千葉市「磯辺中央SC」磯辺第一団地に存在した商店街を探して
千葉市の団地にある商店街めぐり。今回は、検見川浜駅から歩いて磯辺第一団地の近くにある「磯辺中央ショッピングセンター」へ。現在の様子は…
京葉線・検見川浜駅へ
千葉県千葉市美浜区真砂4丁目2。京葉線「検見川浜駅」へ到着。開業は昭和61年(1986)と新しめの駅。というのも、この辺りは埋め立て地帯であるからだ。
検見川浜駅南口から南へ。
公園にパンダの遊具が。千葉市内の公園の遊具はユニークなものが多いので、ついつい公園を覗きたくなってしまう。
磯辺第一団地の西側にある、北磯辺公園付近へ。
磯辺郵便局のとなりはデイサービスの建物。この辺りに商店街があると聞いたのだけれど…
デイサービスのある交差点を北へ。商店街がある雰囲気ではないが、とりあえず周辺を探索してみることに。
磯辺中央ショッピングセンター?
デイサービスの建物の北側、新しめの5階建てのマンションが建っている。
この場所に商店街があると聞いた。しかも、Googleマップにも「磯辺中央ショッピング」と書いてあるので間違いない…
果たしてどこが商店街なのか…グーグルマップも誤情報か?と思ったが、マンションの1階に店舗が数店舗あるみたい。
手前は駐車場、クリーニング店、美容室、青果店が営業中。
クリーニング店の隣、あまり目立たないが「長谷川青果」が営業中と書いてある。同じ入り口なので少し入りづらいなと思ったが、商店街のことを知っていそうなので買い物ついでに質問することにした。
店内の右側に青果店。最初にびっくりしたのが、店主のおじさんの美しい声。プロの方かと思うくらい綺麗な声で聞き惚れてしまう…
また、「今日仕入れたから安いよ~」などと今日のおススメの野菜を教えてくれる。昔ながらの青果店が健在だった。
商店街は47年ほど前にできたというが、2011年の東日本大震災の影響で液状化が酷く、建物が傾いたので建替え、現在のような形になったという。
東日本大震災の影響が千葉市内はひどかったと聞いたが、商店街にも影響があったとは…この場所が埋め立て地帯であることを実感する。
おじさんの美しい声は、長年の青果店の仕事によるものだろうか。近所にあったら通いたくなるお店だなと思った。
2010年、建替える前のストリートビュー
デイサービスの隣に確かに商店街がある。2階建て、1階が店舗となっている。あまり詳しくは分からないが、酒屋、鮮魚店、薬局など現在よりも多くの個人商店が並んでいる。
商店街が新しい形になっても続ける青果店。スペースは狭くなったがこれからも商店街の歴史を伝えてほしい…
追記:地元の方より
地元の方に商店街について情報を頂きました。ありがとうございます!
嘗てスーパーYac’sがあり向かいに商店が6、7件軒を連ねていました。S54〜H初期辺りが最盛期でしょう。京葉線が通りコンビニが生まれ稲毛には忠実屋、ジャスコが出来幕張が開発され消費行動が変わって行きました。公園や空地が沢山あり遊ぶには事欠かなかったと思います。
また、商店街の図面も。
貴重な情報ありがとうございます!
また、磯辺小学校の東側、現在マンションになっている辺りにもスーパーと商店街が存在したらしい。現在は郵便局があるのみ。
磯辺はS54頃始まったベッドタウンで団塊世代がどっと流入して来ました。当初スーパーがここしか無く社交場にもなっていました。
現在、小学校も2校廃校に…
時代の流れは早い。
パンダの遊具
商店街から検見川浜駅へ戻る途中、検見川浜駅南側の交差点の角にある公園で見つけたのは…
普通のパンダの遊具ではない!!
お腹の部分が斑点になっていて、なんだか妙な感じ…
なぜこのようなデザインになったのだろうか。そして地元の子供たちはどう思っているのか気になる。
検見川浜駅のペリエ。また、北口にはイオンのショッピングモールもあるので買い物には便利そうだ。
次は北口にある真砂の商店街へ。
(訪問日:2021年7月)
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