「小金北商店会」本土寺参道へとつづく商店街。静かだけど気になる建物が -北小金⑶
かつて「小金宿」として栄えた宿場町。その北側に伸びる本土寺参道にも多くの方が訪れたことでしょう。
前回のつづき北小金駅から、駅近くの「小金北商店会」を探索。
小金北商店会
千葉県松戸市小金。常磐線「北小金駅」北口に進む。
南口と違って駅前は静かな印象。
階段を降りると、「小金北商店会」の街灯が見えてきた。この通りが本土寺に向かう参道だ。
街灯はよく見かけるタイプだが、朽ちている感じも無くとても綺麗。
光に照らされて輝きを放っている。
駅前には観光名所?の案内。こう見ると行きたい場所が多いな~
駅前によくある地図。
この地図も案外役に立つことがあるので記録に残している。
線路沿いのお店
駅から左、線路沿いにも建物が並ぶ。
居酒屋など飲食店が立ち並ぶ。
と思ったら空き地も。昔はびっしり並んでいたのではと思う。
街灯が続いているので線路沿いも商店街なのか…
先ほどの本土寺参道に戻り進む。ふと左の道を見ると看板が見えた。
できたて手作りのパン…奥がお店なのかな?
駅前の駐輪場。とても広い。
おっ母さん食品館と茂呂塾
駐輪場の反対側は「おっ母さん食品館」という聞きなれないスーパー。
千葉県を中心に展開しているスーパーみたい。ネームセンス良いなあ。
その向かいにある建物。扉に勝手口と書かれていて普通の家ではないなと感じた。
塀をまわってみると、「茂呂塾」という看板があった。
個人経営の塾?学習塾~通訳・翻訳と幅広い展開をしている。
昔はこうした個人経営の塾って各地にあったのだろうか。大手予備校しか知らない世代なので新鮮。
廃墟的な?スロットゼウス
再び参道へ。
左に賑やかなパチンコ屋?スロット専門店が営業中。
しかし、外観が凝っていて面白いな。全部トタン板。
西部開拓時代の建物のような雰囲気。
廃墟みたいなパチンコ屋だがしっかりと営業中。夜のネオンも見てみたいな。写真で見たらド派手だった…
Twitterで廃墟みたいなスロットが営業中、と話題になっていた。北小金の伝説と書いている人もいたので有名なのだろうか。印西白井にも系列店があるみたいです。
Twitterアカウントも発見した↓
本土寺参道へ
このままずっと道なりへ進めば本土寺参道だ。
昔ながらの坂やや米屋が現役。
100円自動販売機も設置されている。なんとなくこれを見つけると嬉しくなる。
端には「小金北商店会」の看板と花壇。整備されている。
本土寺の方を見てみると、うわ~紅葉が綺麗!
地元の方の往来も多くて散歩に良い道。
レストラン&パーラー「スバル」が気になった。三角屋根で洋風なレストラン!隣にはテニスクラブ。
この日は営業していなかったけど、「怪猫ガイド」さんのブログに詳細が載っていた。
昔ながらの洋食屋さんという感じ。これは期待大。
来年の紅葉の時期にまた訪れたいな。
小金北商店会はこれにて終了。
駅の南側と違って古き良き雰囲気が残っていて楽しい商店街だった。次回は本土寺へ。
地元の方によると、以前は駅南口しかなかったそうです。橋上駅となったのは1972年頃で、北口に商店ができたのもそのころ。それまでは本土寺参道へも南口から歩いて行ったといいます。意外な歴史に驚きました。
(訪問日:2020年11月)
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