一宮「村杉酒店」町の酒屋で老舗酒蔵・”稲花酒造”を購入 -一宮⑺

一宮「村杉酒店」町の酒屋で老舗酒蔵・”稲花酒造”を購入 -一宮⑺

房総の地酒を購入するため、地元の酒屋さんに…

一宮の玉前神社近くの裏道にある「村杉酒店」へ入ってみると、欲しかった地酒が揃っており、親切に案内していただけて楽しい一時だった。

一宮「村杉酒店」

千葉県長生郡一宮町一宮3369−1。玉前神社の南側、裏通りにある「村杉酒店」へ。

村杉酒店

この日は鴨川の宿に泊まるので、房総の地酒を調達したかったのだが、実は旅先で酒屋さんに入ることはあまりしない。というのもちょっと敷居が高い気がするからだ。

でも今回はGoogleマップの口コミに「地元の酒は揃ってます。親切丁寧な個人酒店ですよ。」とあったので心強かった。実際、その通りのお店だった…

外の扉に、地酒の銘柄が手描きで書いてあったのも安心できる。

村杉酒店のホームページによると、4つの蔵元のお酒がメインで販売されている。

村杉酒店は千葉県長生郡に店を構え、地元千葉の蔵元「一宮 稲花」、「大原 木戸泉」、「勝浦 腰古井」、「御宿 岩の井」のお酒を中心に販売しております。

店内の様子

店内入って右手に地酒が販売されている。

杉村酒店の創業は80年近く前になるという。老舗酒屋だ。だからか、お酒についての説明もよどみなく、とってもわかりやすい説明で聞き入ってしまう。

大原の「木戸泉」の「報恩謝得」。コロナ禍で2年ほどお祭りが開催できず余っているお酒が大量にあるらしく、そのため安く購入することができるのだとか…お祭りの影響が酒蔵にも出ているとは知らなかった。

訪問日は2022年1月下旬。寅年にぴったりな初しぼりも。

初しぼり

結局、地元・一宮の稲花酒造のやわくちを1200円で購入。

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老舗・稲花酒造

「稲花は、やわくちが飲みやすいかもね~」と勧められて購入。 「稲花酒造」は、江戸文政年間には既に酒造業を営み、400年ほど前から一宮町で暮らしているという。

一宮のお酒

上総一宮駅と隣駅の東浪見駅の間に位置し、車で訪ねるのが得策だろう。いつか行ってみたいが…

地元に密着した地酒メーカーとして、うまい酒造りをモットーとしてきている。特に水には気を使っており、長南町の岩清水をタンクローリー車で運んでいるほどである。

稲花酒造 やわくち

まるごとeちば!」より

江戸時代中期の文政年間(1818年〜1830年)には酒造業を営んでいたといわれており、明治の頃から吟醸酒を手がけている稲花酒造。伝承される高い技術を守りながらも、最新の技術も積極的に取り入れた商品づくりにチャレンジし、香味豊かな味わいのある酒造りを行っています。仕込み水にもこだわり、名水として知られる長南町の湧水を使っています。代表銘柄である「純米かもし酒 稲花正宗」は、ソフトな口あたりとすっきりとしたのどごしが絶妙で、飲み飽きることがないと愛飲家に親しまれている一品です。「大吟醸 金龍稲花(きんりゅういなはな)」は、高級感あふれる限定品で、含み香(ふくみが)の強い上品な味わいが特徴です。

旅館でお腹いっぱいにご飯を食べた後だったが、すっきりとした味わいでいつの間にかお酒が進む…

 

そうそう、今はまだ手が回っていないが、千葉県各地の酒蔵もめぐっているのでいずれまとめたい。また、今は無くなった蔵元も調べられないほど多数あるので、地道に調査している。需要があるか分からないが、乞うご期待?!

 

(訪問日:2022年1月)

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