ニコニコ湯|鎌ケ谷市東道野辺.馬込沢駅から歩いて銭湯へ -閉業

ニコニコ湯|鎌ケ谷市東道野辺.馬込沢駅から歩いて銭湯へ -閉業

鎌ヶ谷市で最後まで営業していた昔ながらの銭湯「ニコニコ湯」。

2022年9月30日に閉業しましたが、閉業直前に入浴してきました。思い出がある方に届くと嬉しいです。

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馬込沢駅から「ニコニコ湯」へ

千葉県鎌ケ谷市東道野辺7丁目20−2「ニコニコ湯」

馬込沢駅から徒歩5分ほど、東口から住宅街を歩いていると昭和なアーケード屋根付きの飲み屋街が現れる。今回の銭湯はこの飲み屋街の奥に。

鎌ヶ谷 ニコニコ横丁飲食店街

そしてこの飲み屋横丁の名は「ニコニコ横丁飲食店街」。

以前改装前は看板に名前があったのだが、現在は無くなっている。飲み屋街と銭湯、その煙突が一体化した少し変わった一角。
以前、改装中に訪問したことがある↓

馬込沢「ニコニコ横丁飲食店街」銭湯の門前飲み屋街は工事中… -馬込沢⑴

馬込沢「ニコニコ横丁飲食店街」銭湯の門前飲み屋街は工事中… -馬込沢⑴

2022年9月30日(金)
ニコニコ湯閉店。

閉店の情報を聞き、
最後に後悔無きよう入らねば、との思いで仕事帰りに立ち寄った。

飲み屋横丁の夜

飲み屋横丁の飲食店も営業中。

お風呂に入って一杯、最高な門前が形成されている。

ニコニコ湯の創業もネット上ではあまり情報が無い。
実際に聞いた話だと創業は昭和47年とのこと。鎌ヶ谷市では昔から鎌ヶ谷浴場(休業中)を含めた二軒しか銭湯は無かったそうな。

そして、ニコニコ湯の背後には小川が流れている。近くには豆腐店もあった。現在は閉業しているが馬込沢駅西側の谷底にもかつては銭湯があり、自然と人の距離が近かった時代を感じました。

周辺の暗渠巡りについては「暗渠さんぽ」さんの記事が詳しい→ダイナミック・チバの暗渠と軍跡 鎌ヶ谷編

 

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鎌ヶ谷唯一の銭湯「ニコニコ湯」閉業

閉業直前に入浴。平日だったので他にお客さんはおらず貸切状態でした。

銭湯の入り口は横丁の突き当たりに。

横丁を通らなくても脇から入れます。
入口にある靴箱に靴を納めフロントへ。

最後で誰もいなかったので撮影交渉をしましたが、撮影禁止でした。

個人的に一番惹かれたのが、浴室内のタイルだっただけに記録に残したかった…!

女性側はアルプスとお城が描かれているような洋風なモザイクタイル!千葉県では初めて見たかも。

「ちば銭湯」ページに写真が載っているのが救いです。

そして湯温は熱め!
フロントの方に「熱くても埋めないでください!」と言われたのが納得の熱さ。熱いお風呂好きだけど長居できなかった。

42度と書いてあったが体感温度がそれ以上。
手足真っ赤になり痺れるくらい熱かった。

現在はフロント式ですが、脱衣所から見るとかつては番台だった様子。
脱衣所には大きな畳の椅子、ドライヤーがあり広々としていて清潔感もある銭湯だった。

閉業後、継業の話も上がったそうだがその後は進展無く現在も閉業中。
また美しいタイルが見れる日が来るのかな。

 

※追記
2023年2月現在、ブログの更新頻度が少し下がってきております。すみません。

実は、習志野の歴史を語る会の方の冊子を作成中で仕事終わりに作業に集中しているため、記事の執筆が追い付いておりません!ぼちぼち更新していきます。

 

(訪問日:2022年9月)

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