神崎神社の門前町。元旅館?レンガ壁、歴史を感じる道 -神崎⑵

神崎神社の門前町。元旅館?レンガ壁、歴史を感じる道 -神崎⑵

今回は、神崎神社周辺の町並みをご紹介します。神社の門前町として栄えたと思われる国道沿い、現在もその面影が残っています。

神埼町の商店街

千葉県香取郡神崎町神崎本宿2082。前回のつづきで、国道356号沿いにある「木村呉服店」から。

木村呉服店

グーグルマップを見ていると、木村呉服店の右側の細い道が「景所通り」と記載されているのが気になった。

メインの商店街とは違う、一見住宅街と思える道。利根川の方まで続いている。

言葉の意味からして、景色の良い通りだったのかな?情報お待ちしてます!

商店街の街灯はイチョウ?

呉服店の隣には立派な蔵が。呉服店の歴史も気になるな~

呉服店の蔵

向かい側は「平甚酒店」。こちらは改装されていて綺麗な外観。

平甚酒店

平甚酒店の敷地内にも蔵が。

酒屋の蔵

現在いるのは、地図の中央部分、神崎神社の南側。

地図

ここまでで、最寄り駅の下総神崎駅までは1.8㎞。まだまだ歩きます。

国道から利根川方面へ向かう道。ここがメインの商店街「神埼町川岸商店街」。次回の記事でたっぷり紹介予定。

商店街へ

角にある建物は店名が見えないのだけれど元々はどんなお店だったのかな~

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神崎神社の門前町の町並み

国道沿い、古い建物がまだ残っている。

木造平屋建て

木の塀に混じって、レトロな看板が残っていた。

古い看板が

「柏、紀の国屋?」住所は「佐倉市中央商店街」と書いてある。

柏、紀の国屋の看板

デパート?本屋?何の広告だろう。

そもそも佐倉市の商店街も今は廃れてしまっていて面影があまりないし、中央商店街とは…という状態。でもこういう小さな広告から歴史が紐解ける場合があるのでまたわかったら追記しよう。

穴が開いているが大丈夫かな

次に訪れたらもう無いかも、と思いながら建物を丁寧に記録している。

追記:地元の方によると、自転車屋だったそうだ。高齢夫婦が営んでおり、20年くらい前に閉店していたとか。

隣は、2014年のストリートビューを見たら「高柳硝子店」と書いてあった。

高柳硝子店

国道356号を西へ進むと神崎神社へたどり着く。何かの写真で見たことがあるが、神崎神社の門前町として古くから建物が並んでいる様子だった(どこで写真を見たか覚えてない)

国道356号

今回一番気になる建物!木造2階建て。

歴史がありそうな建物

2階の手摺も木製。

手摺

2014年のストリートビューを見ても営業している雰囲気は無く…元々どんなお店だったのかな?

趣のある佇まい

入り口には小さな石畳も。

石畳も

そして、電話番号18番の看板も残っていた。18番ならかなり古いお店だったのでは?

18番

屋根は新しく補修工事が行われ、瓦は取り除かれている。2階は窓がとても小さいな…

工事が行われた

2014年時点でかなり屋根が傷んでいる様子。古い建物を維持することの大変さを目の当たりにする。

神崎神社の門前町として栄えてきたのであれば、旅館が一つでもあってもおかしくないと思うのだけれど、旅館は無かったのかな~

向かい側にも古い建物が。以前見た写真はこの辺りの建物を映していた気がする。当時から変わらない雰囲気。

元商店かな?

木造の建物の隣、トタン板で覆われた建物は何だろう?

平屋の建物
国道沿いの町並み

少し先には「神山酒店」。さすが発酵の町、酒屋が多い。

神山酒店

看板には「神埼町サービス会」と書いてある。商店街の名前かな?

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レンガ壁・フジハン醤油株式会社

神社へ行く前に、神宿交差点にあるレンガ壁を先に見ておこう。

神宿交差点

交差点の角に少しだけ残っている、レンガ壁。たぶん、昔は敷地を囲むすべての壁がレンガだったのかも。

一部だけ現存

レンガ壁があるのは、「フジハン醤油株式会社」。

フジハン醤油株式会社

フジハン醤油株式会社は創業明治10年。

ホームページに歴史がまとめられている。

明治10年に高橋半助氏が神崎神宿(現、神崎町)で醤油の醸造を始める。その一年後の明治11年に萬屋半助として販売開始

フジハン醤油旧米蔵倉庫、醤油蔵が平成19年11月に経済産業省から「近代産業遺産」に認定。

今回はお店に立ち寄らなかったが建物も見てみたい。

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神崎神社へ

国道沿いに鳥居がある「神崎(こうざき)神社」へ。

神崎神社

小高い神崎森の上にあるとい神崎神社。鳥居から望む階段も立派すぎて気後れしてしまうほど。

森へとつづく階段

歩き疲れた体に鞭を打って階段を登る。

参道の修理費の石碑

パワースポットとしても知られる「神崎神社」。境内が森なので疲れも癒される。

境内の様子

神崎神社で有名なのが、隣にある「なんじゃもんじゃの木」。

水戸光圀公が「この木は何というもんじゃろうか」と自問自答したとされる伝承で有名な樟の木らしい。町のシンボルとして神社を訪れる人に親しまれている。

なんじゃもんじゃの木

この後に訪れる和菓子屋さんでもこの木をモチーフとしてお菓子が販売されており、「なんじゃもんじゃの木、見た?」と聞かれるほど。

神崎の大クス

帰りは裏道から帰宅。真夏なのにひんやりする境内だった。

裏参道

裏参道は、商店街へと繋がっている。

商店街へ

神崎神社の周辺は昔はもっと賑わっていたのだろう。とりあえず、先ほどの旅館らしき建物の歴史が気になるのでもし知っている方がいたら教えてください。

 

(訪問日:2021年6月)