昭和で時が止まった「売店」。鹿島神宮境内にあるお土産屋に惚れ惚れ -鹿島⑵
念願の茨城県にある「鹿島神宮」へ!参道で既にワクワクしていましたが、境内にある売店が私をさらに興奮させるレトロさで感激です…
※更新の順番を間違えてしまいましたが、本来の順番では鹿島⑵の記事です
後日順番を入れ替えます…すみません
「鹿島神宮」常陸国一之宮へ
茨城県鹿嶋市宮中2306-1。常陸国一之宮、つまり茨城県で一番の神社である「鹿島神宮」。
全国にある加島神社の総本社であり、千葉県香取市の香取神宮、茨城県神栖市の息栖神社とともに「東国三社」の一社として知られている。
「鹿島神宮」の名前はなぜかよく耳にしていて、東国随一の古社とされるくらいならばきっと参道や売店は趣深いだろうな!と思っていた。
ゴールデンウイーク期間だったので家族連れが多かった。参道は前回紹介したので合わせてご覧ください→茨城「鹿島神宮参道商店街」鹿島神宮の門前、旅館や喫茶店 -鹿島⑴
灯篭などに書かれている文字もなるべく見るようにしている。これは、地元の企業かな?
鹿島神宮は、下総国一宮の「香取神宮」と古くから関係があり、「鹿島・香取」と並び称される一対の存在にあるらしい。今度は香取神宮も訪れたいと思っている。
鹿島神宮の本殿。江戸時代初期、元和5年(1619)に第2代将軍・徳川秀忠の命による造営だという。
国の重要文化財に指定されている。参拝客が多かったのであまりじっくりは見れなかったが、豪華な本殿に見惚れた。
奥宮も散策
境内は東京ドーム15個分。あまりに広大すぎるので、少しだけ探索することに。
鹿島神宮のホームページの紹介より
奥参道
奥宮に向かって300m程伸びる奥参道は鬱蒼とした巨木に覆われ、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
5月1日には流鏑馬神事が執り行われます。
凄い以外の一言が出てこない。神秘的な奥参道は歩いているだけで浄化される感じ。
ちょうど、流鏑馬神事が行われた後だったらしく、真ん中が立ち入り禁止になっていた。
奥参道を進むと、左手に「鹿園」が見えてきた。鹿を神の使いとして大切にしているらしい。
鹿園の鹿に、餌をあげることができるらしいのだが、その餌が隣の売店で販売されている。
昭和感溢れる「売店」
今回の記事のメインは、この売店!地図に売店としか書いてないのだけど、店名はないのかしら?
お土産が販売されている、昔ながらの小さな売店。令和の時代に拝見できるとは、感激!
なぜかこの売店を見ていると、懐かしさで泣けてくる…
映画「男はつらいよ」で寅さんがいそうな世界観。
カラフルなだるまが並んでいる。
品数はさほど多くはないが、まだ娯楽が今ほど豊かではなかった時代の売店。今の子供たちは目もくれない。
「昭和街道 特集思ひ出観光地」の写真が個人的に好きで、全国の懐かしいお土産屋さん巡りをしたいな~なんて思っている。
なぜここまで自分が惹かれるのか、まだ分析できていないけど、今の時代には無い心の豊かさを感じる。
茨城県でよく見かける、警ら箱が売店の隣にも。
無加工でこの写真。うわあ~好き!伝わる人がいたら嬉しいな。
また、奥宮の目の前にある「成毛売店」では、ところてんや抹茶ぜんざいを頂けるそうな。地図上では「まち珈琲 あらみたま」と記載されているが、昔ながらの甘味処兼売店。
解体されたレトロな売店
ちなみに、鹿島神宮の二の鳥居のすぐそば、第一駐車場の辺りにも2012年頃までレトロな売店が並んでいた。
4店舗。
現在は1つの建物にまとめられている。
水上鳥居としては日本最大の一之鳥居も離れた場所にあるので、また機会があったら行きたい。
(訪問日:2021年5月)
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本文に出てきた香取神宮、境内の裏手に恐らく管理人さんが好みであろうレトロな売店併設の食堂がありますよ!
香取神宮へ行ったらいつもそこでお団子を、加えて冬はおでんかラーメンを食べてます。
冬はストーブでやかんを沸かしている、レトロなところです。
近場には鹿島神宮と同じく鹿園があります。残念ながら、こちらの餌は売っていないのですが。NPOの人が来ていると、餌やりを少しだけやらせてもらえることもあります。
実は夏休みに行ってきたんです~!でも冬のおでんとストーブも魅力的ですね…再訪を誓います!!