鴨川駅~須賀神社サイクリング旅。外房の名物「山六の鯛みそ」 -鴨川⑼

安房鴨川駅周辺をサイクリングで巡る旅!鴨川駅前案内所で電動自転車を借りれば、ちょっと遠くまで気軽に一人旅ができます!今回はそのサイクリング旅序章です。
鴨川駅~須賀神社
千葉県鴨川市横渚。JR安房鴨川駅の西口にある鴨川駅前案内所で、電動アシスト付き自転車を借りる。
≪電動アシスト付自転車をお貸出いたします≫
※雨天・荒天時はお貸出しできない場合もございます。予めご了承ください。■2時間まで 500円
■4時間まで 1000円
■4時間以上17:00まで 1500円■https://www.kamonavi.jp/kamochari/

午後、13時~4時間の貸し出しコース。普段は歩くことが多いのだが、流石に歩くと途方もない時間がかかるため今回はサイクリングにしてみた。駅を中心に北から東へ1周、想像以上に移動範囲を広く持てたのでまた使いたい。

まずは県道247号を北側へ。
待崎川を渡ると見えてきたのは須賀神社。

おお、設置されている看板が見えづらい…
房総タウンさんによると、創建年は不明で旧村社とのこと。
明治6年(1873年)に村社となり、明治14年(1881年)に渚の谷神社と白幡神社を合祀。大正14年(1925年)に神饌幣帛供進指定社(しんせんへいはくりょうきょうしんじんじゃ)(注1)となりました。
本殿は嘉永3年(1850年)の改築しました。注1:郷社・村社を対象に勅令に基づいて県知事から、祈年祭、新嘗祭、例祭に神饌幣帛料を供進された神社のこと。

拝殿の彫刻が見事でどこか惹きつけられるパワーを感じた。

普段そこまで寺社仏閣建築は細かくチェックしていないのだけど、なぜかここは惹かれた。というのも、三代目波の伊八(武志伊八郎信美) が幕末、1852年につくった作品だという。その背景を知らずとも人を惹きつける魅力…凄い。

鴨川シーワールドと周辺の旅館
引き続き国道沿い。古くからの伊南房州通往還は北側に並行している。次は行かねば。
国道は外房黒潮ラインとも。鴨川グランドホテルが見えてきた。鴨川シーワールドが近く、東条海岸の傍。

鴨川グランドホテルは、鴨川を代表する歴史ある旅館。元々は「吉田屋旅館」として江戸時代の宝暦年間に創業し、300年の歴史があるそう。→鴨川グランドホテル企業情報
吉田屋旅館は昭和40年に閉鎖売却。時代の変化とともに都市型の大型リゾートホテルへと転身した。本当は泊まって調べたいけど良いお値段のする施設なので機会があれば泣

並びに鴨川シーワールド。この日も家族連れで賑わっていた。千葉県民であれば一度は行ったことがあるはず。校外学習等でもお馴染み。
そしてこの辺りは宿泊施設が多い。

鴨川館は2019年にリニューアルした数寄屋造りの高級和風旅館だそうだ。株式会社吉田屋が経営、先ほどの鴨川グランドホテルと関連会社?ホテル吉田屋新館「鴨川館」を昭和56年に建設、旅館吉田屋のホテル吉田屋の跡地に出来たのが鴨川館?
こちらも松林に囲まれた風情のある施設だが高級旅館なのでいつか泊まれたら良いな!
八幡神社/「山六の鯛みそ」
亀田総合病院を横目に通り過ぎ、左折して県道181号を西へ。

山の裾にある八幡神社。手前に看板が設置されている。

江戸時代初期より流鏑を年中行事としているという。山に向かって伸びる直線の参道が美しや。

また、参道の西側の一帯は東条藩陣屋跡ともGoogleマップで表示されている。
県道181号、引き続き東条地域をサイクリング。
合資会社山六商店。門の造りが古そうで気になったが訪問時は営業していなさそう?調べると、房総の土産物の卸売・小売を営んでいるそうだ。

「山六の鯛みそ」は地元外房産の鯛で造った「甘味噌」で、50年以上の歴史があるベストセラー商品とのこと。
日曜日が休みだったのか!写真の店舗で販売しているそうなので気になった方はぜひ。それにしても立地があまり良くないが、観光客向けの店舗なのかは疑問。


交差点の角にあったのは上人塚。小松原の法難という日蓮聖人の一行が東条景信の一団に襲われたの史跡とのこと。


次は東条の街並みへ。
(訪問日:2022年4月)
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