勝田台駅前「学園通り商店街」ノスタルジックな昭和の商店街の雰囲気に浸る -勝田台⑷

引き続き、千葉県八千代市の勝田台駅周辺。特に期待はしていなかった駅だったが、降り立って見ると想像以上の昭和感がある商店街が広がっていて、目からウロコ!
今回は勝田台駅南口から西側に広がる路地を探索する。
勝田台駅周辺の地図
勝田台駅周辺、複雑なので手描き地図に書きました↓

みづき通りの裏
勝田台駅南口からまっすぐ伸びる商店街「みづき通り」の一本西側の通り。京成サンコーポのマンションの裏側に、すぐ飲食店が広がっている。

居酒屋やスナックなどが多いため、昼間はまだ明るくない。

リーチ麻雀「梁山泊」は出口ビル2階にある。学生でも利用できるみたい。

角のビルの1階は居酒屋「ニューたんぽぽ」。

地下にも階段がある。2階にはリーチ麻雀「もんど」。

ビルを遠目から見てみると、パンダのイラストがあったりギリシャ風なデザインの柱があって、不思議なビルだな…

勝田台駅南口には高層マンションが並んでいる。新しい建物と、ちょっと裏には昭和な雰囲気が漂っていて面白い街。

昭和感のある通り
次の通り。駅側から南へ進む。
三角屋根の純喫茶「ピコット」がおしゃれな感じで気になる。

純喫茶とあるが、カラオケ喫茶ともある。昼と夜の部があるみたい。

昼は12時~17時。夜は18時~23時。ネットには情報がないので詳しいことがわからないけど…

通りには居酒屋など飲食店が並んでいる。なぜ勝田台にはこんなにも居酒屋が密集しているのかが謎。

そして麻雀も多い。

角にあるのは和菓子屋「香梅 勝田台店」。手ごろで美味しい和菓子で地元では評判みたい。入ればよかったな~

ラーメン屋って惹かれる。オール手作りが売りみたい。

路地を入って大きな通り「エンジュ通り」に出る。ケーキ屋「グーテ・デ・ママン」は普段はケーキ教室、木曜日に数量限定で販売しているらしい。

エンジュ通りは、車の交通量も多い。今回は詳しく探索せず。

エンジュ通りに面したラーメン屋が周囲の雰囲気とは似使わず昭和。

古くからあるラーメン屋らしく、ショーケースの食品サンプルも良い味を出してる。

卵入り自家製面とは?勝田台にまた来たら訪れたい。
住宅街の中に昭和な飲食店の数々
エンジュ通りから勝田台駅の方に入ると住宅街が広がっているが、奥に入るとネオンが光る看板が見えてきた。


クラブもあったが、閉店しているようで外に荷物が置かれていた。

住宅街の通りを蛇行して、駅のある方に進む。駅側の方がお店が多い。もしくは昔はもっとお店があったのかもしれない。

学園通り商店街
高校生が数人で歩いている通り。学校が近いのかと思ったら、千葉県立八千代高等学校がすぐ西側にあるみたい。朝夕は高校生の通学路で、一般住宅と飲食店が混在する商店会。

生地と手作りの店MIMIは外観がパステルで可愛い。

看板には昭和な女の子のイラストが描かれていた。

半円形の正面入り口がある建物は一体?衣料品店とかかな~いや、中華料理屋?

地元の方の情報によると、ショーケースに人形が並んでいた記憶があるというので人形屋さんかな?ショーケースは無くなり駐車場になっているみたい。おもちゃ屋かな?
街灯に「学園通り商店街」の文字が見える。

1階正面が全面壁に覆われているお店。

歩いていると夕方に。うっすらと紫色の空が商店街を覆っている。

右にある「焼き屋 せんいち」はジンギスカンが美味しいらしい。

向かい側のカラオケ店では矢沢永吉のポスターが貼ってあった。

勝田台駅周辺ではあまり喫茶店のようなお店は見かけなかったが、「甘からや」というお店は甘味処らしい。軽食、コーヒー、良さそう。

チェーン店ではない昭和の雰囲気の居酒屋が並ぶ通りは歩いていて楽しい。

カラオケ百合は、屋根に過去の店名が垣間見える。

パブ「ニューアイリン」はかなりインパクトがある店名だ。

招き猫もマスクをしてる…

ノスタルジックな街灯と商店街
商店街を綺麗な形で保存したい。今まで撮った商店街で一番きれいだったのは、船橋市の大穴北商店街。
偶然だけど、マジックアワーが商店街を輝かせている。勝田台駅はちょっと違う雰囲気で撮影することができた。

