稲毛の銭湯「松の湯」京成沿いに見える煙突、昭和40年代からの銭湯 

稲毛の銭湯「松の湯」京成沿いに見える煙突、昭和40年代からの銭湯 

千葉市、稲毛区にある銭湯「松の湯」。

入浴レポートは2022年夏時点のものだが、2023年に入ってから休業の情報もある。もし気になっている方がいたらお早めに…

稲毛「松の湯」入浴

千葉県千葉市稲毛区稲丘町9−11。場所的には、JR稲毛駅、京成稲毛駅両方から離れている京成千葉線沿い。

千葉市立稲丘小学校の東側にある昔ながらの銭湯「松の湯」さん。

松の湯

アパートの1階部分が銭湯となっており、もくもくと黒い煙が煙突から見えるので遠くから見てもよくわかる。

入口
煙突

住宅街の中にそびえ立つ煙突。最近は近隣の騒煙問題によって煙突が撤去される銭湯の話も聞くので、変わらない景色にホッとする。

存在感のある煙突

この日は母単独で松の湯に立ち寄ったらしい。後日、私も仕事帰りに松の湯を利用。

牛乳石鹸の暖簾

 

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暖簾をくぐり入るとフロント形式で右手奥が女湯。

今写真を見て気づいたが、フロント上に松の湯の透かしガラスが飾られている。もしかして、今の建物になる前の建物入口に存在した欄間では?次行った時に聞いてみよう。

入口より

話を伺うと昭和41年創業とのことで、現在も創業者夫婦が営業を続けている。裏手で薪を沸かすおじいさんの姿に感謝がいっぱいです。

カウンターに若い女性?とびっくりしていると、孫娘さんらしい。いつまで続くか分からないけど…という感じだったので銭湯経営の大変さを物語っている。

私が訪れた平日夜。地元の方が数名いて、もちろん撮影はできないので母が代わりに描いた簡易的なイラストからご紹介します。

脱衣所には常連さんの荷物あり、浴室は3か所の浴槽が縦に連なっている。スチームサウナは休止中だった。

そして浴室正面には「西伊豆23.4.4」と書かれた銭湯絵師・丸山清人氏の富士山!10年近く経ち色褪せても存在感のある美しい絵だった。

「シャンプー・ボディーソープの備え付けナシ」とあるように、持ち込んでいる方が多いが、フロントで購入も可能。タオルもレンタルできるので手ぶらで入浴可能である。

そして2023年に入って休業とのお知らせが入ってきた。

やはり難しいか…と思っていた処、

2023年9月。Googleマップの口コミに、時短営業・臨時休業のお知らせが。

具合が悪いとのこととても心配ではあるが、もし気になっている方がいたらお早めに。私ももう一度温まりに行きたいな。

 

追記:千葉県銭湯大使さんのTwitterによると、休業中。

https://twitter.com/Sento_Chiba_amb/status/1714588460303167576

https://twitter.com/Sento_Chiba_amb/status/1725799519823319120

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稲毛松の湯周辺の景色

松の湯周辺で気になった景色。近くには千葉市立稲丘小学校がある。

千葉市立稲丘小学校

昭和26年開校とのことだが、校庭の脇に古めの門柱が残っていた。今は使われていなさそう。裏門?

古い門柱があり

小口海苔店は営業中。今はあまり面影が見られないが海岸線が近かった頃の稲毛の風情を今に伝えている。

小口海苔店
海苔屋さん

 

 

(訪問日:2023年6月)

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