市川八幡探索。アーデル通りから学園通り商店街 -市川⑸

市川八幡探索。アーデル通りから学園通り商店街 -市川⑸

千葉県市川市八幡にある水木洋子邸に立ち寄り、そこからレトロ電柱探しの旅へ。八幡6丁目を中心に探索していた時の、町中の様子です。

商店がちらほらと残っていたり、商店街らしき様子も…これといって名所は無い場所だけど、だからこそ写真に収めておきたい。

アーデル通りのニシムラ

市川探索⑴の鬼越駅前商店街を北側に進むと、「アーデル通り」と呼ばれる交差点にたどり着く。

アーデル通りから水木洋子邸のある真間川、西側へ。なぜアーデル通りなのか、調べてみたが、株式会社アーデルフィットネスリゾートと市道ネーミングライツ・パートナー契約を締結したためとある。

アーデル通りは、交通量がそこそこあるのだが、昔ながらの商店の跡もいくつか残っていた。

気になったのは、シャッターにイラストが描かれた「ニシムラ家庭電器」。

ニシムラ家庭電器

シャッターに見たことが無いイラストが描いてある…わからなかったので、Twitterで質問をしたところ、多くの方が反応してくださった。

シャッターにイラスト

このキャラクターの名前は「光速エスパー」というらしい。初耳!

東芝がスポンサーとなって放送されていた特撮ヒーロー。1967年~1968年に放映されていた。今から60年近くも前。このシャッターのイラストはかなり可愛く描かれているみたい。もしかしたら、このお店にも販促品が残っていたりするかも?

光速エスパーについてはこちら

レトロな自動販売機と光速エスパー

レトロな電池の自動販売機と、光速エスパーの組み合わせ。レトロ好きな人にとってはたまらない。

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スナック?

アーデル通りを真間川へ進んでいると、商店が連なった建物があった。もしかしたら、この道もかつては賑わっていたのかも。鬼越駅前商店街も、ニッケコルトンプラザができてから衰退したらしいから、この場所もそんな感じだろう。

スナックみたいな

メニュー看板や、窓の雰囲気が好き。

テナント募集中…

旭屋、学園通り緑風会

アーデル通り、真間川を渡りそのまま進む。

その手前を曲がると「水木洋子邸」。

もう少し先へ進んでみたら、角に大きな酒屋「旭屋」があった。

旭屋

遠くからでもよくわかる朱色の文字。この建物も看板建築と言えるのだろうか。

朱色の文字が好き

横には、サッポロビールが控えめに主張している。

サッポロビール

入り口の近くにはたばこ屋のショーケース。TOBACCOの縦に書かれた文字が可愛い。何といっても、幕板のたばこの文字が、カラフルだった名残が見える。パイプのイラストも時代を感じる。

たばこ屋のショーケース

この旭屋の西側に南北に伸びる道が「学園通り緑風会」と、GoogleEarthを見ると看板が出ていた。(探索したときは無かった)

米屋

園芸ショップの旭屋は、酒屋と同じ店名。関係性があるのだろうか?

旭屋

学園通り緑風会は、和菓子店などが営業中。学園というので学校までの道のりが商店街として栄えていたのだろう。それにして市川は、商店街がたくさんある。

学園通り緑風会

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スナック、ラベンダー

アーデル通りだったかは忘れててしまったが、「ラベンダー」という名前に惹かれた。ドアが4つ。2階も店舗だったのかもしれない。

ラベンダー

アーデル通りの建物

アーデル通りには、レトロ電柱もあるので要チェック。

真間川に近くなればなるほど、商店が多い気がする。美容室が多い。

珍しい形だなあ

なぜ、表だけ覆い隠すような形にしたのか気になる。

古そうだ
商店だったと思われる

3階建てのアパートのような建物。

テナントがいくつか入っている

「学園ハイム」という建物らしい。学園ハイムと学園通り。近くにある市川学園が関係している名前だと思われる。

学園ハイム
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真間川

真間川に至るまでが学園通りの商店街。真間川は一級河川だというのは初めて知った。かつては「境川」と呼ばれ、花見で賑わっていたそう。

真間川

春に訪れたら散策にもぴったりなのではないかと思う。川が流れている町っていいな。

散策にぴったり

真間川を渡り、市川学園の前へ。「シャワーアイランド喜山」という洗車場。穴場の洗車場らしい。けっこう昔から営業しているらしい。

シャワーアイランド

木造建築

ニッケコルトンプラザ通りと南北に伸びる広い道は、交通量が多い。そのため、鬼越駅に向かうまでは住宅街を抜けていくことに。

住宅街へ

新しい一軒家が並ぶ新しい街になっていたが、一軒だけ古そうな木造建築が残っていた。半分もじゃハウスになりかけているが、南国感を感じる木。

木造建築

「井上ハイツ」というアパートのようだ。

井上ハイツ

質 秀や

さらに鬼越駅の方へ。探索⑴の裏側にある道を歩いていたら、質屋の看板が見えた。まさか、こんな裏路地に質屋があるとは。

質屋の看板

建物は新しく、とても清潔感のある雰囲気。

民家みたいな質屋

営業時間、定休日がしっかりと明記されているため、現在も営業中だろう。しかし、インターネットでは情報が少ない。

営業時間
駐車場も

京成鬼越駅前に戻ってきた。商店街の裏に、ひっそりと居酒屋の名残が残っていた。

鬼越駅前

味自慢、扇。

 

 

(訪問日:2020年7月)

 

 

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