市川駅周辺散歩。創業の地!ヤマザキプラザ市川で美味しいパン・湯浅乾物店・道路元標

久しぶりに?市川駅周辺探索。この日は母と数時間市川駅の周りで気になっているところを歩きました~
ヤマザキプラザ市川の美味しいパン
千葉県市川市市川1丁目9−2。ヤマザキパンが市川発祥の地というのは、テレビでもつい最近紹介があったことなので皆さんご存知かな。
JR市川駅北口ロータリー前には、「ヤマザキプラザ市川」というヤマザキのパンやお菓子を購入できるお店がある。下記ホームページから歴史を引用。
山崎製パンは、1948年(昭和23年)創業者の飯島藤十郎によって千葉県市川の地でパンの製造を開始。翌49年には和菓子を、その翌年には洋菓子の製造を開始いたしました。以来、ヤマザキは、時代に合わせた革新を続けながら日本の食文化向上に貢献すべく努めてまいりました。
1952年(昭和27年)ヤマザキプラザ市川の前身が、JR市川駅北口に山崎製パンの直売店として開業いたしました。そして創業61年目に当たる2009年全面リニューアルを行い、ヤマザキの品質、技術、おいしさのすべてをお届けする「ヤマザキプラザ市川」としてお目見えしました。
創業の地はJR市川駅前ではなく国府台に近い住宅街だったと思うが…また詳しく調べたら面白そう。
ランチパックの種類も半端なく多い。一番人気な商品は玉子サンドだと、この前テレビで紹介されていたな~

店内には手作りパンが沢山!メロンパンも抹茶メロンパンといった変わり種や抹茶クリーム餅クロワッサンなど季節商品も。定期的に覗くと楽しい。
とろ~りカレーパンも美味しそうだった。あまりにも種類豊富なので今回ランチで立ち寄ったけど母と検討時間が長めに。
イートインコーナーもあり、今すぐ食べる場合は温めてもらえた。嬉しい。

そしてパンのお供にコーヒー牛乳。パックなのがまた良い♪
そしてこの可愛い顔のパンは「お侍パン」らしい。季節ネタか、鯉のぼりパンもあって一目惚れした。

駅前に美味しくて選び放題なパン屋さんあるの羨ましい~!市川駅に立ち寄った際は要チェックですね。
JR市川駅周辺の探索、老舗
その後はふらふらとJR市川駅~京成市川真間駅周辺を探索。
市川駅北口の交差点傍にある「湯浅乾物店」。

こちらは昭和12年創業の老舗。街道沿いには古くからの金物店や青果店等並んでいたが、今ではビル化してしまい湯浅乾物店が珍しい存在に…
入ってみると外から分からないが、店内は奥まで広く、買いやすい商品が並んでいた。

湯浅乾物店のすぐ近く、街道の中心に碑がこっそりと建っている。
探してる「市川町道路元標」!スマホで拡大するには限界があるので今度一眼で撮らなければ。それにしても交通量が多く厳しいな…

市川町道路元標の近くに「三本松石碑」もある。今は全く面影が無いが市川の名所だった松。車社会になり視界に入るので邪魔になったのだろう、今は伐採されて木々さえも無くなっている。(10年以上前に成田街道歩いていた時はあったので景色が変わっていて驚いた)
その後は、京成市川真間駅へ向かう真間銀座通りへ。東京ベイ信用金庫の脇道にレトロなホテルの看板。
そしてこの通りにあった料亭「白藤」は解体されて更地になっていた。地元の方から情報を頂き解体されたことは知っていたのだが改めて目の前にすると何とも言えない気持ち…
そして隙間から覗いてみた。こんな広かったの?!
料亭大松に続き、白藤も… 市川真間の花街の面影も消えて行く。
また、銀座通りの裏手にある「砂河原」は貸スペースとして使われているが一度見学してみたい。

