【石蹴り】大石良雄(大石内蔵助)の石蹴りを発見!
今回は、ガラスの石蹴り!その絵柄は、おそらく多くの方が一度は聞いたことがあるであろう、忠臣蔵で有名な人物が描かれているものだった。
ガラスの石蹴りに馴染みが無い方も多いと思うが、ぜひ一度ご覧いただきたい。
空き地で見つけたガラスの石けり
今回は、母が空き地で見つけたガラスの石蹴り。
「空き地で石と目が合った」と母に言われた時は信じれなかったが、どうやら本物らしい。ただでさえ、土と同化しそうな茶色の石蹴りなのに、目が合うとは…信じられないくらい強運なのだなと思った。
ちなみに、母は以前にも空き地でガラスの石蹴りを蹴って見つけたことがある。引き寄せるチカラがあるのかな。凄い。
今回見つけた場所は、解体直後。敷地の奥の方に埋まっていたという。解体中に削られたのか、丸い表面がえぐられているのが哀しいが、絵柄はかろうじて全部見ることができるのが救い。
裏面も擦れていて、よく遊ばれていたものなのかもしれない。骨董市などで販売したら、完品ではないのでそんなに高値ではないと思うが、値段では計れない価値があると思う。
大石良雄(大石内蔵助)の石蹴り
表の絵柄には、人物の顔と「大石良雄」という文字が描かれている。
大石…?忠臣蔵で有名な赤穂浪士に大石内蔵助が有名だが、大石良雄は初めて聞いたな…と思いつつ、調べると、大石内蔵助の本名が良雄らしい。
江戸時代前期の武士で、播磨国赤穂藩の筆頭家老。赤穂事件、47人に中心的指導者である。
昔は今よりも、12月といえば忠臣蔵が浸透していたはずなので、子供たちの憧れのヒーローのような存在だったのかもしれない。
以前の俳優が描かれている石蹴りと違って、顔の表情が細かく描かれており、さらに周りには太陽のような△の縁取りがついている。
大石内蔵助が使用していた家紋に似ているので、こうしたマークになっているのだと推測ができるらしい。
また、普通の状態だと茶色っぽいが、光に当てるとゴールドのような輝きに…
検索しても同じような石蹴りは、あまり出てこないので貴重なものなのだろう。これからも大切にしていきたい。
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