JR稲毛西口を探索。老舗「大越酒店」、銭湯「松の湯」が営業中
今回は、稲毛駅周辺!この日は小仲台へ稲毛駅からバスに乗る予定だったが、バスに乗る前に駅周辺の以前探索できていなかった場所を探索しました。
稲毛駅ホームのホーロー看板
千葉県千葉市稲毛区稲毛東3丁目19。総武線「稲毛駅」へ。
以前の記事でも紹介したが、稲毛駅のホームには懐かしい茶色のホーローの案内看板が残っている。→JR稲毛駅と「稲毛東商店会」。”潮干狩りへの道しるべの駅”として明治初期から親しまれた駅の現在
以前は、1番線と2番線の看板を撮影したので今回は、3・4番線を撮影。
正式名称は「方面案内表示」?すべてのホームに残っているのは珍しいかもしれない。しかも千葉市、稲毛駅に残っているとは意外だ。これからも撤去されずに残ると嬉しいな~
稲毛駅前「大越酒店」
稲毛駅西口を降りてすぐにある「リカープラザ大越酒店」。その店頭に古いレジスターが展示されていた。
大越酒店が創業時に使用していたレジで、1945年日本ナショナル金銭登録株式會社製造とのこと。一代目の当主が最新式のレジスターを取り入れたと書いてある。
1945年というと、戦後すぐ?にこのような最新式のレジスターを取り入れるとは先見性があったのだろうな…
大越酒店は1941年創業、2021年で創業80年を迎えるという。
また、昭和の時代の大越酒店のイラスト?も展示されていた。現在はビルになっているので、昔は普通の酒屋さんだったのだと初めて知った。
また、商店街の街灯もどんぐりのような形で素敵。駅前は整備されて綺麗になったけれど、昭和の時代の街並みの温かさは戻ってこない。
今回入らなかったが、リカープラザ内には「赤とんぼ」という喫茶店もある。
昔ながらの喫茶店らしい。稲毛駅前には「三本コーヒーショップ」もあるので喫茶店が好きな方はぜひ。
銭湯「隆の湯」?
稲毛駅西口の近くで気になっていたのが、稲毛東3丁目にあるアパート。「稲毛隆の湯ハイツ」と看板が出ている。
以前、千葉市の銭湯一覧をまとめた時に、昭和44年の銭湯名簿にも銭湯「隆の湯」が存在したことを知った。情報が全然なかったので、現在もアパートとして銭湯の名称が残っていることを確認したかったのである。
銭湯跡地から西へ、住宅街を進むと中華料理屋「ひょうたん丸」というお店があった。
現在、この周辺は駐車場になっているが飲食店がいくつも存在したようだ。
銭湯の帰りに立ち寄る人も多かったのだろうか…
また、さらに西へ歩いていると!コンクリート製ゴミ箱が健在だった!千葉市内で残っているのは珍しい~!
コンクリート製ゴミ箱は東京オリンピックを機に撤去され、街中で現存しているのは少なくなっている。
また、玄関口には「押売ゆすりたかりお断り」のホーロー看板。東金市で見かけたことがあるが、千葉市内では初!
昭和の面影が残っている木造2階建ての古民家。左奥に見える高層マンションとの対比が時代を映しているようだ。
銭湯「松の湯」営業中
そして沿線の銭湯を目指して歩いている途中、線路沿いに個人商店が並んでいた。
京成千葉線に架かる橋を渡ると銭湯が見えてくるはず…
線路の反対側に大きな煙突が見えてテンション上がるな~
昔ながらの煙突が残る銭湯。撤去されている銭湯も多いので貴重な風景です…
千葉市稲毛区稲岡町9-11にある「松の湯」。浴槽は3つ。
グーグルマップの口コミで”千葉の銭湯で一番のお湯”と書いている方がいてきっと素敵な銭湯なのだなと思う。
昔は稲毛駅周辺にもいくつか銭湯があったが、松の湯が最後の一軒。
まだ営業時間前だったので開いてなかったが、稲毛駅・京成稲毛駅の両方の駅からも近いので今度入ってみたい。
また、銭湯の裏に回ってみると炎が見えた。昔から変わらず薪で焚いているお湯は、スーパー銭湯では感じられない癒しを得られるんですよね~
銭湯から稲毛駅へ戻る途中、住宅街で見つけた「ふらまんカフェ」。どんなお店なのだろう?
(訪問日:2021年8月)
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