松戸「小金宿中央通り」。骨董市~旧旅篭の建物~銭湯 -北小金⑸

松戸「小金宿中央通り」。骨董市~旧旅篭の建物~銭湯 -北小金⑸

今回は、北小金駅南口を探索。以前、北口は歩いたことがあったけど、南口にある東漸寺で開催されているという骨董市に出かけることにした。

東漸寺の骨董市へ

千葉県松戸市小金359。JR北小金駅南口から、小金宿通りを南下して10分ほど。朝10時頃だったが駅から歩く人の流れがあった。

東漸寺

毎月第四土曜日に東漸寺で開催されている、手作り市。骨董市とハンドメイド雑貨などが販売されている手作り市が合同で開催されている。

毎月第四土曜日

この日はあいにく、天気が悪かったので訪れたときはまだ準備中だった。

参道沿いに

私の地元では骨董市が開催されているところがないので、いくつか骨董市が開催されている松戸市は羨ましいなと思ったり。

境内には縄文時代の遺跡も。

境外遺跡

旧水戸街道沿いの小金宿跡にあり、四季折々の花も楽しめる東漸寺。いつか、紫陽花や紅葉の季節に撮影に訪れたいなと思っている。

山門
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小金宿通り(小金中央商店街)

駅南口からまっすぐに伸びる旧水戸街道は、「小金宿通り」と呼ばれている。街灯には「小金中央商店街」と書いてある。

小金中央商店街

想像以上に昔ながらの個人商店の建物が並び、在りし日の商店街の賑わいを伝えている。

小金宿通り

ラーメン屋さんの「どさん子大将」は店舗自体は小さいが良い雰囲気。入りたくなる。

どさん子大将

中華そば550円。コーンクリームラーメンってなんだろう?

メニュー

駅からはちょっと遠い気もするが、地元の方が訪れているのだろうか。駐車場は見当たらなかったなあ。

向かい側にある元店舗の建物が気になる。和風なつくりだけど、よく見るとバルコニー部分のデザインが洋風なような…

和洋折衷なデザイン

2011年の時点で営業をしていないみたいだけど、元々はどんなお店だったのだろう?とても素敵な建物だなと感じた。

オシャレな雰囲気

さらに南へ進む。左にある鰻店「なか瀬」もかなり古そうなお店だな~

なか瀬

鰻店の左隣に、小さなコインランドリーがあった。

鰻店の隣に

「みずまきコインランドリー」。コインランドリーがあると元々は銭湯も存在したという場合があるが、奥の家が比較的新しい気がする。

「みずまきコインランドリー

松戸市小金153。銭湯の情報は調べてもわからず。

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玉屋(小金宿の旅篭)

今回の目的地。小金宿の旅篭「玉屋」の建物を一度見てみたかった。松戸市小金252-1。

小金宿の旅篭「玉屋」

松戸市が設置した説明は次のように書かれている。

この小金の地は江戸時代より水戸街道の宿場町として栄えていました。この建物は屋号を玉屋という旅篭で当時の宿場町の名残を伝えています

江戸時代から栄えていたという小金宿。その当時の名残が今も残っているのは凄いですね。

説明看板

また、右側の松戸北ロータリークラブの看板には次の説明がある。

鈴木家

此処の街道は水戸街道で有名であるが、成田街道でもあり旅篭が多く鈴木家は代々惣右衛門を名乗り、玉屋の屋号で徳川時代後期の旅篭の原型を留めている。
当時の小金では鈴木、月見里、綿貫、湯浅、芦田、安蒜、大熊、が役職に従事していたが、未だ姓は現存している。

この辺りから北小金駅に向かって旅篭がいくつも並んでいたという。建物として残っているのは玉屋のみ。

趣のある外観

外観は見学が可能。現在は民家なので内部は非公開。貴重な建物を維持するのは本当に大変なことだと思う。

時代が止まったような一角

いつ頃まで旅篭として使われていたのだろう…

旅篭が残っているのは凄いなあ

江戸時代末期の建造。旅篭の建物が当時のまま保存されているのは意外と少ない気がする。

駅からは徒歩20分ほどだが、一見の価値ありです。

さらに小金小学校バス停前の梅沢家は江戸時代に「京屋」と呼ばれた旅篭を経営しており、庭内に「明治天皇小金宿御小休所」の石碑がある。明治17年(1884)に陸軍演習見学途中、立ち寄ったという。

だが、今回は見逃してしまったので写真はまた追記しよう…

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本土寺参道の石碑

国道6号線北小金駅入り口から、北小金駅南口の交差点までが小金宿。その北側に、本土寺参道がつづいていたようだ。

本土寺参道の石碑
文化5年と書いてある

駅の近くのビル入り口にも小金宿についても説明看板が設置されていた。

小金宿の由来

今は常磐線が開通して参道が分断されてしまった。

交差点には水戸街道の道しるべが現在も残っている。

水戸街道の石碑

また、交差点の西側には古い石造物がいくつか残っている立派な門構えの邸宅がある。ここは、小金牧場奉行・綿貫氏の邸宅のようだ。

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小金宿本陣跡

玉屋を見学して、駅方面へ戻る途中。路地を入っていくと…

酒屋さん

「小金宿本陣跡標柱」がある。ここには「井筒屋」の大塚家本陣があったという。

小金宿本陣跡

江戸時代、街道の宿駅には大名や幕府役人、公家などのために本陣と呼ばれる専用の旅宿が設けられていました。ここ小金宿の本陣は屋号を井筒屋といった大塚氏が代々経営していました。

現在は民家だが、門構えが立派。

現在の様子

現在は宿場町としての面影はほとんどないが、各所に石碑が残っているので散歩をしていて楽しい。

 

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銭湯「小金バスランド」

宿場町から東へ住宅街を歩いていると、大きな煙突が見えた。

奥に煙突が

煙突が残っていると、銭湯を見つけやすくて良いなあ。今は撤去されている銭湯も多いので残っていて嬉しい。

銭湯の煙突

ここは「小金バスランド」。隣に「小金湯コインランドリー」がある。

小金バスランド

近代浴場と書いてあるが、元々は「小金湯」だったのかな?時代に合わせてリニューアルしたのかもしれない。

近代浴場

壁には素敵な富士山のイラストが。番台はないが、昔ながらの銭湯だという。この日は開店時間前だった。

素敵な壁面

裏に回ると廃材が。

住宅地に残る銭湯。

そして宿場町だった歴史。北小金の新たな魅力を知ることができた。

 

(訪問日:2021年5月)