「京成江戸川商栄会」菖蒲園近くの商店街~北小岩の銭湯へ
京成本線の「江戸川駅」。今回は江戸川沿いを散歩してから、京成小岩駅までの道のり。
江戸川駅からは商店街「京成江戸川商栄会」が広がっていた。そして銭湯もある江戸川の街は静かで散歩に適した街だった。
江戸川のコスモスを見に
東京都江戸川区北小岩。京成本線「江戸川駅」にて降車。
江戸川駅周辺ご案内が駅近くにあるので散歩しやすい。イラスト地図だとわかりやすいな~
まずは江戸川へ向かおう。江戸川駅からすぐ東へ向かえば、土手が見えてくる。
江戸川には10月後半、秋桜が咲いていた。「小岩菖蒲園」が夏頃になるととても綺麗だが、秋桜の花畑も穴場だった。
江戸川から京成小岩に向かって散歩しよう。北小岩にも名所や旧跡がたくさんあるみたい。お寺や神社が多数ある。
京成
アパートのブロック塀の隙間を埋めるように、カラフルなステンドグラス風なものがあって面白い。
京成江戸川商栄会
京成江戸川駅から、南北に伸びる商店街が「京成江戸川商栄会」。江戸川駅前通り商店街とも呼ばれる。
街灯をよく見てほしい。菖蒲園にちなんで、菖蒲をイメージする街灯だ。
駅前には、商店街の案内図も大きく掲示されている。ホームページにもマップを発見。加盟数25てんぽ、地元密着型の商店街。
今は静かな住宅街だが、かつては小岩・市川の渡しがあり宿場町としての機能も果たしていたとか。だから寺社が多いのですね。
駅前には「リブレ京成」があり、買い物に便利。
今回は日が暮れそうだったので、商店街の北側を進むことにした。
商店街らしき雰囲気はあるが、お店がほとんど閉まっている…平日の夕方。
近藤食品は大正13年創業の豆腐屋。気になるけど営業しているのか不明。その隣にはお茶の石川というお店があったと書いているが、新しい建物が見える。
「三河屋そば」は明るい!営業中。
ストリートビューで見る豆腐屋の前に高級ブランドブティック「マダム・トキコ」、「斎藤米店」があるが私が見落としたかも。
オレンジ色の屋根の骨組みが見えるのは、「文具の市川」。完全に廃墟。隣は居酒屋の「ちはる」。
「JR小岩周辺の商店街とは一味違う昭和30年代のノスタルジーを感じさせる街」と紹介されているが、ノスタルジーを越えてお店がほとんどなかった。
住宅地の中に看板を発見。
江戸川区保護樹だそうで、一本高い木があった。
ここは元セブンイレブン。外観でわかる。コンビニが廃業するってことは、人が集まらなかったのだろうか。
進めど住宅地が広がる。京成江戸川駅南側は行っていないが、北側は商店街がほとんど見えなかった…
上小岩遺跡通り
京成江戸川駅の商店街を抜けて、京成小岩駅へ。その前に銭湯があるらしいので寄り道。
と思ったら「上小岩遺跡通り」というパワーワードな通りがあった。
どこに遺跡が?!と思うくらい、現在は全く遺跡の雰囲気は無い通り。
だが、京成小岩駅前に説明看板があった。
看板によると、上小岩遺跡は江戸川区内で最も古くて大きな遺跡とみられ、現在の北小岩6・7丁目付近と推定。元々は上小岩村という地名だったそうだ。
昭和27年に当時の小岩第三中学校の生徒が自宅裏の用水路から土器片を発見し、遺跡の存在が発覚したというエピソード…本当にそんなことってあるんだ。
土器片からはるか昔の上小岩遺跡の全体像が見えてくるなんて、ロマンチック~
現在は閑静な住宅街。
駄菓子屋「市川屋」
元々は文具屋だったらしい、駄菓子屋の「市川屋」。帰ってからこの場所が駄菓子屋であることに気づいた…
北小岩7-3、住宅街の中にある駄菓子屋さん…次は開いている時間に訪れたい。
北小岩銭湯「鶴の湯」
北小岩7丁目の「鶴の湯」すっかり日が暮れてしまったが、高い煙突のシルエットが見える。
京成小岩駅からも徒歩5分。見ている感じは、自転車で多くの方が訪れているようだった。
昭和31年に開業。江戸川区は古くからの銭湯が多く残っている街で、うらやましい。
なんと、露天風呂もあるのだとか。
江戸川区の銭湯応援キャラクター「お湯の富士」のイラストがたくさん貼ってある。お湯の富士の職業が力士ってことになんだかほっこりする。
暗くてわかりづらいが、銭湯の建物も宮造り型。そして大きな煙突。
建物を見に行くだけでも価値がある銭湯だった。次は京成小岩駅周辺へ。
(訪問日:2020年10月)
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