いすみ鉄道「西畑駅」夷隅郡大多喜町。駅前と中野商店街

いすみ鉄道に乗って大多喜の古民家宿へ…最寄り駅は、「西畑駅」。今まで降りたことが無い駅なので西畑駅周辺を探索しました。
いすみ鉄道「西畑駅」下車
千葉県夷隅郡大多喜町庄司。大多喜にある「蔵の宿」に宿泊するため、いすみ鉄道に乗って最寄り駅の西畑駅(にしはたえき)で下車。初めて降りたな~
丸い窓が印象的な待合所がある無人駅。

昭和12年(1937)、当時の国鉄木原線の駅として開業。なんと、第二次世界大戦末期から戦後直後は営業が休止されていたという。
西畑駅の由来は、昭和29年まで存在した西畑村からだと考えられる(『角川 日本地名大辞典』より)。
西畑の地名自体は戦国期から見え、明治22年に23か村等が合併して西畑村に。湯畑に大正3年に役場が設置されたという。
林業が盛んで木材・薪炭の産出が多く、生糸・鶏卵の生産がこれについだ。近年タケノコの生産も行われるようになり、特産物となった。
猫ずらし駅とも言われてます。
駅の北側には国道465号、住宅が点在しているが営業中のお店は無い。

西畑近くの大多喜町立西小学校。門柱から見て歴史のある雰囲気を感じたが、西小学校のホームページによると、明治期に創設され合併が行われ、現在の位置に「西畑高等小学校」として新築されたのが明治34年。

現在の校舎は平成5年に新しく建替えられたもの。平成25年に大多喜町立西畑小学校と大多喜町立老川小学校が統合し、大多喜町立西小学校と改称に。
2014年のストリートビューを見ても既に営業していないが交差点の角には元商店らしき建物が2軒。

電話ボックスと郵便ポストが往時の雰囲気を伝えている。
宿へ向かうため国道を北へ。

中野商店街?旅館?
川の手前、右手に歩道から分かれた下る道がある。しかも奥に商店街の街灯…?

街灯には「中野商店街」とプレートが。隣にある木造の建物もお店だったのだろうか?窓の多さから考えると旅館のようにも見えるが建物の写真を撮るのを忘れてしまった。

営業しているお店が一軒も無いのに商店街の街灯があるのは意外だった。

西畑川に架かる湯倉橋。かつての湯倉村へ。

橋を渡って右手に重厚な屋根を構えた古民家が残っていた。茅葺屋根が覆われているのだろうか。素晴らしいなあ。

向かいにはコンクリート製の大きな蔵。米蔵かな?その正面に農協があったので農協の倉庫だろうか。


その先、国道沿いに今回の宿「蔵の宿」がある。西畑駅から歩いて15分くらいだった。

蔵の宿のレポートは次回の記事にて!
(訪問日:2022年2月)
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