逃した。こんな近距離で和菓子屋が残っているって凄いな。

ミートショップの焼き鳥の良い匂いが漂う。隣は写真展、洋服店。
また、一本北側へ裏道を行くと和菓子屋「寿堂」。3軒の和菓子屋、現在もしっかりと営業中。

仲通り商店街は終わり、湖北駅の方へ。

和菓子屋に洋菓子屋、まだまだ入りたいお店がある湖北駅周辺。

今度は、正泉寺の山門を見に訪れよう。
(訪問日:2022年3月)
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