勝浦朝市(仲本町朝市通り)江戸時代からの歴史がある朝市で食べ歩き -勝浦⑿
430年の歴史がある勝浦朝市。定休日の水曜日以外、毎日朝6時~11時頃まで開催されています。
海の幸・山の幸が行きかう町、として江戸時代から続く市は、観光客にも人気な食べ歩きや海鮮市場など賑わいを見せています!
勝浦の朝市で食べ歩き(2022年7月)
JR勝浦駅からは徒歩10分ほど。開催場所は、月の前半と後半で異なるので注意。勝浦市観光協会のお洒落なサイトは勝浦観光の際には必見!
勝浦朝市について
開催場所:毎月1日-15日(下本町朝市通り)
毎月16日-月末(仲本町朝市通り)
開催時間:6時30分頃~11時頃
※天候や仕入れにより異なることがあります。
※商品が売切れ次第に早終いするお店もあります。
定休日:毎週水曜日・元旦
駐車場:市営駐車場
https://www.katsuura-kankou.net/asaichitop/
この日は月の後半だったので、仲本町朝市通りでの開催。
旅館を出て少し早起き!朝市なので11時前には撤収が始まるということで、朝7時半頃に向かいましたが既に観光客が多くてびっくり。
食べ歩き紹介の前に勝浦朝市の歴史を…
海の幸、山の幸が行き交う町
勝浦の朝市
勝浦の朝市は、1日から15日までは下本町、16日から月末までは仲本町で、毎朝6時ごろから11時ごろまで、水曜日を除く毎日行われています。市街地の狭い通りには、野菜や果物、魚介類、種苗、日用雑貨を商う露店が並び、近隣の買物客だけでなく観光客も訪れます。近年では、石川県の輪島、岐阜県の高山と並ぶ日本三大朝市と評されるようになりました。この朝市は、徳川家康の江戸入府に伴って勝浦に入った植村土佐守泰忠(うえむらとさのかみやすただ)によって始められました。覚翁寺には泰忠の出した市の定め書が伝えられており、これによると、酒の売買を勝浦城下だけに限定し、また勝浦で市の開かれる日は、近郊の松部(まつべ)・串浜・川津・新官(しんが)・吉宇(よしう)での市の開催を禁じています。勝浦城下の整備にあたり、市の開設を重要なものと位置づけていたのでしょう。勝浦以外でも、夷隅郡と長生郡内各地で、江戸時代からの六斎市が、今も続いています。大多喜城下の市は初代大多喜藩主・本多忠勝が、茂原の市は大久保忠佐(おおくぼただすけ)が開設したという記録があります。この地域の市には、江戸開府に伴って房総へ入封した徳川家の重臣たちによって創始されたものが多いことがわかります。
もっとも、勝浦ではごく小規模な市が続き、朝市として賑わうようになったのは、時代も下った明治から大正時代ころのことです。道路網の整備、鉄道の開通などで人や物資の流通が盛んになるにつれ、朝市も活況を示すようになりました。毎朝開かれるようになったのも、明治年間のことと伝えられています。(勝浦市ホームページより)
千葉県内では他に、茂原や大多喜で市が開かれているが、勝浦朝市はメディア出演も多く、若い観光客の姿も多い。千葉県で一番賑わっている歴史ある朝市だと思う。
お待たせしました、勝浦朝市での食べ歩きの時間です!
まずは良い匂いが漂う海鮮串焼き店。これはずるいくらい香ばしい匂いが…
イカの串焼き300円。小さいイカがまるごと3つ!コリコリ新鮮で美味しい~
写真は無いけど、サザエの串焼き(300円)も購入。
そして名物のわらび餅(200円)。なんだか光の加減で写真が青くて申し訳ない…
これで200円!とぅるんとぅるんのわらび餅にたっぷりきな粉。
古い商店街を眺めながらいただくのは格別。ふふふ。
出汁がきいた卵焼き(200円)、昆布の出汁が口に広がります。
この梅ソーダ(300円)は無農薬。梅の果実感たっぷりで夏の気怠さを吹き飛ばしてくれるような酸味… 持ち帰りたいくらい美味しかった。
朝市新鮮市場「まぐろ漬け丼」
そしてお目当ては、勝浦漁港目の前にある「朝市新鮮市場」。なんですが、凄く人気で予約して数十分待ち。
イートインスペースが店内奥にあるが手前は海鮮を購入できる店舗。休日だったので混雑…
メニューもお手頃価格なので人気の理由がよく分かる。
そしてやっと入れた朝市新鮮市場!
まぐろ・イカづけ丼(660円)。
まぐろづけ丼(660円)。
うわ、美味しい~
実はそんなに赤マグロ好きではなかったのだけれど、トロトロになるまで漬けられたマグロにご飯が進む!食べ歩きと合わせてちょうどお腹いっぱいになるくらいのサイズなのも嬉しい♪
並んでも食べたいのが納得の海鮮丼でした。
(訪問日:2022年7月)
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