木下駅前の商店街「木下南口商店会」。行商が盛んだった歴史 -木下⑵

木下駅前の商店街「木下南口商店会」。行商が盛んだった歴史 -木下⑵

木下駅に初上陸!駅近くで開催される「木下駅南骨董市」のために訪れることになったのだけれど、駅周辺には昭和レトロな商店街や街灯、建物が残っていて大興奮!木下シリーズ始まります~

木下駅の歴史

千葉県印西市木下にある、JR成田線「木下(きおろし)駅」へ。今回はまず、骨董市が開催されている南口から。

木下駅

木下(きおろし)、ちゃんと読める方はどれくらいいるだろう?

まずは木下駅の歴史から見ていこうと思います。南口のエスカレーター近くに、「木下駅の思い出」という説明看板が設置されていたのがとても助かる。

木下駅の思い出

明治34年4月成田鉄道株式会社として我孫子~安食間の開業。その後大正9年5月鉄道院が鉄道省と改称、同年9月鉄道省が買収。昭和24年6月日本国有鉄道となり、昭和62年東日本旅客鉄道株式会社となり現在に至る。
木下駅は、明治34年の開業以来、「街の顔」として107年間、人々の想いや街の歴史を見守ってきた。地域の人々に愛されたこの小さな木造駅舎は、平成20年12月、新たな街の第一歩として、人々のにぎわいや往来を新駅舎に引き継いだ。

現在の新しい橋上駅舎は、平成20年(2008)に完成した。それ以前は、古い木造駅舎だったのだ。「れとろ駅舎」というサイトに昔の写真が載っている。

木下駅舎の古い写真

昭和30年代~40年代に盛んだった行商の写真も。「カラス部隊」と呼ばれていたそうだ。

行商、蒸気機関車

銚子から水運で木下に到着し、ここから木下駅を利用した行商の人々が駅前で朝市場を開いていた様子も数十年前まで見ることができたという。

新駅舎になっても、旧駅舎の思い出の写真が展示されていることに木下への愛を感じる。

昭和の写真
待合室

現在の南口とロータリーの様子。

現在の南口

いんざいパルケ」の記事にある昔の写真を見ていると、駅を降りてすぐに街灯が並び商店街らしき通りがあるのが見える。どこの景色だろう?

旧駅舎は、現在の交番のあたりに存在したようだ。ということは、ロータリーが昔は無かったのかな?それとも北口の話かな?

ロータリーの傍にある大きな建物は、「ライフ」や「くすりの福太郎」だったようだが、現在は倉庫に。駅近くのスーパーが無くなって不便なのではないだろうか。

また、反対側には日の丸のパチンコ屋や古い商店が並んでいた。(2012年)

今はトランクルームに。

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レトロな街灯が残っていた

木下駅の南口のロータリー近くの駐車場に一本、そして商店街の近くに一本だけ残るレトロな街灯があった。

現役とレトロな街灯

茶色は現在の街灯。新旧が並んでいるのは珍しい。

オレンジ色の円盤のような街灯は、下から見上げるととても美しい。

レトロな街灯
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骨董市が開催される「木下南口商店会」

商店街は、ロータリーから東へ。駅に直結しているというよりは、曲がった裏道にある。今回は骨董市が開催されていたので賑わっていた。

木下駅南骨董市

骨董市が終了した後の商店街の様子。誰もいない。

商店街の現在

2012年のストリートビューを見ると、入り口に街灯のアーチがあり、「木下南口商店会」と書いてあった。

南口商店会

骨董市が開催されていない時間は、シャッター街。ところどころ更地になっていて、商店街としての賑わいはあまり感じられず。

シャッター街

ホームショップ「マツシタ」は現在も営業している雰囲気。(骨董市が開催されているときの写真は人が多いです)

ホームショップ「マツシタ」

向かい側にある薬局の「宝田宝生堂」やスナックは閉店しているようだ。

薬局
カラフルなテント屋根が残っている

壁に絵が描かれているが閉業している。

元居酒屋

大きな建物の「滝田洋品店」。婦人服や学生洋品など幅広く扱っているようだ。

滝田洋品店

素敵な看板。南口店とあるので、本店が違うところにあるのだろうか。

おしゃれな看板
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商店街が賑わっていたのはいつ頃なんだろう…

骨董市が開催されて賑やか

2階へ繋がる階段に麻雀の看板。

麻雀

居酒屋や衣料品店、どれも建物は素敵だけど閉店しているお店ばかり。

カラフルな建物が並ぶ

個人的には、「コンビニエンスストアー ドンドン」に惹かれる。

コンビニエンスストアー ドンドン

個人経営のコンビニエンスストア。今はあまり見かけないなあ。

ドンドン

商店街も端っこまで訪れると、左側は更地。

左は更地

商店街の左右は歩道が整備されているので、昔は歩道にアーケード屋根が設置されていたのかもしれない。

歩道にて出展

商店街を抜けると、広い道路に。閉業している建物は、「丸十デンキ」。

閉業している

「WE DESIGN YOUR FUTURE WOTH NEW MEDIA」。明るい未来を連想する看板だな。

丸十デンキの看板
水造水産

木下南口商店会は骨董市が無いとかなり寂しい。

木下南口商店会

ガネーシャJr.の印西暮らし」というブログに、1984年の木下駅周辺の写真が掲載されていた。

商店街の写真も載っているが、看板が立ち並び、人や車の往来もある賑やかな商店街だったことがわかる。そしてレトロな街灯が並んでいる。

 

(訪問日:2021年5月)