「いすみ鉄道」千葉県のローカル線・いすみ鉄道に乗車! -大多喜⑴
千葉県のローカル線めぐり。今回は「いすみ鉄道」に乗車して、大多喜へ行ってきました!
以前から菜の花で有名ないすみ鉄道ですが、私は初めての乗車!長閑な房総の旅気分を少しでも提供できたら嬉しいです。
いすみ鉄道とは?
いすみ鉄道は、国鉄特定地方交通線だった「木原線」を引き継いだ鉄道路線。
昭和5年(1930)に開業した「木原(きはら)」というのは、大原と木更津から採られたもので、久留里線と結ぶ、木更津ー大原間の路線として当初は計画された。
だが、上総中野ー上総亀山の間は建設されず。久留里線が行き止まりの路線であることはいすみ鉄道との歴史で紐づく。
昭和63年(1988)に、いすみ鉄道に転換され、経営不振に陥っていたこともあるが、様々な取り組みが行われている。
大原駅から「いすみ鉄道」で旅へ!
外房線「大原駅」からいすみ鉄道へ乗車。初めてのいすみ鉄道の乗り換えにちょっとドキドキしていたが、「菜の花列車のりば」と大きな看板があるので迷うことはないだろう。
乗る前に、乗車券を購入しよう。
ようこそいすみ鉄道へ
レトロな看板がお出迎え。外房線のホームと隣同士のはずなのに、見える景色が変わるのが面白い。
ちなみに、養老渓谷へつづく小湊鉄道は何度も利用したことがあるが、いすみ鉄道は初めて。
菜の花といすみ鉄道の写真を撮影している人も多く、房総の名所となっているので一度訪れたいと思っていた。
これが噂の「菜の花列車」か~
訪れた平日の夕方の時間。高校生が多かった。たぶん、高校生の帰宅時間と被ったのだろう。
毎日いすみ鉄道を利用している人にとって、私のような観光客はどう映るのだろう?
大原駅に飾られているカラフルなイラスト。街の人々に愛されているローカル線の姿が浮かびあってくる。
今回は、目的地・大多喜駅まで。
時間があれば、いすみ鉄道も各駅ずつ降りて探索したいところだが…本数が少ないのでちょっと厳しい。
いすみ鉄道の車窓から
いすみ鉄道。今回私が乗ったのは、後乗り前降り制のワンマンカー。
都心近くに住んでいると、ワンマンカー自体が珍しい。
長閑な房総の自然を眺めながら揺れている時間がすきだ。
駅の看板が新しくなっていないのも、哀愁があるな。
途中から、テレビかなんかの撮影が乗車してきた。
広くはないいすみ鉄道の車両に、カメラマンやスタッフなどが10人ほど。ロケ地としてもよく利用されているだけに、こういう場面も日常茶飯事なのかもしれない。
関東の駅百選「大多喜駅」に到着!
いすみ鉄道から小湊鉄道に乗り換える人も、大多喜駅で降車。
大多喜駅は「関東の駅百選」に選ばれている、いすみ鉄道のメインの駅。
大多喜の街のシンボルである戦国武将の顔パネルも!
観光地として有名なだけあって、駅舎も活気がある。
駅から徒歩15分ほどで大多喜城へたどり着くらしい。コロナの影響で休館だったのでこの日は立ち寄らなかったが…
大多喜駅の外観がこちら。風見鶏がデザインされている洋風な駅舎。
大多喜は「房総の小江戸」と呼ばれているらしい。
以前、駅にあった売店は駅の目の前にある観光案内所に移転したそうだ。
平日は1日フリー乗車券が1200円。土日は1500円。長閑な車窓を眺めて、気の向くままに駅を降りる。
いつかそんな旅がしたいなと思った。次回からは大多喜の記事です~
(訪問日:2021年3月)
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