この日は、ペルシャ絨毯の販売会が行われていた。
そして、京成線沿線の永井荷風も通ったという古書店「智新堂書店」へ。戦前の千葉県の偉人をまとめた本を購入した。

場所は映り、JR下総中山駅近くの高架沿い。
人形ケース・額縁・ファンシー文具の製造卸「ユタカ商店」。閉店していそう。
2009年のストリートビュー
2014年頃まで営業していた様子。

その向かいにある、移転する前の「リコッタ」さんへ立ち寄った。レトロな雑貨や古本を扱っていて、茨城の方へ今度移転された。

最後にまた別のところで手に入れた千葉県の資料。所せましと千葉県の観光と産業についてイラスト入りで描かれている。じっくり観察した記事も作りたいな~

(訪問日:2022年4月)
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個人的なことで恐縮ですが、わたしは「看板建築」が好きなのです。
だって、ちょっと横に回れば、看板建築ってすぐにわかるのに、小さな一般家屋を精一杯「ビルふう」に見せかけているから。
何と言うか、そのいじましさに泣けて来るのです。
ところが、最近、その逆が現れました。これも「看板建築」にはちがいないのですが、これまでの「いじましくて泣けて来る」のではなくて、何とも無粋(ぶすい)な「残骸貼りつけ建造物(=低俗看板建築)」とも言うべきものです。
それは、とにかく「コスパ第一」とばかりにデデーンと高層ビルを建てて賃料を荒稼ぎする一方で、わざとらしくその高層ビルの1階部分に、もとの建物の残骸を【貼りつける】というものです。古いものを残しているようで、景観のアンバランスと言ったら、この上ないのです。まさに「景観破壊建造物」。
そもそもどうしてそんな建築物を建てるのかと言えば、「お金」なのです。景観よりも「お金」命。そういう生き方のあらわれが「残骸貼りつけ建造物(=低俗看板建築)」です。
その視点で街の景色を見てみると、面白いです。「残骸貼りつけ建造物(=低俗看板建築)」は、いまの「はやり」かもしれません。都内でも至る所で見られます。
◆ 歌舞伎座(東銀座)←もう泣きたくなるぐらい無粋です。考えても見てください。これって、金閣寺と高層オフィスビルを合体させるみたいなものですから。
◆ KITTE(東京八重洲)←こちらもかつての建物を知っている者としては、号泣建築物。高層オフィスビルの外壁に貼られているのは、かつての東京中央郵便局の残骸…と言うか、亡骸(なきがら)。
◆ 九段会館(東京九段下)←かつて京都タワーがくそみそに言われましたが、この「残骸貼りつけ建造物(=低俗看板建築)」については、いわゆる「町歩き評論家」みたいな人も、ほとんど何も言いません…、て言うか、その建造物の裏にある「拝金主義(お金ダイスキ)」が見えていないのでしょうね。
そして、今回明里さんがレポートしてくれた「湯浅商店」。これも…「残骸貼りつけ…」なのですが、新しくなった「湯浅商店」には、もうひとつ「トテツモナイ…超ド級の秘密」があります(←行けば誰でもわかります)。
それは、店舗が2つの(まるで線対称のように同じ作りの)売り場に分かれていて、そして、同じような「レジ」がそれぞれの売り場にあるのです。←何と言うか、おかしな作り。
え…?ドウシテ…?ってふつうは思うはずです。だって、まるで2つの同じような店舗が、同一敷地内に入っている感じだから。
商店街の八百屋さん(個人商店)で、売り場が2つに分けられて、レジも2つ設けられて…という作りになっていたら妙ですよね。でも、湯浅商店の作りって、そうなっているのです(←これは、行けばすぐわかる…、どうしようもなく不思議な作り)。そして、ドウシテこういう作りになっているのか…よ~く考えてみると(もし、その正解がわかったら)あなたはその複雑に絡み合ったオトナの事情に、深いため息をつくでしょう…、あるいは、人間てヤツは…と、そんなふうに思うかもしれません。
湯浅商店で売ってる、梨麺がおすすめですね。ここを含めて2~3箇所でしか売ってません。
DADAさんコメントありがとうございます!
今度買いに行きたくなりました(o^―^o)