紫色とオレンジ色のグラデーションな夕焼けが綺麗だけど、街灯がキラキラと浮かび上がっていて、映画の世界みたい。

縦構図も良い~高校生の通学路って羨ましい。


駅前のビルの上にあったのは「ロックアイス」。ロックアイスの小久保製氷冷蔵株式会社の本社があるのは同じ八千代市村上らしい。

そしてまだ続く飲食店
学園通りから駅の方にある通りへ曲がる。まだまだ飲食店が続いているようだ。

車一台通れるほどの細い通り。シャッターが閉まっているが、夜はこれから。

路地の奥に、ボス感のある中華料理屋が見えた。夕焼けと相まって

ミントグリーンのハートマークの窓が素敵なお店も。

”つがる屋へ チョット寄ってけれ 入り口ななめ下よ”
ななめ下に面白そうなお店があるらしい。

ななめ下は、どこだろう?

”つまみ良ければ・酒うまし 一人でも気楽に寄ってけれ!”
緑の屋根がつがる屋の目印のようだ。一人でも気兼ねなく入れそうなお店。

麻雀のお店が多い印象の勝田台駅周辺だったが、その中でも一番印象に残ったのが麻雀「西山」と書かれた看板。

ピンク色の外観と緑色のシャッターの組み合わせが良く目立つ。看板に描かれた牌も昭和感のあるデザイン。現在は営業していなそうだ。

入り口が円形にくり抜かれた壁があるお店ってなんだかワクワクする。

そしてついにきました、中華料理屋「栃尾」。外観が渋い!これぞ昭和の中華料理屋。

昭和43年創業で、ラーメンが550円とお手頃価格。地元にこんな老舗の中華料理屋があったら通いたくなるな~
駐車場にあった看板の文字が旧字体みたいな、凝ったデザイン。

そしてまだまだ路地を曲がって駅の方へ進むと飲食店がある。


カラオケラウンジ「アミ―ゴ」などが入る建物は、窓がたくさんあって当時はハイカラな建物だったのではないかと思う。

宇宙船のような窓が並ぶ建物はナイトスポット「ココ」。

駅に近くなってくると、新しい一軒家が並んでいた。元々はもっと古い建物が並んでいたのではないかと思う。


コインランドリーホワイトの駐車場。勝田台駅周辺には銭湯などはなかったのかな~


沿線の飲食店
最後は、京成本線の沿線にある飲食店の建物。駅から少し歩いた場所に残されている。

2階建ての建物に数軒お店がある。交通量が多いので注意。

シックな緑色の外壁と、窓が西洋風。電車に乗っていても目を引く。

隣は整体院のようだが、かつては居酒屋が密集していた建物だと思う。

裏には広い駐車場もあった。

かなり横幅のある長屋。現在はほぼ廃れているのが哀しい。

沿線には自転車置き場が奥まで続いており、多くの人が駅を利用していることがわかる。

マンションの1階にもお店が入っている。

勝田台駅周辺は想像以上に昭和感の雰囲気が残っており、歩いていて楽しい街だった。今回は全部歩いているだけで時間が過ぎてしまったが、今度はお店に入ってみたいな。
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(訪問日:2020年10月)
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面白い写真を沢山ありがとうございます。
知った景色を知らない人の視線で見られるのが、私が旅ブログを好きな理由です。
見る人が見るとこんなにも「昭和な町並みだったのか…」と愕然としたりもしてます笑
次回おいでの際、和菓子の香梅にぜひ立ち寄ってみて下さい。
私感では洋菓子のヴァンローゼ、同じく洋菓子のソレイユ(北口貝殻亭横)が
勝田台土産ベスト3だと思っています。