【廃墟】千葉・検見川無線グラウンドに残るノスタルジックな廃墟店舗?-検見川
逓信建築の代表作、検見川送信所を訪れたある日。隣接する検見川無線グラウンドにて異彩を放つ建物(?)を発見した。恐らく地図や案内には載っていない、知る人ぞ知る…というモノ。
少し前まで当たり前にあったもので、親世代は懐かしいらしい。
令和になってもなお残る廃墟の建物がノスタルジックだった。
検見川無線グラウンド
かつて逓信建築として注目されていた「検見川送信所」は廃墟になっているが、周囲からその建物の様子を探ることができる。
夏の茂みが検見川送信所を覆っているのにもお構いなしに、隣から威勢のいい声が聞こえる。野球やサッカー、ペットと遊ぶ人々。かなり広々とした敷地のグラウンドが広がっていた。そのグラウンドは、検見川無線グラウンドと地図では確認できた。
検見川送信所、無線の名前をそのまま利用しているのか…無線グラウンド、かなり良い名前だ。
この無線グラウンド、かなり雰囲気がある。
なぜなら、観客席がボードが設置されているものの、昭和から時が止まってしまったかのような佇まい。
現在もこのグラウンドでは、野球の試合が行われるのだろうが、果たして椅子も使われているのだろうか?それとも飾りになってしまっているのだろうか。
汗の滲んだ椅子はどことなく寂しそうだ。
今はもう開かない販売店
色褪せた観客席の近く、大きなBOXのような建物があった。
建物という表現が正しいのかわからないが、販売店だったような。グラウンドの入り口に構えているため、多くの人に親しまれていたのだろう。
4つの窓らしき遺構。窓を開けたらどんなモノが販売されていたのだろうか?
今にも店員さんが手を出してきそうな…
手を洗う場所も、建物と一体化しているなんて親切。…かなり低い場所にあるが。子ども専用?
検見川無線グラウンドに佇む、昭和の名残。いつまでその場所にとどまっているだろう…
隣にある検見川送信所も放置されている。
見学会が最近あったみたいだけど、いつまでこの状態なのだろう?ロープの奥、建物のギリギリまで撮影しているYouTube動画とかあったけど、許可取ってるのかな?色々疑問な建造物。
検見川送信所についての記事もいずれ書く予定です。
検見川送信所についてのの展示もありました↓
「旧気球聯隊第二格納庫」千葉市内最大の戦争遺跡、取り壊し前の貴重な見学会の様子を紹介!
(訪問日:2020年6月)
-
前の記事
【小岩】太陽がお出迎え?!小岩サンロード商店街をぶらぶら歩く 2020.07.03
-
次の記事
【ヘルスランド】松戸・みのり台にある銭湯・湯戯三昧松戸ヘルスランド一帯が渋い 2020.07.04
こちらの送信所周りが宅地化されるとの事で建物ギリギリまで造成が進んでます 2022/02現在 昨年の5月には残っていた昭和初期と思われる木の街灯も無くなってましたね 写メはまだ残ってるの差し上げることは出来ます