小泉酒店|富津市湊の昔ながらの酒屋とその周辺の街並み(閉店に) ―上総湊⑺
上総湊駅近くの旅館で一泊し、周辺を探索中のつづき。
今回の記事でこの日の探索はいったん終わりです~
富津市湊の旧市街
千葉県富津市湊。
JR上総湊駅から南、湊川沿いの県道93号沿いがかつての中心部。町役場とか銀行とかもこの辺りにあったそうで古い建物がいくつか残っている。

この辺り自体は以前に歩いたが前回は電車の時間的に行けなかったところもあったので今回で一通り探索を。
https://deepland.blog/kazusa-minato/
写真撮ってないみたいだけど、この近くの「竹溪堂書店」は老舗。戦前の絵葉書の発行元としてもよく見かける。今も営業しているみたいで嬉しいな。
スーパーの吉田屋。車が多く停まっている。

その向かいに古い石壁に囲まれた一角が気になる。

坂道になっている中央の道を上ると駐車場だった。広い。これは…

元学校か何かだろうか。旧天羽行政センター駐車場として看板が出ている時代があるので、行政センター、その前は学校?

そしてその隣!

石造りの土台の上にレンガが詰まれた柱。煙突?にしては高さがあまりないが…?

醸造所関係かと思ったが、近くの地元の方に聞いても情報は得られず。ご存知の方がいたら教えてください。



気になる一角だった。


この通りは戦前の写真と見比べるのが楽しい。






小泉酒店(富津市湊)
そして湊交差点近くの老舗、小泉酒店へ立ち寄った。

この佇まい、何度見ても惹かれる。駐車場は隣にあった。

……!
記事を書こうとして私は気づいた。
2025年1月(記事を書いた日)、閉業しているではないか!
グーグルマップで閉業とあるがこれは嘘ではない?この時訪問したのが最後になってしまった。最後の記録ということでこの場で記しておこう泣


土間が広がる店内、横には洋酒などが置かれた小さなスペースも。





お酒を買いながらお話を少し伺った。女将さんは90歳!その女将の祖父が開いたお店らしい。
同じく富津市内の小泉酒造の分家で、小泉酒店。
関東大震災で建物が傾いたため、曳家して現在の位置になり、かつては店舗前の道は店舗よりも低かったと。
話していたら地元の方が買い物に訪れたので終話。
寒いからお酒が売れるらしい。販売している味噌は新潟のもので40年以上取り扱っていると。確か量り売りだった気がする。

他にも、周辺の天羽パーク(乗馬)や大磯屋旅館が駅前にあったこと、店舗の2軒隣が船の運賃を支払うところだったとか、もっと昔の湊の話を伺いたかった…

2023年10月いっぱいで閉業されたとのこと。
地元の方に教えていただきました。ありがとうございます。
木造の昔ながらの酒屋さんも県内ではもうほぼ残っていないかも。張替酒店さんも移転となり、最後に記録できたことは幸い。一期一会と思って常に探索しなければとさらに気が引き締まりました。
道路元標~上総湊駅へ
最後、駅まで。


途中で見かけたレトロな建物は元病院…?

駅前の交差点角の空き地も気になる。


そして駅前の日東バスの事務所。これもなかなか古かったが、現在は解体に。



上総湊、個人的に好きな街なのだが確実に閉店、取り壊しと町並みが変わりつつある。
(訪問日:2023年2月)
-
前の記事
【イベント終了】#千葉クリエイターフェス 5月16日~18日 2025.05.21
-
次の記事
【トークイベント終了】本屋BREAD&ROSES(松戸) 2025年5月24日 2025.05.26





































小泉酒店内に銚子の最上醤油の看板が掛かってたけど、こんな醤油会社聞いたこと無いので調べてみたら、「もがみ醤油」でなくて「さいじょう醤油」の意味でした。
江戸時代後期に幕府がヤマサ醤油を品質の良い醤油と評価して、最上醤油の称号を与えたそうです。
この辺りの北側は石切場の跡が残ってますね。
山は低いので余り採取出来なかったと思うのですが、この辺りで採れなくなったので山奥からも採る様になったのか、何方が先か疑問の残るところです。
石切した跡は平坦な土地になってるので、有効利用されてますね。