「太田山公園」かつて恋の森には遊廓も?廃墟トンネルは旧日本陸軍の弾薬庫 -木更津25

「太田山公園」かつて恋の森には遊廓も?廃墟トンネルは旧日本陸軍の弾薬庫 -木更津25

木更津には「恋の森」と呼ばれる場所がある…?展望施設の「きみさらずタワー」がある「太田山公園」のことだそうだが、随分昔には遊廓もあったそうな?

謎多き太田山公園へいざ!

恋の森「太田山公園」を目指して

千葉県木更津市太田2丁目の「太田山公園」を目指して、JR内房線「木更津駅」東口から歩く。

が、徒歩20分くらいかかるのを知らなかったので体感的に遠く感じた。

奥に見える山が太田山だ

遠い…多分、歩いて太田山公園へ向かい人は少ないのではないだろうか。それとも、木更津探索二日目の体力的に消耗している体にはキツイだけなのだろうか。

太田山公園へ向かう途中の道が舗装された広い道だったことも、遠く感じる理由だろう。

太田山公園入り口

公園は最初から上り坂。ひえ~きつい。

坂の途中には駐車場があり、車が数台停まっていた。普通はここからスタートなんだな。

案内図

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と弟橘媛(オトタチバナヒメ)の悲恋伝説にちなんで、「恋の森」と呼ばれるそうだ。

木更津遊廓は、駅西口の木更津港の近くにあったという話が有名だが、それ以前には恋の森付近に遊廓が存在したと文献に記されている。

以前の記事で紹介しているので気になる方はぜひ。
「木更津遊廓」明治期に移転した後の遊廓跡と歴史を辿る -木更津⑹

でも、移転前の恋の森付近の遊廓のことについて言及している人は少ないのでよくわかっていない。またわかったら追記しよう…

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旧安西家住宅

アスレチックかと思うくらい、完全に山だった。

山道だ

太田山公園には、江戸時代中期の農家住宅を移築した「旧安西家住宅」が展示されている。

旧安西家住宅

木更津市指定文化財。この時はコロナの影響で内部を見学できなかったのが残念。

説明看板

いつも思うけど、こういう文化財が休館になってしまうのは惜しいな…密にならないのに。

旧安西家住宅
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高砲射陣地のトンネル

また、第二次世界大戦中は太田山に「高砲射陣地」が築かれ、陸軍によりトンネルや地下壕が掘られたという。陸軍と太田山の関係性について調べるのも楽しそうだなと思った。

・「千葉県木更津市、陸軍太田山対空砲台跡と地下壕」

今もあるかはわからないが、廃墟トンネルが2012年時点では見えたらしい。それは旧日本陸軍の地下陣地兼弾薬庫。しかし、老朽化が激しく本格的な調査が行われていないため、詳しいことはわからないらしい。

調べたら、数か所の穴を詳しく探索している方がいた。

・「木更津太田山地下壕」

2012年のストリートビューはこんな感じ

もしこの情報を事前に知っていたら、タワーよりも先に調査するのになあと。今になって思った。

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きみさらずタワー

「西の湘南平、東の太田山」と称されるスポットだそうだ。有名な場所だというのは前から知っていたので、一度訪れてみたかった。

無料展望台「きみさらずタワー」は太田山公園の山頂部から、さらに28mの高さ。

きみさらずタワー

平成4年(1992)にふるさと創生事業を導入して、木更津市の市制50周年記念で建設されたものだそうだ。夜景スポットや花見スポットとしても知られる。

きみさらずタワー全景

隣にある木更津市郷土博物館「金のすず」は休館中だった。残念。

木更津市郷土博物館「金のすず」

きみさらずタワーの塔の上には、日本武尊と弟橘媛の銅像が向かい合って立っている。

木更津の名前の由来は「きみさらず」の悲恋伝説が定説になっているが、他にもアイヌ語の説など色々あるので確定はしてないみたい。

タワーについて

タワーに登る前から富士山がとても良く見えた。これは桜が満開だったら良い写真が撮れるだろうな~!

富士山が大きい!

高所恐怖症の人はちょっと怖いかも。タワーの上よりも階段が怖い。

けど、360度絶景が広がっていた。

タワーからの眺望

平日の昼間。誰もいないかと思ったら、意外と観光客がいた。

展望台から見える景色

観光客ではなくとも、地元の人でも散歩ついでにこんなに素敵な景色を見れるのは羨ましい。

個人的には陸軍のトンネルの行方も気になるが、このまま放置されてしまうのだろうか。遊廓や軍遺跡が眠る太田山公園。一度訪れる価値はあり!

木更津シリーズ、25記事これにて終了!長々とお付き合いいただきありがとうございました!
もし最初から振り返りたい人は↓
有吉通り~中央商店会。木更津駅西口、初回からレトロ好きを興奮させる街並み -木更津⑴

 

(訪問日:2021年2月)

 

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