「鎌ヶ谷浴場」休業中。渋い煙突が取り壊しになった銭湯が気になって仕方がない -鎌ヶ谷⑶
「鎌ヶ谷浴場」。その名の通り鎌ヶ谷市にある銭湯だが、最近特に動向が気になって仕方がない銭湯。
臨時休業とあるが、それが昨年からずっと続いている。渋い銭湯なだけに営業再開を待ちわびている方も多いだろう。
「鎌ヶ谷浴場」の渋い煙突が見える
千葉県鎌ヶ谷市富岡1丁目。「鎌ヶ谷浴場」があるのは、東武野田線「鎌ヶ谷駅」と新京成電鉄「初富駅」の間の住宅街。
駅からも離れているのだが、せっかくなので「鎌ヶ谷駅」から「初富駅」まで歩く途中に立ち寄ることにした。遠くからでも煙突が見えるのでわかりやすい。
県道8号線から東の住宅街へ。こんな細い道にあるのか…と不安になるくらい。
新築らしき一軒家の奥に銭湯の建物があった。銭湯と知らなかったら通り過ぎてしまいそうなくらい、看板がないのでわかりづらい外観。
現在も休業中「鎌ヶ谷浴場」
元々外観は現在と同じように看板もないようだが、以前の写真を見ると扉の上の白い蛍光灯に「鎌ヶ谷浴場」の文字があった。現在は見えない。
しかも、張り紙が。
ばいえん(すす)苦情の為休業(保留とします)
2020年(令和2年)11月1日
私が訪れたのは12月。苦情の為に休業とはなんとも…もしかして隣の新築の家が関係しているのではないかと疑ってしまう。明らかに新しい一軒家が建っていたのだ。
赤い渋い煙突が建物の裏に佇んでいる。
煙突、実は2021年1月に姿を消したという情報をいただいた。休業の根源を絶ったようだが、現在も休業中…果たしてどうなるのか。
明かに銭湯の方が古くから存在するのに、苦情で休業や取り壊しになるという話はなんかな…と思ってしまう。こういう話はここだけでなく、よくある話である。
新型コロナウイルスの影響もあり、各地の銭湯が休業しているのだが、鎌ヶ谷浴場は鎌ヶ谷市の数少ない銭湯なので頑張ってほしいなと思う。
(訪問日:2020年12月)
-
前の記事
「すずらん通り商店会」鎌ヶ谷駅前の鈴蘭が連なる街灯。喫茶店「モーリス」も気になる -鎌ヶ谷⑵ 2021.04.03
-
次の記事
「鎌ヶ谷市郷土博物館」竪穴式住居の復元図がインパクト大!鎌ヶ谷市の博物館 -鎌ヶ谷⑷ 2021.04.04
コメントを書く