検見川の銭湯「梅の湯」。創業100年以上!歴史ある建物と露天風呂が最高

検見川の銭湯「梅の湯」へ!昭和の銭湯が少なくなる中、昔ながらの建物もお風呂も露天風呂まである素晴らしい銭湯。気になった方はぜひ足を運んでみて下さい!
検見川の銭湯へ
千葉県千葉市花見川区検見川町2丁目481。最寄り駅は、京成千葉線「検見川駅」。
かつて漁師町として、また宿場町として発展した検見川には現在も旧道沿いに商店街の街並みが残っている。→港町の面影そのまま「検見川商店街」。レトロ好きを唸らせる建物の宝庫だった -検見川⑹
個人的に何度も足を運んでおり、好きな町。今回は、かねてより気になっていた銭湯へ。旧道から一本裏道、住宅街に昔ながらの銭湯と煙突が残っている。

この佇まいを見てください!100年ほど前の創業当初から変わらないであろう歴史的建造物、かつての漁師町の面影を感じることができる。

漁師町は銭湯が多いため、調べたところ、検見川には銭湯が他に3つほど存在したらしい。→【千葉市】千葉県銭湯一覧(廃業含) ~千葉市編~
唯一現存する「梅の湯」。すぐ裏手の国道14号はかつて海だった。多くの漁師さんが利用していたのだろう。
現在は地元の方々の憩いの場となっている。

私が行った時は、夕方で開店時間すぐでは無かったはずだが、満員ではと思うほど女性客も人が多く、愛されている銭湯であることを実感した。各地の銭湯を巡っていると、貸切状態も多く、かつての銭湯全盛期のようなお客さんの多さに衝撃を受けざるを得なかったのだ。
梅の湯の人気の理由は入ってみると実感する。
梅の湯に入浴!
梅の湯へ!番台式で女将さんにお金を払って入浴。人が多かったので建物内は撮影できなかったが、天井の高い脱衣所が印象的。

露天風呂までついているのが銭湯では珍しい点だと思った。露天風呂では常連さんらが楽しく会話をされていて、昔の井戸端会議を見ているかのような空間だった。

熱いお風呂と外の空気が気持ち良い~これは家にお風呂があっても通いたくなる!
さらに、梅の湯はホームページもしっかりと存在する。コンテンツも充実しており、店内写真やブログなど、見応えがある。
下の文はホームページに書いてある銭湯の紹介文。
梅の湯は地下50m~60mから採取した大変綺麗な筑波山系の「井戸水」をさらに濾過し、燃料は昔から「薪」を「窯」にくべてお湯を焚いております。
薬湯 露天風呂、内湯は熱い湯、ぬるい湯、ジェットバスの座風呂があり、また、洗い場は手すりも付いていて、安全にも気を使っております。
じっくり、ゆっくり温まって下さい。体の芯からぽかぽかして、血の巡りが良くなり、きっと一日の疲れが取れますよ!是非、一度いらしてください。
また、壁画は2021年3月に書き換えられたとのこと。色合いも見事なのでぜひご覧ください~
男湯:陸前高田『奇跡の一本松』
女湯: 宮城郡松島『福浦橋』
グーグルマップの口コミの件数も多いが、さらにそのコメント一つ一つにオーナーから丁寧な返信が書いてあることにも驚いた。昔ながらの銭湯でここまで活動されている所はなかなか無いです…
帰りに梅の湯のバッジもゲット!

家の近くにあったら毎日通いたくなる銭湯。人柄も素敵だし、お風呂も充実。
これからも漁師町の面影を伝え残してほしいですね。
(訪問日:2021年9月)
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これは中が気になる銭湯ですね~。
バッジはこちらの銭湯のキャラクターなのかな?
可愛いですね❗️
キャラクターは千葉県の銭湯組合で作成したものみたいです!可愛いですよね~
宮間陶器店は雨戸を半分開けた状態で開店しています。(買い物がある人は雨戸の隙間から入ってきてほしいとのことです。)中に入れば内装も感動的で、ヴィンテージ物の茶碗や湯呑みが2割3割引きで買えますよ。
(別件ですが、明里様が発信して下さった習志野市大久保でのサンポーの懐かしフィルム、見に行きます!)